ドラえもん のび太の南海大冒険

【原案】

大長編ドラえもん18 のび太の南海大冒険 (てんとう虫コミックス)
41巻収録『無人島の大怪物』も原案として使われ、原作者である藤子・F・不二雄没後初作品でもあり、原作漫画は藤子・F・不二雄プロダクションが担当している。
あらすじ
のび太が夏休みの宿題研究のために「海」を題材にし、スティーヴンソンの小説「宝島」を読んで宝探しに憧れたのび太は、自分も本物の宝島で冒険したいと言い出し、ドラえもんのひみつ道具「宝さがし地図」で宝島を突き止め、海への冒険に出発する。
突然時空に異変が起き、のび太たちは17世紀のカリブ海へ行ってしまい、本物の海賊の戦いに巻き込まれてしまった。
のび太はドラえもんや仲間たちとはぐれ、ドラえもんは四次元ポケットを失い、残ったのは7個のひみつ道具だけ…
のび太はピンク色のイルカ「ルフィン」に助けられ、無人島へ流れ着き、そこで1人で暮していた少年と出会う。一方ドラえもんたちは海賊キャプテン・キッドに助けられ、この世界が17世紀だとわかった…
多くの有名人がゲスト声優を担当!
マッハ文朱(ジャック)
ピンクのバンダナをした少年。キャプテン・コルトの息子。
勇気があり、時には年相応な表情を見せ、マッハ文朱さんの声はあどけなさをうまく表現していると思いました。

早見優(ベティ)
ジャックの姉で、海賊育ちだからか、男勝りな所もあり、攻撃的な性格。
家族思いがゆえにそんな性格になってしまうのだと思うが、根は優しい。

麻上洋子(ルフィン)一龍斎春水
ジャックの友達。ピンク色をしたイルカ。最初はイルカのように鳴いていたがテレパシー能力で人間と意思の疎通ができる。
タイムパトロールの隊員という事もあり、正義感が強くしっかりしていて優しいイルカです。

江守徹(キャプテン・キッド)
海賊の船長。いくつもの修羅場をくぐり抜けてきた証か右目に黒い眼帯を付けている。見るからに海賊といった雰囲気の男で身体はがっちりとして大きく、戦うととても強い。
父と弟の身を案ずるベティに気をつかうなど、仲間思いな面がある。
船長としての威厳やたくましさが伝わってきます。

この作品に登場したひみつ道具一部紹介!
【宝探し地図】
世界地図を何枚かの紙に分けたもの!ピンで刺してタカラがあると音が鳴るアイテムだが、当たるまでやらなくてはならない。のび太はこれを一発で当てたのでした。
【夢確かめ機】
映画の中では何度か登場。名前の通り夢か現実か確かめるための道具。
抓られるので普通に痛い…。
【宝船型モーターボート】
自動で目的地まで行くので安心!
【ほどほど嵐】
ほどほどのはずが、結構な嵐になり、のび太は船酔いして、どこでもドアで一度帰るはめに…
【ほどほど海賊船】
人魚やポセイドンなど映像でリアルに登場させるが…
【着せかえカメラ】
洋服のデザインや写真などをセットしてカメラと着せ替えたい人を合わせてシャッターを押すと瞬時に着替えが出来る優れもの!この作品では水着に着せ替えました!
【変身リングとカード】
泳げないのび太のために。魚を選んで半分だけ変身したところ、人魚に変身。でも10分しか効果が続かない。その10分でスネ夫とジャイアンにいたずらをするのび太でした~
【お尻印のきび団子】
桃太郎印ではなくお尻印、桃太郎印は、どんな動物でも食べさせた人に懐くのですが、こちらは食べると下痢をするものなのですね。
主題歌
【オープニングテーマ】
1979年にオリジナルが発売されてからドラえもんでお馴染みの曲となりましたが、【ドラえもんのうた】を吉川ひなのに合わせて鴨宮諒が編曲し、音程をオリジナルから長2度下げ、ハ長調に改めているとのこと。
聴いててなんかが違うと思ったら、こういう事でした。
【エンディングテーマ】

ホットミルク
2018年3月3日公開「ドラえもん のび太の宝島」
のび太が宝探しに憧れるきっかけとなったスティーヴンソンの小説である「宝島」をモチーフに作られたのがこの作品。
やはり最近のものは色彩も鮮やかで綺麗です。
声優さんも徐々に交代し、慣れるまでは違和感がある方もいらっしゃると思いますが、
当時と現在を比較して観るのも楽しいかもしれませんね。