2019年の現代はすでにパソコンも一時代前、もはやスマホの全盛期です。
しかしながらパソコンが登場して処理速度や描画、音源が進化し、一方でWindowsやMacOSが搭載され様々なアプリケーションが開発され、インターネットが登場する一連の進化が現代の情報社会の礎となったことは間違いありませんよね。
そんなパソコン社会を切り拓いた、礎となった時代の有名なマシンはどのようなCMで私たちの心に訴えかけていたのか、振り返ってみたいと思います。
PC-8801MA/FA
1987年に発売されたPC-8801MA/FA。
この当時のNECはPC88シリーズのCMに斉藤由貴を起用していましたね。
8bit時代のPC88全盛期。このマシンからはサウンド機能が大幅に強化されたこともあって、CMでは「作曲家にだってなれる」と訴求していました。
PC-88VA
こちらは同じく87年、斉藤由貴を起用したPC88VAのCM。
PC88シリーズながら16bitの領域に踏み込んだハイエンドマシンでした。
こちらは強力なグラフィック機能を訴求するかのように、ビデオ映像を好きに編集できる点を訴求していました。
PC-8801mkⅡSR
一世代前のmkⅡSRでは武田鉄矢が起用されていました。
こちらもサウンド機能の訴求ですね。
MSX
MSXシリーズは複数のメーカーが参入していたこともあって数多くのCMが流れました。
当時のアイドル達が登場してイメージ訴求するCMが大半だったことと、そのなかでもゲームやワープロ機能を打ち出すCMが多かったのが印象的です。
ただ全体的にふわっとしていた感は否めません。
MSX2
MSX2になると、完全にゲーム訴求のCMとなっていきました。
FM77AV
1985年に登場したFM77AVは富士通の勝負マシン。
このCMのキャッチ「総、天、然、ショック。」憶えている人もいると思います。
当時としては画期的だった「320ドット×200ライン4096色」の魅力を前面に打ち出していました。
※それで何が出来るの?と思わなくもなかったですが…
FM-77
ひとつ前のFM-77ではタモリが起用されていました。完全なるイメージ訴求ですね。
PC-88もそうですが、知的/教育的イメージからアイドルを使った華やかなイメージにチェンジしていったのかもしれません。
X1F
当時は「パソコンテレビ」という訴求をしていたシャープのX1シリーズ。
1985年7月に登場したX1Fは高速グラフィック機能の他、ゲームやテレビ機能を訴求していました。
X68000
X1と同じくシャープが展開したX68000シリーズ。
1987年3月に登場した同機は処理速度、メモリ、グラフィック、サウンド全てにおいて圧倒的なスペックを誇りました(圧倒的に高価でもありましたが…)。
「パーソナルワークステーション」というキャッチで訴求されたこのCMに魅了された人も多かったことと思います。
FM TOWNS
更に時代は進みます。
1989年2月には富士通がFM77AVの後継機として、CD-ROMを世界で初めて全モデルに搭載したFM TOWNSをリリース。「ハイパーメディアパソコン」と銘打ったこのパソコンのCMには観月ありさや宮沢りえなど、当時の大人気美少女アイドルが起用されました。
「マルチメディア」「広がる」「電脳」など、パソコンによる情報社会の到来を感じさせるCMがとても印象的でしたよね。
後の進化を考えるとスペックと値段のバランスがあり得ないと感じますが、この時代があったから現在の情報社会が切り拓かれていったのだと思うと感慨深いものがあります。
