【訃報】現役最年長芸人、内海桂子さんが97歳で死去。
現役最年長の漫才界の大御所として、昭和から平成の荒波を駆け抜けた芸人・内海桂子(本名:安藤良子、あんどう よしこ)さんが、8月22日に多臓器不全のため都内の病院で亡くなっていたことが明らかとなりました。97歳でした。
第一報はこちらです!
内海さんは1922年、東京都生まれ。1938年に浅草橘館で初舞台を踏み、1950年には内海好江を弟子に取る形で音曲漫才コンビ「内海桂子・好江」を結成。1997年に61歳で好江が亡くなるまで、コンビでの活動を展開していました。好江の死後はピン芸人へと戻り、1998年には漫才協団第5代会長に就任。1999年には24歳年下のマネージャー・成田常也さんと結婚し話題となりました。なお、葬儀については既に近親者のみでの密葬が行われたとのことです。
現役最年長芸人、内海桂子とは?
半世紀にわたりコンビで活動。
“アラ百”の最古参芸人として、「師匠」の名でも親しまれた内海さん。1950年に林家染団治の紹介で内海好江とコンビ「内海桂子・好江」を結成、1958年には第4回NHK新人漫才コンクールで優勝、1982年には芸術選奨文部大臣賞を受賞、1989年には紫綬褒章を受章するなど、東京演芸界を牽引する存在として昭和から平成を駆け抜けました。
 
  	晩年はツイッターを頻繁に更新!!
1997年に好江が亡くなってからは、ピン芸人として東京演芸界の重鎮として君臨。1998年には漫才協団の会長、2007年には同名誉会長となりつつ、現役の芸人として今年の1月まで舞台に上がっていました。また、2010年にはツイッターを開始。自らのメッセージを毎日のように発信し続けていました。最後のツイートは4月14日に投稿され、新型コロナウイルスにより休業を余儀なくされる商店を心配する気持ちを吐露していました。
このように、生涯にわたり現役であり続けた内海さんの漫才界に遺した功績は、今後も語り継がれていくに違いありません。ご冥福をお祈り申し上げます。
内海桂子公式ツイッター
内海桂子 @utumikeiko Twitter
 
     
    




