川村カオリとは
 
  	川村カオリさんは日本人の父親とロシア人の母親とのハーフとしてモスクワで生まれました。
幼い頃にキリスト教の一つであるギリシャ正教の洗礼を受けました。聖名はギリシャ語で「復活」「復活した女」を意味するアナスタシアといいます。
11歳の時に日本に来たのですが、「純粋な日本人ではない」「混血、ハーフ」などといじめを受けたそうです。
そして高校時代からライブハウスに出入りする様になり、それが後のデビューのきっかけにもなったといいます。
1988年にECHOESのボーカルである辻仁成さんプロデュースでデビュー。
以後、女優やラジオパーソナリティー、DJ、モデル、エッセイストとしても活動しました。
2009年に乳がんの為死去。享年38歳でした。
川村カオリの公式ホームページ
Kaori Kawamura Web
川村カオリの楽曲を聴き直す
川村カオリさんの楽曲は数多くありますが、その中でも「ZOO」は最も有名な曲でした。
さっそく「ZOO」から聴き直してみたいと思います。
今回はECHOESの「ZOO」とも聞き比べてみたいと思います。
ZOO
この曲はECHOESの辻仁成さんが作詞・作曲し川村カオリさんに提供した曲です。
1988年に川村カオリさんのデビューシングルとしてリリースされました。
 
  	川村カオリさんのデビュー曲にして最も有名な曲である「ZOO」。
ただ、私が初めて「ZOO」を聴いたのはECHOESの「ZOO」でした。
同名のデビューアルバムからの先行シングルであり、辻仁成さんが自ら編曲まで手がけています。なお、シングルバージョンとアルバムバージョンでは終わり方が異なりました。
まだあどけなさが残る少女が歌う「ZOO」ですが、声も若くお世辞にも上手いとは言えない歌唱力だったと思います。
しかし、川村カオリさんの苦労してきた人生を考えると、とても重みが出てくる様に思いました。
ECHOESの「ZOO」
1989年3月にリリースされたECHOESの「ZOO」。
このシングルはECHOESの6枚目のシングルでした。
 
  	1988年に川村カオリさんに提供した「ZOO」をECHOESがセルフカバーした楽曲です。
TBS系ドラマ『はいすくーる落書』の劇中歌として起用され、CX系ドラマ『愛をください』の主題歌でもありました。
また、2002年には国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊シニアボランティア募集CMソングにも採用されています。
セルフカバーだけあって、流石にECHOESにピッタリの曲でしたよね(^^)/
辻仁成さんの歌声は素晴らしいなぁと思いました。
僕たちの国境
「僕たちの国境」は1990年2月に発売された川村カオリさんの5枚目のシングルです。
 
  	初のタイアップ獲得となったこの曲は、毎日放送制作・TBS系列『地球ZIG ZAG』のテーマソングとなりました。
メッセージ性の高い歌詞であり、ハーフである川村カオリさんならではの伝わるものを感じました。
魂から歌っているのがよくわかるPVです。
川村カオリの楽曲を聴き直してみて
川村カオリさんの楽曲はいかがだったでしょうか?
38歳の若さでこの世を去った川村カオリさんですが、多くの楽曲を残しています。
ここで改めて聴き直してみるのはいかがでしょうか?
私は音楽が素晴らしいと思うのは、たとえ自分が居なくなって音楽は残るということ。
川村カオリさんの歌った楽曲も残っていくと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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