掟破りのオチ1:鬱映画・バッドエンド映画
『猿の惑星』や『イージー・ライダー』のエンディングが「衝撃のラスト」(オチが秀逸な作品もしくはオチがあまりに突飛な作品)として評判になった。
鬱映画やバッドエンド映画を中心に、「衝撃のラスト」(まさかのオチ・予想もできないオチ・結末)が有名な映画の元祖的な存在が70年代前後にたくさん生まれた。
『猿の惑星』(1968年)/ 世界で最も有名な「衝撃のラスト」のひとつ。
『猿の惑星』(1968年)/ 猿の惑星は、地球の成れの果てだった…。
『イージー・ライダー』(1969年)/ 衝撃的な結末で知られる。
『イージー・ライダー』(1969年)/ 唐突かつ衝撃のラスト
トラックに対して、ビリー(デニス・ホッパー)が中指を立て煽ると…。
『ひとりぼっちの青春』(1969年)/ 行き詰まり感からくる、切なくも壮絶なエンディング
『ひとりぼっちの青春』(1969年)
『ジョニーは戦場へ行った』(1971年)/ 戦争により重傷を負い、極限状態に陥った主人公
『ソフィーの選択』(1982年) / 極限状況で究極の選択を迫られる
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(2000年)/ 後味の悪い鬱映画の代名詞
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(2000年)
ミスト/ 後味の悪いバッドエンド映画の代名詞
ミスト / 驚愕のラスト15分、あなたはいったい何を見るのか…!?
掟破りのオチ2: 誰も予想できない『どんでん返し映画』 / 実は主人公の正体は…。
ストーリー展開におけるどんでん返しは、大方の読者や視聴者の予想を大きく裏切ったり、一旦終結したかに見えたストーリーを大きく覆したりするような結末が用意されているものが典型。
ハラハラドキドキする予想もできない展開、どんな終わり方が待っているのか分からない…視聴者の予想をはるかに超える「どんでん返し」のエンディングで有名な映画。
ウィッカーマン (1973年) / 少女は行方不明になっていなかった・島の人間の狂気・警官ハウイーこそが生贄だった
ウィッカーマン (1973年)/ 70年代を代表するカルトスリラー。
『ゾンゲリア』(1981年) / 実は保安官のダンも…。
『ゾンゲリア』(1981年)
サマーキャンプ・インフェルノ (1983年) / アンジェラは男だった…。
シックス・センス (1999年) / マルコム・クロウは実は…。
シックス・センス (1999年)/ どんでん返し映画の代名詞。主人公が実は…。
『アザーズ』 (2001年) / グレース一家は実は…。
アザーズ / どんでん返し映画の代名詞。グレース(ニコール・キッドマン)一家の方が幽霊だった
アイデンティティー (2003年) / 全ては犯人の頭の中の出来事だった
アイデンティティー (2003年)/ 驚愕の妄想オチ…。
掟破りのオチ3:禁断の夢オチ
物語の最後に「それまでの出来事は、じつはすべて夢だった」という結末を明かして終わる…禁断の夢オチ作品。ギャグ作品でもない限り、完全に「禁じ手」となっている。
『ボクシング・ヘレナ』(1993年)/ 実はニックの夢だった…。
掟破りのオチ4:あまりにも唐突過ぎるオチ(宇宙人の仕業など)
フォーガットン(2004年製作の映画)/ 想像を絶する結末…宇宙人の仕業
フォーガットン
運命のボタン / 黒幕が宇宙人…。
運命のボタン / 底知れぬ恐怖と衝撃のエンディングが待っている