萩原健一の終活、軌跡と波紋

萩原健一（1950年7月26日 - 2019年3月26日）は、埼玉県北足立郡与野町（現在のさいたま市中央区）出身の俳優、歌手。ニックネームは「ショーケン」。1960年代に一世を風靡したグループサウンズの元ザ・テンプターズのボーカルを務めていました。

2004年、萩原健一主演の映画「透光の樹」を降板、出演料に関するトラブルで恐喝騒動が起こります。2005年6月に東京地裁で懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を受け、活動を休止します。

2009年、小栗旬主演映画『TAJOMARU』で将軍足利義政役で5年ぶりの映画出演を果たす。
日本映画批評家大賞の審査員特別男優賞を受賞しました。

2010年10月18日『ANGEL or DEVIL』を開催。ゲストはタレントの阿川佐和子（1953年11月1日 - ）。ショーケンは、阿川佐和子を気に入っており、「パートナーになってくれればいい」と発言しました。

有罪判決を受け、活動を休止していた2006年に萩原健一は、1996年に結婚した3人目の妻であるヘアメイク・アーティストの由紀と離婚調停を経て離婚。

ショーケンが、一番はじめに結婚したのは、1975年。相手はファッションモデルの小泉一十三です。3年の結婚生活の間に女児が誕生しています。
ショーケンには、現在アラフォーになる子供がいます。

冨田 リカ（1962年3月8日 - ）は、神奈川県出身のモデル、教育カウンセラー。一番目の夫との間には子供がいます。

2011年2月に萩原健一は、冨田リカ名で読者モデルをしていた理加さんと4度目の結婚をしました。二人の出会いは、2009年。ショーケンのファンだった冨田リカの強烈なリクエストにより、東京の青山で対談が実現しました。その後、ふたりの交際が発覚した時の冨田リカは2人目の夫と別居中。無事離婚が成立して萩原健一60歳と冨田リカ48歳は結婚します。
その時には GIST（消化管間質腫瘍）が発覚、入院して手術をうけていました。

2013年に開催を予定していた朗読活劇『空海』は、中止になりました。
同年に全国20数カ所で予定していたコンサートも中止になり、５カ所でのみで開催。

また同年5月に萩原健一は3億円の新居を東京都内に購入。
ショーケンは87年から横浜市に在住。京都から取り寄せ材木を使った茶室とサウナのある邸宅に住んでいました。

萩原健一の転居は相続対策を考えた終活だったのでしょうか。

2014年8月7日の64歳の萩原健一と妻の萩原リカが都内で行われた特別試写会でトークショーに参加。結婚して3年はじめてのツーショットです。
奥様のお見立てと思われる、若見えカジュアルの服装で登場したショーケンでした。

萩原健一は、かつてMEN'S BIGIの衣装に身を包んでいました。そんな、ダンディーなショーケンはもういませんでした。

そして、この時に萩原書いた脚本を映画化に向け動いていることを明かしました。