 
  	おまけシール付きお菓子の中でビックリマンに次ぐヒット商品となったのが、1986年にフルタから発売されていたドキドキ学園です。
ウエハースチョコとシールが一枚同封されているスタイルでどことなくビックリマンと似た雰囲気のお菓子でしたが、どこよりも早く「あたりシール」が出ると景品と交換できるシステムを導入した先駆けでもあります。
第一弾はその名の通り、学園の生徒や先生のシールに蓄光でおばけが浮き上がるといったものでしたが翌年に名前はそのままで開運軍団vs妖怪軍団シリーズにシフトチェンジ。ここからどんどん人気に火がつきはじめました。
シールのイラストは割とインパクト強めだったのに対して、ダジャレのような名前や気の抜けるような裏の説明書きが思い出深いですね。
セボンスターのネックレス
 
  	現在も発売されているカバヤのセボンスターは1979年生まれ。
今も変わらない五角形の筒状のパッケージの中には、チョコレートと女子が大好きなかわいいデザインのネックレスが入っています。
このネックレスがとにかく素晴らしいデザインなんです!プラスチックなのにクオリティーが高く、思わずため息が出るほど。昭和女子も今時の女子も間違いなく好きだと思われます。
最近のおまけのネックレスはどれもキラキラしていますが、1980年頃のセボンスターはキラキラのジュエリー感がある「当たり」的なネックレスと、一色でデザインされたちょっと「ハズレ」的なネックレスのどちらかが入っていました。一色の物もかわいいのですが、やっぱりキラキラが出た時の興奮は比べられないものでした。
ギャグメイトのおもしろ系おもちゃ
 
  	 
  	1980年代前半頃にグリコから販売されていたギャグメイト。
青りんご味のガムと面白い仕掛けのおもちゃがついており、自分で組み立てるタイプのものでした。
このギャグおもちゃがなかなかユニークで、たとえばカンニングペーパーが中から出てくるペンとかメジャーなのにゴム製で伸びるだとか一見マジックなのに消しゴムだとか、友達を驚かせたり笑わせたりできるんですね。
お菓子の名前は忘れたけど、そういえばそんなおもちゃあったな~と懐かしく感じたアラフォー前後の方、おそらくそれはこのおもちゃかと思われます。
グリコだけあってガムもおいしかったようですね。
ホラーボールのちょっと怖いボール
 
  	1980年代に販売されていた明治のホラーボール。明治以外にバンダイやコスモスからも販売されていました。
明治のおいしいチョコレート菓子と一緒にちょっと怖いグロテスクなボールが入っています。アメコミチックないい感じのホラー感ですが、まさに生まれはアメリカ。アメリカではマッドボールという名前だったのを、日本で販売する際にホラーボールへ変更されたそうです。
「マッド」よりも「ホラー」の方が当時の日本人にはピンと来たのかもしれませんね。
バンダイ版のものに比べると明治版とコスモス版はボールのサイズが小さめで、色の塗り方も少々荒かったようです。
しかし当時のお菓子売り場にこのパッケージが並んでいたのかと思うと、なかなかシュールです。
ラーメンばあの覆面レスラーシール
 
  	1987年にカネボウフーズ(現クラシエフーズ)から登場したラーメンばあ。
棒状になったラーメン菓子とシールが封入されています。シールはWシールになっており、めくるとキラシールが出るなどワクワクさせてくれました。
このWシール、シールが二重になっているという構造がビックリマンの後に発売されたにもかかわらず大いに受けて、子供たちは夢中になりました。
ちなみにこのお菓子の方であるラーメンバーは、お湯をかけるとインスタントラーメンのようにして食べられたのだとか。食べる方法は色々ありそうなのですが、ビックリマンと同様にお菓子だけポイ捨てされる事件が多発しました。
 
     
    




