【畑正憲】ムツゴロウの愛称で有名な動物愛好家!経歴やエピソード・代表作など

【畑正憲】ムツゴロウの愛称で有名な動物愛好家!経歴やエピソード・代表作など

北海道に『ムツゴロウの動物王国』を設立され、自然や動物をこよなく愛する人物として有名な畑正憲さん。作家やエッセイストといった顔ももち、プロ雀士として、麻雀の腕前が凄いことでも知られています。今回はムツゴロウさんに注目し、生い立ちや活躍ぶりを振り返っていきますので、ぜひ記事をご覧になってください。


バイタリティ溢れる畑正憲さん

畑正憲さんのプロフィール

畑正憲さんの経歴

生い立ち

大分県立日田高等学校から現役で東京大学理科Ⅱ類に合格。当時の理科Ⅱ類は理科Ⅲ類の内容を含んでいたという経緯もあり、父親は医学部医学科への進学を望んでいたそうです。しかし、父親の望みとは裏腹に、ムツゴロウさんは動物学を専攻されました。学部卒業後、大学院理学系研究科修士課程に進学して、アメーバの生物学研究に携わるようになります。この研究を進めるうち、文学に生きるか、研究者として生きるかを悩むようになり、精神的に追い詰められ、突如として研究室から姿を消してしまうのでした。

大学院の研究所から姿を消したムツゴロウさんは学習研究社の映像部門に就職して、理科などの学習映画の制作に携わるようになります。しかし、会社の巨大化によってもたらされた環境変化が肌に合わず、そのまま退職してしまいました。

社会人としての生活ぶり

その後、文筆家として作家デビュー。エッセイストとして、小説家として、数多くの作品を生み出しています。1967年に発売された『われら動物みな兄弟』では、日本エッセイスト・クラブ賞を獲得されました。

ムツゴロウ王国の開園

これらの作品に触発され、『ムツゴロウ動物王国』『ムツ牧場』の共同生活に加わることを希望する若者も現れるようになります。こういった暮らしぶりがテレビ番組として放送されるようになると、当時はシリーズ放映されるほどの人気ぶりを誇りました。
北海道で培ったノウハウを活かし、都会の人たちにも動物に触れ合ってもらいたいというコンセプトで、2004年に『東京ムツゴロウ動物王国』を設立。北海道には僅かなスタッフや動物たちが残り、『東京ムツゴロウ動物王国』に注力するようになります。しかし、集客は伸び悩み、約3年後には閉園して北海道に戻ると発表されました。
ムツゴロウさんも個人で3億円に上る借金を背負いましたが、執筆・講演といった活動の収入によって、8年かけて返済されたそうです。

畑正憲さんのエピソード

プロ雀士としての腕前

徹夜での麻雀を好み、ムツゴロウ王国では誰かがぶっ倒れるまで麻雀を打つこともあったそうです。“雀鬼”という表現がありますが、まさにムツゴロウさんのためにある言葉といえるでしょう。

とても好奇心が強い

また、食べ物への興味も尽きず、原生動物や海綿動物・腔腸動物・扁形動物といった珍しいものの味を自らの著書に記しています。とあるテレビ番組で、アメリカに生息する巨大ナメクジを丸ごと全部食べたというから驚きです。

ムツゴロウという愛称の由来

他にも出版社のスタッフがペンネームとして命名してくれたという説もありますが、その理由は定かではありません。命名された時期は分かりませんが、顔立ちが魚類のムツゴロウに似ているというのは、失礼ですけど、少しだけ分かる気もしていまいます。

畑正憲さんの主な代表作

エッセイ

『われら動物みな兄弟』

内容&あらすじ

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