『ヴァンパイヤー戦争』とは?
『ヴァンパイヤー戦争』
OVA版『ヴァンパイヤー戦争』
今回はこちらのOVA版『ヴァンパイヤー戦争』について、その内容を振り返っていきます。
OVA版『ヴァンパイヤー戦争』の本編動画・ストーリー
ある日、謎の暴漢たちから襲撃を受ける鴻三朗。彼が気にかけていた娼婦も騒動に巻き込まれ、その顔には原型を留めないほどの暴力を振るわれてしまいます。激高した鴻三朗は脅威的な戦闘力を発揮し、たちまち暴漢を倒していきますが、麻酔銃による狙撃を受けて意識を失ない、そのまま捕らわれの身になってしまいます。
麻酔が覚めて意識を取り戻すと、鴻三朗は全身を雁字がらめに拘束されていました。鴻三朗の身柄を捕らえてくるように指示を出したのは、フランスの対外治安総局の第二部長ということが明らかになり、鴻三朗に拷問をかけて自らの命令に従わせようとします。
鴻三朗は暴力に屈したふりをして油断を誘い、その隙をついて逃走に成功。しかし、このような目に合わせたフランスの対外治安総局が許せず、報復のため、自ら第二部長の自宅に乗り込んでいきます…
今回の騒動の背後には、太古の昔から受け継がれるヴァンパイヤーの血筋が関わっており、その不死性を巡って各国の諜報機関による熾烈な争いが幕を開けます。こうして鴻三朗は謀略の中に巻き込まれていくのでした…
OVA版『ヴァンパイヤー戦争』の魅力とは?
悲惨な末路を辿る女性キャラクターたち
鴻三朗に好意を寄せていたであろう娼婦も顔面を潰されてしまい、その後は自殺してしまっています。映像・画像としてもインパクトがあって、その手の描写を好むユーザーには堪らない演出といえるかもしれません。
あまりに酷い末路に、ついついストーリーに惹きつけられてしまいます。この後に登場する女性キャラクターの未来も気になってしまい、物語が迎える結末が楽しみになる構成が憎いですね。
豪華な声優陣も見逃せない
主人公の鴻三朗やメインヒロインであるキキも去ることながら、その脇を固める声優陣が豪華なところもOVA版『ヴァンパイヤー戦争』の魅力的な要素です。
吸血鬼一族の頭領であるミルチャの演じているのは、
シャア・アズナブル /『機動戦士ガンダム』
こちらのキャラクターでお馴染みの池田秀一さんです。
そして、鴻三朗の親友として登場したムラキを演じているのは、
南斗水鳥拳レイ /『北斗の拳』
こちらのキャラクターでお馴染みの塩沢兼人さん。
さらにはボーイ役として、
新庄直樹 /『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』
ヒイロ・ユイ /『新機動戦記ガンダムW』
海馬瀬人 /『遊☆戯☆王』
このようなキャラクターを演じてきた緑川光さんも出演されています。
意外と登場する脇役の声も聞き逃せないOVA版『ヴァンパイヤー戦争』。こんなところにもアニメ本編を楽しめる要素があって、我々ミドルエッジ世代には堪らないポイントですよね。
主人公・九鬼鴻三朗の格好良さ
しかし、女性の対しての優しさには、男としてグッとくるものがあります。自分に好意を寄せてくれていた娼婦に対し、抱いたわけでもないのに、客をとらずに自分に協力してくれたお礼にとお金を手渡す場面がありました。さらに、暴漢に襲われ、顔面をつぶされて自殺してしまったときには自分のことのように怒りを露わにしています。
メインヒロインであるキキに対し、劇中で見せる優しさも相当なものですよね。女好きであるにも関わらず、決して手を出そうとしないところは好感を持てます。
同じハードボイルド系として、
冴羽リョウ /『シティーハンター』
こちらが思い浮かんでしまいます。ギャグ路線には走りませんし、キャラクター性も違うように思えますが、じつは女性に対しての優しさや真摯なところは似ているような気がします。
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OVA版『ヴァンパイヤー戦争』のまとめ
原作の冒頭部分のみを映像化したに過ぎませんが、そのインパクトは強烈でついつい本編に惹き込まれてしまいます。悲惨な末路を辿る女性たちの場面では目を覆いたくなりますが、だからこそ、出演している豪華な声優陣や主人公・九鬼鴻三朗といった部分が輝いているように思えます。
続編OVAが制作されなかったことが残念ですが、ストーリーだけでいえば、続きは小説で楽しむことが可能です。この機会に、ぜひ記事内に掲載している本編動画をご覧になってみてください。バイオレンスとハードボイルドの融合、血生臭い世界で活躍する鴻三朗の勇姿はかっこいいの一言です。