『レリックアーマーLEGACIAM』とは?
Wikipedia - レリックアーマーLEGACIAM
『レリックアーマーLEGACIAM』のストーリー
科学水準は遥かに高く、未来都市を思わせる惑星リバティア。その田園にはアルシアという女の子がおり、塔の研究をしている祖父エルゼフと暮らしていました。エルゼフは着ぐるみと呼ばれるロボットアーマーを持っており、その機体の名称はレガシアムといいます。
レガシアムは女の子しか搭乗できないといった特性があり、エルゼフは孫娘のアルシアが操縦できるよう改修・調整を進めていました。
ある日、政府からエルゼフとレガシアムを確保するように命じられた部隊が現れ、自宅を襲撃されてしまいます。エルゼフは捕らえられてしまうも、レガシアムはアルシアが搭乗し、部隊の追手から逃げ延びることができました。しかし、逃走の際に燃料を使い果たしてしまい、身動きが取れない状態に。
レガシアムとアルシアは騒ぎに気付いて駆けつけてくれた友人ドロシーとブリックに助けられ、捕らえられてしまったエルゼフの救出に向かうのでした。そうこうしているうちに塔の活動は本格的なものとなり、人類の精神や身体にもとうとう悪影響を及ぼすように…
『レリックアーマーLEGACIAM』の本編動画
『レリックアーマーLEGACIAM』の魅力とは?
その1.主人公アルシアのキャラクター性
美少女とロボットを組み合わせたアニメは、それほど多くはないものの、いくつか存在しますので、それらの主人公たちと比較してみたいと思います。
こういった美少女とロボットものの組み合わせでは、主人公キャラクターは男性顔負けの熱血漢といった傾向があるように思えます。しかし、『レリックアーマーLEGACIAM』の主人公であるアルシアはおっとりしていて、熱血漢という言葉からは遠い存在です。
あくまで祖父の研究を手伝うためにレガシアムに搭乗しているのであって、彼女の自らの意思によるものではありません。そういった意味では、女の子らしい女の子で、ロボットものアニメの主人公としては珍しいタイプといえますね。
そういった主人公のキャラクター性も『レリックアーマーLEGACIAM』の大きな魅力だと思います。可愛らしくて、萌えてしまう男性諸君も多いのではないでしょうか。
その2.レガシアムの美しいメカデザイン
その中で、レガシアムは白を基調とした色彩に、リアルロボットに見られるようなら繊細なデザインを採用しています。『機動戦士ガンダム』でいうビームサーベルのような武器を装備し、背面・脚部に備えられたスラスター機構で飛行することも可能です。まるで翼のように描かれているジェット推進のエネルギーは美しいの一言です。
その3.未完で終わっているという事実
記事の冒頭でもご紹介しているように、
じつは終わりを迎えていない『レリックアーマーLEGACIAM』。
アニメとしての完成度が高いだけに、今となっては勿体ないと思えてしまいます。しかし、未完だからこそ、視聴後のモヤモヤがいつまでも残ってしまい、ユーザーは色んな展開や結末を想像してしまうのだと思います。
途中で終わってしまうなら、スッキリしないから観たくないというユーザーもいるでしょうね。でも、それは中途半端な終わり方をしている『ヱヴァンゲリヲン』シリーズと同じ感覚といえるのかもしれません。『レリックアーマーLEGACIAM』は、まさにそんな終わり方をするアニメで、そこに面白みがあるような気がします。
『レリックアーマーLEGACIAM』の関連商品
『耐熱装甲レガシアム・塔の戦士』
内容&あらすじ
こちらは記事で紹介している『レリックアーマーLEGACIAM』とは違いますが、世界観や設定を踏襲した内容となっています。原作者である北爪宏幸さんも制作に関わっており、『レリックアーマーLEGACIAM』では明かされなかった塔の謎を究明したものとなっていて、これはこれで面白いですよ。
『レリックアーマーLEGACIAM』まとめ
最後にTwitter民による『レリックアーマーLEGACIAM』の口コミを一部抜粋して、記事を締め括りたいと思います。
悪い評価のコメントは、ほぼないです。どれも良作アニメとして『リックアーマーLEGACIAM』の魅力や続編が望む声を発信するものばかり。現在のアニメ作品がどこかに置き忘れてしまった面白さが詰まっていますので、この機会にぜひ本編をご覧になってみてくださいね。