ビックリマンの絶大なる人気
 
  	ビックリマンとはロッテから発売されたチョコレートのお菓子で、1977年に発売が開始されました。
そのお菓子におまけとして付属していたシールの人気が高まり、1980年に入り、付属するシールの内容が「天使VS悪魔シリーズ」に突入すると社会現象を起こすほど大ブームを起こしました。
お菓子はチョコレートをウエハースではさんだお菓子で値段は30円、値段の割には味も良く美味しかったことをよく覚えています。
お菓子のことはさておき、シールのテーマは「天使VS悪魔」となっていて、その中で天使・悪魔・お守りと3つのキャラクターに分かれています。
シールの柄や素材はそれぞれ異なり、悪魔は紙素材、お守りは透明な柄、天使はアルミのような柄でキラキラしていて、その直感的なアタリ・ハズレの感覚は子供の心を鷲づかみにして人気は大爆発しました。
そして、天使・お守り・悪魔の3つのシールをバラバラにせず、童話「桃太郎」のキャラクターやサッカーをモチーフにしたもの、テレビをモチーフにしたものなど、3つのキャラクターに統一性を持たせることで、ストーリーが作りやすくアニメへと繋がっていきました。
ビックリマンの人気が高すぎて社会問題もおきました
 
  	ビックリマンの人気が高すぎて当時、問題となったことがありました。
ビックリマンチョコのシールが欲しいため、子供達が大量にビックリマンチョコを買ってしまうのですが、シールだけを取ってお菓子を捨ててしまう問題が出てしまいました。
さらにお菓子を食べないならまだしもビックリマンチョコの万引きなどの窃盗も増えてしまいました。
前にはロッテではなくロッチなる偽シールも登場しました。
スーパービックリマンとは
まず、ゲームのタイトルとなっているスーパービックリマンは、ゲームよりに先にビックリマンの後継的な存在として、テレビアニメとして登場しました。
放送は1992年5月から1993年4月までの約一年間、全44話が放送されました。
これまでのビックリマンの世界観では物語が続かなかったのか、スーパービックリマンでは登場キャラクターもこれまでの2~3頭身だったものが5~6頭身と変化しています。
さらに、これまでのアニメに喝を与えるべきか、「サイバーアップ!」なる掛け声が登場しました。
サイバーアップと掛け声を掛けるとキャラクターたちはプロテクターを装着して戦闘モードへ大変身するという、新しい演出が登場しました。
満を持して発売されたスーパービックリマンのゲーム
ビックリマンチョコレートの人気を経て、アニメ「スーパービックリマン」ヘと続き、そこからゲームへと進化したスーパービックリマンですが、評価はイマイチなのです。
まずは登場キャラクターですか、大聖フェニックス・海天聖ビシュヌ・ティキ・魔スター P・ダークヘラ・魔皇サラジン・リトルミノス・デビルゼウス・鬼僧ダビデスの以上8キャラクターが登場します。
キャラクター数に問題はないのですが、ビックリするのがゲームモードは1 p モードvs モードの2種類しかなく一般的に見かけるストリートモードはないのです。
どういうことかと言うと、このゲームにはストリートモードがなくクリアとかそういう観念は存在しません。
さらに1 p モードとvs モードしか存在しないためゲームで使えるキャラクターは二つだけです。
さらに驚くボタン操作
ファミコンからくらべると十字キーを除き、X ボタンY ボタンL ボタンR ボタンと四つのボタンが増えました。
それだけ操作性に可能性は大きく広がりました。
だからこそ格闘ゲームは必殺技が増えたと言えます。
では、スーパービックリマンはどうでしょうか。
そう皆さんが想像する通り、なんと必殺技はたったの2種類です。
必殺技は 大きく分けて体当たりと飛び道具と言う必殺技に何のワクワク感もありません。
それ故に、B ボタンの連打だけで勝ててしまうと言う、なんとも言えない格闘ゲームが完成してしまいました。
ここまで来ると芸術的ともいえる格闘ゲームとなりました。
まとめ
いかがでしたか。
ゲーム「スーパービックリマン」は、不思議なゲームということがわかりました。
常に人気を獲得し続けることは簡単な事ではありません。
スーパービックリマンも、これまで高かった人気から期待を裏切らない為に頑張ったのだが、頑張り過ぎた故に迷走したのかもしれません。
迷走したゲーム「スーパービックリマン」で感動してみませんか。
 
     
    




