原作の「究極!!変態仮面」とは?
究極!!変態仮面【全6巻】
少年誌に連載されていた作品としては、あまりにも下品な内容で、正直な感想として1年も連載が続いたことには驚きを隠せませんが、それだけ当時の読者の反響も高くて、良い意味でも悪い意味でも話題性が高かったコンテンツなのだといえるでしょう。
究極!!変態仮面のあらすじ
私立紅優高校に通う生徒・色丞狂介は、拳法部のエースとして活躍していましたが、じつは女性のパンツを被ると興奮を抑えられず、正義の心と超人的な力をもつ変態仮面に変身するという絶対に人には言えない秘密を抱えていたのです。
偶然、想いを寄せる姫野愛子のパンツを手に入れた狂介は平和を守る変態仮面となって、街にはびこる数々の悪人たちを成敗するのでした。
究極!!変態仮面の主人公&ヒロイン

色丞狂介
父親は刑事、母親はSM嬢、この二人の間に生まれた狂介は強い正義感に加えて、変態の血を受け継いでいます。ある日、偶然にも女性のパンツを被ったことで、湧き上がる興奮を抑えきれずに変態仮面に目覚めてしまうのでした。
初めは変態仮面である自分を恥じつつも、次第に正義のために率先して変態仮面に変身するようになります。訓練によって身体能力や必殺技にもキレが増し、本編では、さらなるパワーアップを遂げていきます。
姫野愛子
財閥である姫野グループの総帥の愛娘で、大切に育てられてきたお嬢様。そのため、変態仮面を見ると恥ずかしさから気を失ってしまうことが多いです。
落ち着いた印象の大和撫子で、性格的にも純情で素直と、多くの男性が理想とする女性像をそのまま具現化したような可愛らしいヒロインとなります。
御色拳という拳法の使い手で、色気で相手を惑わせ、その隙をつくことを極意としますが、春夏自身も男性の性的アピールに弱く、狂介や変態仮面と闘って負けてしまいます。
以後、負かした相手とは結婚しなければならないという一族の掟を守るため、狂介に対して強烈にアプローチをするようになります。
変態仮面の魅力を迷言とともに
「それは私のおいなりさんだ」
「フォオオオオ」
「クロス・アウッ!!」(脱衣)
劇場公開された実写版の変態仮面もご紹介!
コミック版・変態仮面を読んでみよう
ミドルエッジ世代にとっては、衝撃の問題作にして後世に語り継がれる名作(迷作)といえるでしょう。
劇場版を視聴したユーザーは、原作コミックもご覧になるべきです。更にぶっ飛んだ内容に、腹を抱えて笑ってしまい、「週刊少年ジャンプ」という少年誌を代表するビッグタイトルに連載されていた事実に驚くはずです。
全6巻とすぐに読み終えられる量だと思いますので、ぜひご覧になってみてください。