コンゴボンゴ
1983年にセガと海外ゲーム機で発売されました。
同時期にアーケード版でリリースされた「ティップタップ」が元のゲームです。
ゲーム設定は同じなのですが、ティップタップがクォータービューのアクションゲームという珍しい方式をとっている一方で、コンゴボンゴは一般的なサイドビューとして発表されています。
サイドビューのコンゴボンゴ
クォータービューのティップタップ
アーケード版のティップタップは遊んだことがないのですが、クォータービューのアクションって難しそうですね。
個人的には1983年、ファミコンより先にセガを買った友人の家で最初に遊んだテレビゲームがこのコンゴボンゴでした。テレビゲームって面白いな~と感じさせてくれたゲームです。
とくに2面の島ステージが楽しかった!
ドンキーコングより先に遊んだコンゴボンゴ
記事タイトルに「ドンキーコングの後継作だった?」と書きましたが、人生初のテレビゲームがこのコンゴボンゴだった私にとって、ドンキーコングの後継作かなんてことは想像だにしませんでした。
というか、ボスキャラのゴリラがドンキーコングよりもかなり貧相です…。
ドンキーコングの開発元だった池上通信機が開発した
このコンゴボンゴ(&ティップタップ)、そもそもドンキーコングを開発した池上通信機社が開発したゲームなんです。
しかしながら同社はドンキーコングの権利をめぐって任天堂と裁判を起こすことになります。
池上通信機裁判
この事件を経て、池上通信機社はセガと契約してゲーム開発を続行することとなりました。
幻のドンキーコング続編、コンゴボンゴ。
ドンキーコングほどの大ヒットにはならなかったものの北米では人気を博しました。
一方で、この事件を踏まえて任天堂はドンキーコングJr.を続編として開発することとなりました。
『ドンキーコング』『ドンキーコングJR.』『ポパイ』ファミコン本体と同時発売されたゲーム!! - Middle Edge(ミドルエッジ)