ノストラダムス、ツチノコ、UFOが流行
1973年に五島勉の「ノストラダムスの大予言」が発刊され大ヒット。
「1999年年に人類は滅亡する」という衝撃と恐怖で話題になり、その後日本はオカルトブームになりました。
この頃から超能力者、霊能者、UFO、UMAなどが登場テレビ番組で放送されるようになり子供たちはツチノコを探し、学校で集合写真をとれば皆んなで心霊写真探し、屋上に上がって輪になってUFOを呼ぶ儀式。
大人も本気でネッシーを探しに行っていた人もいました。
「あなたの知らない世界」
映画「エクソシスト」
ユリ・ゲラー
1974年に来日し、「11PM」「木曜スペシャル」などの番組に登場しスプーン曲げを披露した超能力者ユリ・ゲラーは日本で超能力ブームを起こしました。
当時、学校の給食のスプーンや家のスプーンを曲げて(力技で)怒られた経験がある子供も多いのでは?
子供を恐怖に陥れた「口裂け女」

1979年の春頃から日本で流行りはじめ社会問題にまで発展した口裂け女。
「口裂け女がでた」とパトカーが出動する騒ぎになったり、口裂け女のマネをして包丁をもってうろついた女性が逮捕されるという事件までありましたね。
「人面犬」「人面魚」
1990年頃から見た目は犬だけど人間の顔で人の言葉を話す「人面犬」がブームに。
深夜の高速道路で時速100キロの速さで追いかけられ、人面犬に追い抜かれた車は事故を起こす。
「人面犬に悪態つかれた」など噂がありましたね。
そして「人面魚」は山形県の善宝寺にいた人のような顔の模様がある鯉が週刊誌で掲載され話題になりました。
「アンビリーバボー」「特命リサーチ200X」などの番組が人気
1990年後半からは再びノストラダムスの予言が話題になりはじめ、テレビ番組では「アンビリーバボー」「特命リサーチ200X」、映画では「学校の怪談」などが人気でした。
2000年代からオカルトブームが衰退
2000年になるとノストラダムスの予言が外れた事やデジカメが復旧しCG技術の発達により心霊写真や映像が一般人でも簡単に作れるようになり、「どうせ偽物でしょ?」と冷めた目で見られる事も多くなりオカルトブームが衰退しました。
現在、テレビ番組でも心霊特集などは昔ほど放送されなくなり、放送されても「心霊番組が怖すぎる」という謎のクレームにより怖くない心霊番組?が放送されオカルトブームを経験している人からすると「現在は少し物足りなさを感じる」という人も多いかもしれませんね。