イマジニア株式会社から発売された「PGAツアーゴルフ」

イマジニア株式会社は1986年に設立され、2019年現在で33年の歴史を誇る会社で、設立当初からコンピューターゲームソフトを業務の中心とし、これまで数々のゲームソフトを生み出してきました。
そのようなイマジニア株式会社が開発した「PGAツアーゴルフ」、まずはPGAから掘り下げてみます。
PGAツアーとは
アメリカと北米を中心に男子ゴルフツアーを運営している団体の名称がPGAであり、PGAが執り行うツアートーナメントをPGAツアー呼びます。
世界各国で展開されているゴルフツアーの中でも「最高峰プロゴルフツアー」と称されるように、世界各国からゴルフ実力者が集まり、またプロゴルファーにとって憧れの地でもあります。
PGAツアーの賞金も破格の値段!?
賞金も破格の値段で2018年~2019年レギュラーシーズンでの賞金総額は3億3,260万ドル、日本円に換算して約366億円にもなります。
この金額を試合数で割ると約720万ドル、日本円に換算して約8億円になります。
ちなみに、日本のJGTOツアー(国内男子)と比べると国内賞金総額は30億8,000万円なので、PGAツアーの凄さがわかります。
PGAツアーで優勝すれば、一日で億万長者になれる、まさにアメリカンドリームです。
しかし、その難しさも桁違いです。
PGAツアーの試合数も桁違い!?
PGAツアーの試合数は限られた選手が出場できる試合が年間42試合あり、さらにそれ以外に限られた選手以外も出場できる試合が4試合有り合計すると46試合になります。
単純に計算すると、46試合÷12ヶ月だと月に3試合以上行われていることになります。
ではJGTOツアー(国内男子)を見てみると、JGTOツアーでは国内23試合、海外の試合の2試合を含めると合計25試合になります。
試合数で見てもPGAツアーがどれほど過酷なものかわかります。
スーパーファミコン「PGAツアーゴルフ」のゲーム内容
以上に述べたように、PGAツアーは世界最高峰のゴルフツアーであり、賞金も破格、試合数も多い、ツアーです。
ではPGEツアーゴルフのゲームではどうなのでしょうか。
ゲーム PGAツアーゴルフでは72ホール
実際のPGAツアーでは、46試合という多忙を極める試合を重ねます。
ゲームであるPGAツアーゴルフでは、72ホールでPGAツアーを戦っていくストーリーとなっています。
ゴルフファンの中には「46試合あるPGAツアーをゲームでは72ホールで片付けてしまうのか」との声も上がるとは思いますが、ゲームであれど46試合を消化することは大変な事です。
ゲームでは、72ホールが妥当かもしれません。
ゲームPGAツアーゴルフの評価は高い
PGAツアーゴルフのゲーム内容はタイミングを合わせてショットする、現在でもよく見かける操作内容ですが、ボールを打った後の演出がとてもよく、ショットの後飛ぶボールへと視点が移り、ボールの飛んでいる気持ちがわかります。
操作は比較的簡単なのですが、グリーン上でパターを打つ際には距離感がなかなか掴めず苦労します。
日本での人気はいま一つでしたが、海外での人気は上々で、最終的には販売元が変わり、海外での販売は長きに続きました。
番外編!PGAツアーで勝ち星を上げた日本人
国内男子ツアーより賞金も桁違い、試合数もタフ、そしてプロゴルファーが憧れるPGAツアーに挑戦し、さらに勝利を上げた日本人を紹介していきます。
松山英樹選手
現役でPGAツアーを戦っている松山英樹選手はすでにPGAツアーで5勝を上げています。
ジュニア時代から頭角を現していた松山英樹選手ですが、2010年に東北福祉大学に進学し、翌年の2011年にはアマチュアでマスターズに出場し、日本人初のローアマチュアを獲得しました。
2013年にプロ転向を表明し、日本ツアーで、史上初のルーキーイヤーで賞金王を獲得し、2014年からPGAツアーに参戦しました。
PGAツアーに参戦した年に行われたメモリアル・トーナメントで優勝、日本人で最年少でPGAツアーで勝利しました。
愛媛県松山市出身、現在27歳です。
丸山茂樹選手

2000年からPGAツアーに参戦し、その年には勝利を上げることはできませんでしたが、翌年の2001年にはPGAツアーで初勝利を上げ、通算3勝を上げています。
それだけではなく、2002年の全英オープン、2004年の全米オープンで、優勝争いに食い込み、日本のゴルフファンに夢と希望を与えました。
2009年から日本ツアーに復帰し、ツアーに参戦するだけではなく、解説者としてもユーモア溢れる人柄で日本ツアーを盛り上げています。
千葉県市川市出身、現在49歳です。
今田竜二選手

なんと14歳で単身アメリカへ渡り、ジョージア大に進学したが、2年で中退しプロ転向しました。
1999年からQスクールに挑戦したがPGAツアーの出場権の獲得はできませんでした。
ネイションワイドツアーで1勝を獲得した後は、活躍することが多くなり遂に念願の2008年AT&TクラシックでPGAツアー初勝利を上げました。
広島県三原市出身、現在42歳です。
まとめ
いかがでしたか。
イマジニア株式会社が開発していたPGAツアーゴルフをまとめてみました。
PGAツアーはプロゴルファーがいつかは挑戦してみたい大舞台です。
プロゴルファーでもゴルフファンでも憧れのPGAツアーをゲームで参戦してもませんか。