CHANEL(シャネル)『N°5』
古今東西の女性の憧れのブランドとして名高い「シャネル(CHANEL)」。同社を代表する香水として、長年にわたり人気を博しているのが「シャネル N°5(Chanel N°5)」です。その歴史は古く、1921年5月5日にシャネル初の香水として公式に発表されました。その後、1950年代にマリリン・モンローが愛用していたことなどから人気を不動のものとし、以降、CMなど様々な広告を展開していきます。

70年代にはフランスの女優、カトリーヌ・ドヌーブをモデルに起用。シャネルのロゴと香水のボトル、そしてドヌーヴの顔を使用したモノクロのシンプルな広告をアメリカのみで展開したものの、これが大成功を収めました。そして90年代にはフランスの女優、キャロル・ブーケをモデルに起用。“フレンチ・エレガンス”を体現したブーケのCMは、当時の女性の憧れの的となりました。一方で現在、N°5の顔となっているのはフランスの女優、オドレイ・トトゥ。彼女の落ち着きのあるエレガンスさは、女性の永遠の憧れとしてのシャネルのブランドイメージを象徴していると言えます。
90年代のシャネルの顔であったキャロル・ブーケ。
フローラルブーケの香りが高揚感を与え、その一方で慎み深さも併せ持っているN°5。宝石のようなボトルのデザインも相まって、そのラグジュアリーな香りが一層引き立つ、女性の憧れの存在です。使用している人からは「パウダーっぽさがあり、花の香りが次々と溢れ出てくる」「本当に優美な香り」などのコメントが寄せられており、その高級感に魅了される人が多い印象ですね。
GUERLAIN(ゲラン)『サムサラ』
1828年設立のフランスの香水・化粧品メーカー「ゲラン (Guerlain)」。ナポレオン3世の皇后・ウジェニーに香水を献上するなどその歴史は古く、ジッキー (Jicky) 、ミツコ (Mitsouko) といった香水を世に送り出してきました。現在は5代目調香師のティエリー・ワッサーの下、およそ80か国で事業を展開、フレグランスの世界にその名を轟かせています。

ゲランの4代目調香師、ジャン・ポール・ゲランが1989年に生み出した「サムサラ」。サムサラとは“輪廻”を意味するサンスクリット語であり、その調和にあふれた香りはジャンの愛した女性が好んでいた白檀(サンダルウッド)とジャスミンで作られています。調和を重んじる女性に向けた、ゲラン初の女性用ウッディ系フレグランスとして、人気を博しました。「ビーボトル」と呼ばれる香水を入れるボトルには、フランス皇帝のシンボルである蜂をあしらっており、これは現在に至るまでゲランのシンボルとなっています。
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Jean Paul GAULTIER(ジャンポール・ゴルチエ) 『ル・マル』
フランスのファッションデザイナー、ジャン=ポール・ゴルチエが展開するブランド「Jean Paul GAULTIER(ジャンポール・ゴルチエ) 」。男性用香水「ル・マル」は世界的なヒットを記録、その男性らしいスパイスの効いた香りは女性にも親しみやすく、モテるセクシー系香水としてメンズのマストアイテムとなっていました。

その男性をモチーフにした印象的なボトルに封じ込められた香水は、前述の通りスパイスが効いている一方で「甘め」な香りも特徴。ラストノートのバニラに魅了された女性も多いのではないでしょうか。なお、女性でも使用している人はおり、コーチ「プラチナム」やブルガリ「ブラック」といった香水が好きな人であればオススメできると思います。
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ISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)『ロードゥ イッセイ オードトワレ』
文化勲章、レジオン・ドヌール勲章コマンドールといった国内外の賞を受勲している世界的デザイナー・三宅一生。香水の分野には1992年に進出しており、ホワイトフラワーブーケとアクアティックフローラルによって“水の香り”を表現した「ロードゥ イッセイ オードトワレ」は、セクシーさに重きを置く商品が流行していた当時のフレグランスに革新をもたらしました。

「伝統と革新」といった相対する概念を行き来する、三宅一生独自のスタイルによって生まれた“世界一ピュア”な香水。現在でもその人気は非常に高く、「20年ぶりに戻ってきた」「様々な香水を愛用してきたが、これ以上に好きな香水に出逢えなかった」といった、長年香水を愛用している人が原点回帰で「ロードゥ イッセイ オードトワレ」に戻ってくるケースも多々あるようです。
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Calvin Klein(カルバンクライン)『シーケーワン』
アメリカを代表するファッションデザイナー、カルバン・クライン。同名ブランド「Calvin Klein」は服から化粧品まで、様々なアイテムを展開しています。香水の分野では、1994年に男女ともに使用できる香水「シーケーワン」を発表、ユニセックス香水の先駆けとしてフレグランスの世界に新風を巻き起こしました。

「シーケーワン」の最大の特徴は、その万人受けする嫌味のない爽やかさ。季節や服装を選ばず使うことが出来、人を不快にさせないナチュラルな香りが、長年人気を維持し続けている理由と言えるでしょう。「自分の周りでこれを不快に感じた人は今のところいない」「長年使い続けているが、どれだけ使っても飽きない」といった声も多く、オールマイティーな香水として長年愛用している人も多い印象ですね。また、黒いボトルが特徴の「シーケービー」も人気でした。こちらはジュニパーベリーというスパイスが加えられており、「シーケーワン」に比べると、より大人の色気を演出してくれる香水です。
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CLINIQUE(クリニーク)『ハッピー』
1978年の日本上陸以来、皮膚科専門医の理論を取り入れた化粧品を展開する「クリニーク」。2000年代にはオーストラリア出身のスーパーモデル、ミランダ・カーを広告塔に起用し、CMなどで見ることも多かったですよね。そんなクリニークですが、香水も高い人気を誇っており、中でも1998年に発表した「ハッピー(Clinique Happy)」は、同社を代表する香水のひとつとなっています。

発表の翌年には全米のフレグランス市場で売上1位を記録した「ハッピー」。その爽やかな柑橘系の香りはナチュラルな雰囲気を演出するため、場所を選ばず気軽に使うことが出来ます。香水の匂いの苦手な男性にも好評で、女性向けフレグランスではあるものの性別を問わず人気が高い香水です。また男性向けに「ハッピーフォーメン」という商品もあり、こちらはハッピーと比べて落ち着いた香りで、清潔感ある大人の男性を演出してくれます。
今回ご紹介するのは以上となります。皆さんのお気に入りの香水はありましたでしょうか?
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