夢がMORI MORI 基本情報
放送期間:1992年4月18日~1995年10月14日
放送時間:土曜日 23:30~ 翌0:00
制作:フジテレビ
番組のタイトル「MORI MORI」は、司会の”森脇健児”さん”森口博子”さん、そして当時はまだSMAPのメンバーだった”森且行”さんの3人の苗字につく森(MORI)が由来とされています。
他にも  ”森川美穂 ”さん、”森川正太”さん、”森末慎二”さん、”大森うたえもん”さんが出演されていて、どこまでも「森」にこだわっています。
深夜番組にもかかわらず19.4%の高視聴率を記録
■レギュラー出演者
・森脇健児
・森口博子
・SMAP
  中居正広 木村拓哉 稲垣吾郎 森且行 草彅剛 香取慎吾
・赤坂泰彦(ナレーター    初期は声のみの出演で中期から番組進行役として出演)
■コーナー企画
・スーパーキックベース
・ミュージカルコント  音松くん
■テーマソング
| 夢がMORI MORI | 森口博子 | 
|---|---|
| スピード | 森口博子 | 
| ホイッスル | 森口博子 | 
| Let's Go! | 森口博子&Dual Dream | 
| LUCKY GIRL~信じる者は救われる~ | 森口博子 | 
| もっとうまく好きと言えたなら | 森口博子 | 
| 恋していれば大丈夫 | 森川美穂 | 
| あなたのそばにいるだけで | 森口博子 | 
| あなたといた時間 | 森口博子 | 
| $10 | SMAP | 
| がんばりましょう | SMAP | 
| たぶんオーライ | SMAP | 
テーマソングのほとんどは”森口博子”さんが歌われていましたが、SMAPの曲も起用されています。
作詞・作曲に“秋元康”さんや“奥居香 ”さん、”広瀬香美”さんなど、今思えば豪華な顔ぶれです。
■「夢がMORI MORI Special Live」「夢がMORI MORI Super Live」開催
スーパーキックベースは、当時ブームになった!
レギュラーメンバーのうち、苗字に「森」の付く”森脇健児”さん、”森口博子”さん、”森且行”さん、”森川美穂”さん、”森末慎二”さん5人の「MORI MORI DREAMS」がキックベースで対戦するコーナー「スーパーキックベース」
オリジナルのルールもありました。
対戦相手はほとんどが芸能人やスポーツ選手の5人1組のチームで時々、一般公募のリーグ戦がありました。
| 打順 | 守備 | 背番号 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 森脇 | ライト | 02 | 
| 2 | 森口 | ピッチャー | 1 | 
| 3 | 森 | レフト | 3 | 
| 4 | 森末 | 3塁 | 4 | 
| 5 | 森川 | 1塁 | 5 | 
時には助っ人の参戦があったものの基本的に「MORI MORI DREAMS」はこの布陣で、対戦していました。
野球でいう「バント」のような「チョロキック」は”森口”さんがお得意で、”森”くんはでっかいホームランで得点をあげていました。
森くん!運動神経バツグンでスタイルもよくカッコよかったですよね。
「夢MORI」チームにとって「スーパーキックベース」の思い出は特別のようで、”森口博子”さんもブログで「いつの日か、みんなでキックベースやりたいなあ…」と綴っておられます。
夢がMORI MORI同窓会? | 森口博子オフィシャルブログ「MORI MORI BLOG」Powered by Ameba
「キックベース」はサッカーボールを使って野球のようなルールで行うスポーツです。発祥は1917年頃のアメリカだそうです。
日本では、「夢MORI」の「スーパーキックベース」から火がついて90年代にブームになっていました。小学生が真似ていましたね。
ミュージカルコント 音松くん SMAPは6人兄弟だった!
 
  	”森口博子”さん演じるダンス教室を営む「音博子(おと・ひろこ)」の「六つ子」の弟達という設定で、名前の由来は「おそ松くん」をもじったもの。
今から思えば、SMAPのメンバーカラー(イメージカラー)はここから決まったんですね。
音松くんのテーマソング「スマイル戦士 音レンジャー」♪  6人で歌ってましたね。こちらは、「スーパー戦隊シリーズ」のパロディー(笑)
ですが、1992年10月10日にCDがリリースされ11月6日放送のMステに”音松くん”として出演「スマイル戦士音レンジャー」を披露。
それぞれに決め台詞が・・・
「いつか見ていろ 青松 ウォー」
「次は僕だと 白松です」
「華麗に黙々 黄松でインド」
「ぐっとこらえて  桃松ラマン」
「緑松  心はエコロジー」
「燃える赤松  レッド・サン」
作詞は「MORI MORI 」になっているので、「ツッコミ待ち」という事で(笑)
そして、2006年5月1日放送の「SMAP×SMAP」で、白松(森くん)を除く5人で「音松くん リターンズ」として復活。
みんな若い!可愛い!
照れくさそうですが、何だか楽しそうですね。でも、やっぱり6人兄弟がよかったな。
SMAP(Sports Music Assemble People)体を張ってチャレンジ!
SMAP命名の由来「Sports Music Assemble People(スポーツと音楽をするために集められた人々)」の通り、コーナー企画以外にも体を張って色々チャレンジしていましたね。
【smap/スマップ】1994年:SMAPが出ていた頃の「夢がMori Mori」♪ 森口博子・森脇健児・高田延彦・陣内貴美子・パンチョ伊東・フジアナウンサーらによるキックベースも今じゃ貴重♪ - YouTube
歌やダンス以外にも、水泳やバスケットボール、腕相撲・・・料理にもチャレンジしたり、
「キャベツ切り競争」まで。
この頑張りが、後の冠番組「SMAP×SMAP」へと引き継がれています。
夢がMORI MORI はSMAPの原点!
SMAPはデビュー当時  ポスト”光GENJI”と期待されていましたが、アイドル氷河期という時代の流れもありCDセールスは振るわず、“夢MORI”でジャニーズとしては前例のないバラドルの道を切り開いていく事になります。
「夢がMORIMORI」はSMAP初のレギュラー番組ですが、その起用についてTV局関係者によると、
「ジャニーさんに頼まれたから」(笑)
ジャニーさんも必死だったんですね。
まだ駆け出しのSAMPは出演者の中では格下、プロデューサーに怒られコントを撮り直した事もあったようです。
「すっげぇ怒られました。すっごい・・・。コント撮り直しになりました『ナインティナインがアレだけ取り上げてくれているのに、迎え入れたお前らはなんなんだよ!?』って。実話ですよ」
と、キムタクが「めちゃ×2イケてる!」で語っていました。
あの頃はバラドルが活躍していた時代で、”森口博子”さんも”森脇健児”さんも超お忙しかったですよね。
“夢MORI”でSMAPを知った!好きになった!というファンが多く、SMAPの方向性を決定づけた原点と言える番組です。
「音松くん」から「国民的アイドルグループ」へ
そして、日本中に激震が走った「SMAP解散」
いつか又、「六つ子」の兄弟に会いたいなぁ・・・。
最後までおつき合い頂きありがとうございました。
 
     
    



