グラップラー刃牙とは?
板垣恵介さんによって、1991年から週刊少年チャンピオンで連載されている格闘漫画。
主人公は範馬刃牙という青年で、幼少期から強くなっていくプロセスや、地上最強の存在といわれる父親との確執を描いた内容です。
グラップラー刃牙外伝
ドリームマッチの実現
今回の記事で紹介する外伝は、アントニオ猪狩とマウント斗羽の試合を描いた内容となり、本来の主人公である刃牙は一切登場しません。
そして、見逃せないポイントなのは、ジャイアント馬場さんは1999年1月に亡くなられており、1999年に連載された本作はジャイアント馬場さんへの追悼という意味も大きいです。
プロレス界の二大巨頭
アントニオ猪狩
フリー百科事典Wikipediaからアントニオ猪狩の人物について抜粋します。
マウント斗羽
フリー百科事典Wikipediaからマウント斗羽の人物について抜粋します。
グラップラー刃牙外伝のストーリー
簡単にストーリーを解説すると、
アントニオ猪狩とマウント斗羽が試合します。
以上です、
となってしまうのですが、少し簡単すぎたでしょうか。
次項では魅力や面白いポイントをもっと掘り下げて紹介していきたいと思います。
グラップラー刃牙の魅力・面白いポイント
プロレス界に二大巨頭として君臨するジャイアント猪狩とマウント斗羽。ガチンコで勝負したら、どちらが強いのでしょうか。お互いに背負っているメンツは大きいので、勝敗に決着がついてしまうと、それはそれで面倒なことになります。
だから、コソッと内緒で試合することにしたのです。
しかし!
清掃員のお兄さんは新聞社に電話。
「このTELをしなかったら君はA級戦犯になるところだった」
「おまえにはその責任があるんだよォッ」
このページにある上記2つの台詞はあまりにも有名なので、ミドルエッジ世代であるなら、時と場合を見極めてこの台詞を使いこなしていきましょう。
そして、清掃員のお兄さんの命懸けの戦いが始まります。
リングにわざとバケツの水をこぼして、二人が試合を始めるのを阻止します。
モップで水を拭き取り終わったと思ったら、再びわざとバケツをひっくり返して時間稼ぎをするのでした。
そう、グラップラー刃牙外伝の主役は、清掃員のお兄さんなのです。
彼は、生まれて初めて人の役に立つようなことをしたと語っています。
あとはコミックを読んで、ぜひご自身の目で結末を確認してください。
グラップラー刃牙外伝のコミックを読もう!
「グラップラー刃牙外伝」という作品タイトルですが、じつは本編を読んでいなくても、あまり不都合はなくて、しっかり楽しめる内容となっています。
ボリューム的にはあっさりしているかもしれませんが、板垣恵介さんらしい世界観が存分に楽しめて本当におすすめのコミックです。ぜひこの機会にご覧になって、その大袈裟さに笑ってください。