吾妻ひでお追悼！80年代の代表作「ななこSOS」が完全版となって復刻！！
復刊ドットコムより、食道がんのため10月13日に亡くなった漫画家・吾妻ひでおの80年代における代表作「ななこSOS」が、全3巻の「ななこSOS 完全版」として復刻することが明らかとなりました。発売予定日は、第1巻が2019年12月18日となっています。
このたびの完全版では、 200ページに及ぶ連載時のカラーページをすべて2色・4色で再現。カレンダー、レコードジャケットといったイラストの数々も可能な限り収録しています。さらに、「産直あづまマガジン」に掲載された新作をはじめ、関連作品「虚空のモナー」やレコード掲載作品も収録！各巻約360ページの大ボリュームに仕上がりました！
SF・美少女・ナンセンス…吾妻ひでおが得意とした要素を詰め込んだ「ななこSOS」
吾妻ひでおの最大のヒット作である「ななこSOS」。超能力少女「ななこ」らが繰り広げるドタバタSFコメディで、1980年から1985年にかけて光文社の「ポップコーン」及び「ジャストコミック」で連載されていました。
70年代のヒット作「ふたりと5人」で既に注目されていた吾妻でしたが、同作では軽視されがちだったSF要素、ギャグ要素をふんだんに取り入れた「ななこSOS」は吾妻の真骨頂と言え、瞬く間に人気が爆発。1983年にはフジテレビ系でアニメ化も果たしました。
アニメ化に加え、オーディオドラマ「ななこSOS ドラマ篇」やイメージソングの発売、「ななこまつり」の開催など、当時のオタク文化に欠かすことの出来ない存在であった「ななこSOS」。連載終了後も個人誌「産直 あづまマガジン」などで続編が描かれており、吾妻お気に入りの作品であったことが伺えます。
懐かしのOP＆EDはこちら！
先月大きな話題となった吾妻の訃報。突然の話に驚いたファンの方々も多いかと思います。このたび発売される「ななこSOS 完全版」を通じて、吾妻の功績を今一度振り返ってみましょう！
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吾妻ひでお(@azuma_hideo)さん | Twitter
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