四人の人指し指だけで・・・。

① 椅子に一人が普通に座ります。
② 椅子のまわりに四人が立ちます。
③ 四人は両手の人差し指だけ残して、手をグーのように握ります。
④ その指を、座っている人の脇、膝の裏にそれぞれ差し込み、持ち上げます。
⑤ 座っている人は、当然ながら持ち上がりません。
⑥ 立っている四人が座っている人の頭の上に手を順番に、お互い触れないように
かざしていきます。(片手ずつ両手とも)
⑦ ③と④を繰り返します。
すると、今度は座っている人が、軽々と持ち上がるのです!
一昨年も、流行っていた様子です。
四十数年前のゲームですが、一昨年も流行った様子で、
Twitterやyoutubeなどでも、投稿されているのを見かけました!
どうして持ち上がるのか?についても検証されていました。
練習したから、と、自己暗示説
手をかざす前に一度持ち上げるので、それが練習になって持ち上がる説。
手をかざす「おまじない」によって、持ち上がると自己暗示にかかってしまう説などがみられました。
考えてみると、小学4年生女子の体重が40kgとしてみると、持ち上げる人は10kgを指で?と思ってしまいます!
一説によると、人は重いものを持ち上げなければ!と思うと、予想以上の力を出すのだそうです。
難しいことはよくわかりませんが、「持ち上がった」不思議さと達成感は
今でも良く覚えています。
それから、不思議でちょっと怖い「こっくりさん」についても
触れてみたいと思います。
狐狗狸(こっくり)さん

狐(きつね)狗(いぬ)狸(たぬき)で、こっくりさんなんですね!
【用意するもの】
① 紙とえんぴつなど
② 十円硬貨など
③ 信じてしまう気持ち(かなり大事!)
【やり方】
① 紙に「はい」「いいえ」「鳥居(記号)」「男」「女」
「五十音表」「0〜9(出来れば漢字で書いた方が良い)」を記入します。
② 机に紙を置きます。
③ その紙の上に硬貨(主に十円硬貨)を置いて参加者全員の人差し指を添えていきます。
④ 全員が力を抜いて「こっくりさん、こっくりさん、おいでください。もしおいでになられましたら『はい』へお進みください」
と呼びかけます。すると、硬貨が自然と動き出します。後は聞きたい事などを聞きます。
⑤質問が終わったら「鳥居の位置までお戻りください」と言います。
すると、十円玉が鳥居の位置に戻ります。
⑤ 最後に、「こっくりさん、こっくりさん、ありがとうございました。お離れ下さい。」と言うと、十円玉が「はい」に移動した後、鳥居まで戻ります。
最後に「ありがとうございました」と礼を言います。
注意しなければ!と言い伝えられていること

① 途中で硬貨から手を離してはいけないそうです。
②「こっくりさん、こっくりさん、ありがとうございました。お離れ下さい。」と終わらせたのにこっくりさんがその場から離れなかった場合は全員が、取り憑かれてしまう!とのことです。
③ 使われたコインはいつまでも持っていると不幸になると言われているそうです。
3日以内に使うか塩水で清めると良いそうですよ。
④ 使った紙は燃やすか、48枚に破り捨てます。
⑤ 一人でこっくりさんをやると、人格が豹変することがあるという説もあるようです。
⑥ 「こっくりさん」をやっている間に、強烈な異臭がしてきた場合は、すぐに換気をしなければならないそうです。
こっくりさんの呪いは額に五芒星を書くと消えるとされています。
五芒星

五芒星(ごぼうせい)とは、五光星、五稜星または五角星と呼ばれる5つの角を持つ星マークだそうです。
互いに交差する長さの等しい5本の線分で構成され、中心に五角形が現れる図形です。
洋の東西を問わず魔術の記号として使われてきたようです。
48の謎
こっくりさんで使った紙を48枚に破く。とありましたが、なぜ48なのか?調べてみました。
日本語には「無くて七癖、あって四十八癖」「四十八手」のように、48を含む言葉が多くあります。
これらの言葉に使用されている48は、比喩的な意味を持つ言葉のようです。
例えるなら、八百屋、八百万の神などと同じですね。
日本人には、「縁起のいい多くの数」という意味で48という数字を使う伝統があるそうです。
そのようなところから、48枚に破く。というお約束が出てきたのかも知れませんね!
48というとAKBも思い出しますね。こちらの48は結成時の事務所がoffice48だったこと。
その社長さんが、芝(しば…48)さんだったので、等ということですよ。
諸説あります
日本の医学者、精神科神経科医で、森田療法で有名な森田正馬は、参加者が霊に憑依されたとの自己暗示にかかるとの見方を示したそうです。
他にも、 潜在意識説、筋肉疲労説や参加者の誰かが意識的に動かしている説もあるそうです。
また、現在では小・中学生の間で「エンジェルさま」「キューピッドさん」「キラキラさま」
「守護霊様」等と名前や占い方が変えられているようですよ!
小学生だった私はすっかり信じていた訳ですが、こういう占い的なものって、良いところだけ
信じてみたり、楽しく受け取れると良いかも知れないですね!
五芒星を書く時に、定規使いましたね。
定規とローリングルーラー
定規

30cm定規をランドセルに差して登校しましたね!
カバーはお母さんに作ってもらいました。
鉛筆で線を引く時は良いのですが、サインペンで引くと
定規に黒くサインペンがついてしまって嫌でした!
男の子たちは30cm定規をチャンバラにも使っていました。
そうすると、定規が裂けていきませんでしたか?
今では見かけそうにない光景ですね。
1mの定規でも、怖い先生が生徒の頭を叩くので、
定規がどんどん裂けていって、「今日は何cmまで行ってるよ!」と
嫌だなぁと思いながらも、クラス中で話題になっていました。
今では体罰!と大騒ぎになりそうですね。
先生は算数の授業の時、大きな三角定規を黒板で使っていました。
分度器もコンパスも大きいのありましたね!
コンパスを使う時上手にやらないと、
キーっとチョークが鳴ってみんな悲鳴を上げました。
ローリングルーラー

定規といえば、ローリングルーラーも流行りましたね!
色々な色のボールペンで、お花の模様にしたり
不思議な模様がいろいろ書けました。
練習しないと、上手に引けないんですよね。
現在は、スピログラフと呼ばれて、新しい製品も出ているようです。
簡単な物なら、100円ショップでも売られているようです!

不思議なものから手先を使うものまで
小学校での休み時間にワイワイ盛り上がったこといろいろありましたね。
あの頃はスマホなどは無かったですが、それなりにドキドキ・ワクワクしながら
過ごしていました。
また、何か思い出しましたら記事にしたいと思います!