1990年後半、コナミの音ゲーブームに・・・
音ゲーのジャンルを作り上げたビートマニア。
コナミが特許を保有している為、他社では同じものを作れませんでした。
同業他社のメーカーさんはコナミの大ヒットに指をくわえてみていたかというと・・・
VJ
コナミが激怒するのは当然だったのですが・・・
当時のVJ販売の営業担当は、音ゲーではなく、ビジュアルゲームなので問題ないですよ~と、半ば開き直って各地のゲームセンターに販売してました・・・。
当時の私はゲームセンター運営の会社にいましたので大丈夫かいな?と、思っていましたが、付き合いで1台だけ購入。某神奈川のゲームセンターで稼動させましたが・・・売上げ悪いじゃん!ビートマニアの半分にもならない・・・
※当時、ビートマニアは20台以上ありましたが、どの店舗のビートマニアよりも売上げが悪い・・・
ゲーム場経営の私たちのような業者はメーカーに関係なく仕入れを行っていましたが、問題なのはメーカー直営店舗。
他社メーカーさんの商品は人気があってもなかなか入れられない・・・
当時のナムコ直営店にもビートマニアが入っている店舗はありましたが少数。VJのが大量導入されることに・・・
年二回、大々的なゲームショーが当時は流通センター、幕張メッセで行われていたのですが、その際、コナミとセガの社長がばったり出会い
セガ「最近、コナミさんはビートマニアが調子いいですな~」
コナミ「いやいや、まだまだで。セガさんの直営店でも是非ビートマニアを入れてくださいよ~」
セガ「ワハハハ・・・」
コナミ「アハハハ・・・」
セガ「・・・」
コナミ「・・・」
という会話を耳にしたそうです。