そもそも魔神英雄伝ワタルとは?
シリーズ三作目の超魔神英雄伝ワタル
1988年に日本テレビ系で放送されたアニメで、デフォルメされたキャラクターやロボットの作風に特徴のあるコンテンツです。ロボットアニメでありながら、戦いを描いた場面よりもギャグ要素が強くて、徹底して子供の目線に合わせて世界観やデザインが設定されています。
ワタルワールド全開のオープニング
ワタルシリーズに使用されている楽曲は、全て女性ボーカルで統一されており、その流れは本作にも踏襲されていて透明感あるものに仕上げられています。ロボットアニメなのですが、冒険活劇といった内容もあって、視聴者にワクワクさせるような雰囲気も感じられますよね。
超魔神英雄伝ワタルのストーリー
神部界にある創界山・星界山を救ってきた救世主ワタルは、現実世界に帰って小学生として落ち着いた生活を送っていました。
平穏な日が続いていましたが、ある日、魔界の王アンコクダーが現れてワタルの「良き心」を奪っていきます。そのことでワタルは悪いことに手を染め、まるで別人のように変わってしまうのです。そこに神部界から再びワタルを召喚するためにシバラクとヒミコが訪れ、二人は魔界の王アンコクダーの手によって「良き心」が奪われてしまったことを伝えます。
なかなか事実を受け入れられないワタルは強行的に神部界へと連れてこられ、モンジャ村の人たちから救世主再来の歓迎を受けますが、記憶がないワタルは訳が分かりません。
そんな時にモンジャ村は魔神からの襲撃を受けますが、自らの危険を顧みずに村人を助けようとするワタルの心に僅かの「良き心」が目覚めるのです。そして救世主としての記憶がよみがえったワタルは、シバラクとヒミコとともにアンコクダーを倒して平和を取り戻すための旅に出るのでした。
超魔神英雄伝ワタルの魅力
様々に変化してパワーアップする龍神丸
ギャグ要素は満載で相変わらず面白い
ストーリーの見どころもチェック
どこか憎むことができない敵役たち
仲間との絆や友情・愛情といった要素を、味方だけではなく、敵役の人間関係にも積極的に加えたことで思わず感動してしまう場面も多かったように思えます。
ドードが虎王を助けたところや、ドナルカミファミリーの家族としての想いを描いたところは屈指の名場面ですよね。
最後には気持ちの強さや心でアンコクダーを倒すといった描写が際立ち、日本人の美徳をうまく表現されています。キャッチフレーズである「ハッキシ言って、超おもしろカッコいいぜ!」の真骨頂だといえるのではないでしょうか。
見応えたっぷりの超魔神英雄伝ワタル
ハッキシ言って、超おもしろカッコいいぜ!
シリーズ次のアニメ作品となる「魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸」も楽しみですね。
その前には絶対に「超魔神英雄伝ワタル」や前作・OVAシリーズの視聴を済ませ、予習をして準備を万全にしておくべきでしょう。動画配信サービスの1ヵ月無料の期間を利用すれば、実質0円で最終回まで観られますので、ぜひこの機会にご覧になってください。
 
     
     
            




