腕時計といえば『ロレックス』!!昔も今も人気のモデル

腕時計といえば『ロレックス』!!昔も今も人気のモデル

高級腕時計の代表格である『ロレックス』。多くの人々を魅了してきた一流ブランドの歴史と、今なお愛され続ける人気モデルの数々を振り返ります。


世界一の高級腕時計『ロレックス』

バブル世代にはおなじみの『ロレックス』。当然、今よりもブランド志向だったあの頃…高級ブランドというイメージが強く、憧れの存在だったという人もいるのでは?
今でも世界中で愛され続けるということは、それだけ普遍的な魅力があるということなのでしょう。

しかし、腕時計に興味が無い今どきの若者は、「スマホがあれば十分」と言いますよね。
時計に興味を持って楽しく選ぼうという人からは、新しい服や靴を身に着けて外出したときのようなワクワク感、大人になってもその高揚が蘇るというようなことをよく耳にします。

ロレックスに限らず、時計マニアが腕時計に興味を惹かれるのは、その背景にある歴史的エピソードや、時計が想像力を刺激するツールであるからに他ならないでしょう。彼らは、人生を豊かにする相棒を選ぶような気持ちで腕時計を購入しているのです。

ロレックス(ROLEX)

ロレックス - Wikipedia

皆さんはロレックスがどこの国で生まれたブランドかご存じですか?

スイスの腕時計メーカーとして有名なので、多くの方がスイスで誕生したものと勘違いしているようですが、実はロレックスはスイスではなくイギリスのロンドンで誕生したブランドなのです。

20世紀初頭、男性が懐中時計を携え、手首に装着する時計がまだ憫笑を誘っていた頃、ドイツ生まれのとある男は腕時計の将来性を予見していました。

そう、彼こそが後の世に『ロレックス(ROLEX)』を生み出した創業者「ハンス・ウィルスドルフ」なのです。

その後、イギリスに設立されたロレックス社は、関税の関係でスイスのジュネーブに移転。ドイツ人がイギリスに作ったスイスの時計会社になったというわけですね。ややこしいです(笑)

『ドーバー海峡横断』

ロレックスの歴史を紐解く上で欠かせないのが、「ドーバー海峡を渡った」というビッグニュースですね。

当たり前のことなのですが、当時の腕時計にとって”水”は最大の弱点と言われていました。その弱点を防ぐ手法としてロレックスは、オイスター社が開発した「オイスターケース」に注目、買収します。紆余曲折を経て、防水時計「オイスタークッション」が誕生するのですが、1926年当時はまだ防水時計自体の認知度が低く、売れ行きはあまり良くありませんでした。

ところが翌年1927年、転機が訪れます。

ロンドンの速記者、「メルセデス・グライツ」がロレックスとのコラボ企画として「オイスタークッション」を着けて”ドーバー海峡を遠泳”したのです。
結果、グライツ嬢は見事ドーバー海峡を泳ぎ切ることに成功。その所要時間は15時間15分。

いくら完成度の高い防水時計でも、15時間という長い時間水(それも海水)に晒されれば、壊れることはなくとも、狂うこと無く機能するのは不可能だろうと誰もが考えていました。
ところが、オイスタークッションはその防水時計界の常識を打ち破り、15時間15分もの間”全く狂うこと無く機能し続けた”のです。

このニュースは瞬く間に世界中に広まり、オイスタークッションの性能、ロレックスというブランドの名は一躍脚光を浴びることとなるのでした。

『ロレックス』の始まりと歴史

ここからは、すべての自動巻き腕時計の基底となった『ロレックス(ROLEX)』の歴史を年表形式で簡潔に紹介します。


・1905年
創業者であるハンス・ウィルスドルフ (Hans Wilsdorf) がロンドンにウィルスドルフ&デイビスを設立(1915年にロレックス・ウォッチカンパニーへ改称)。商社として時計を製造販売。

・1908年
ヨーロッパのどの言語でも発音が同じとなる「ROLEX」という造語をブランド名として商標登録。

・1910年
腕時計として初めてクロノメーター認定を受ける。精度の安定した「腕時計」の存在価値が高まるきっかけとなる。

・1919年
本社を時計産業の本拠地であるジュネーブに移転。

・1926年
防水機構を開発。牡蠣のように蓋を固く閉ざして埃や湿気から機械を守る仕組みが※1 オイスターケースと呼ばれた。翌年、「オイスタークッション」を身に着けたロンドンの速記者がドーバー海峡を遠泳したことから、その防水性とROLEXの名が広まる。

・1931年
あらゆる自動巻きの基底となる技術である、ローターの自動巻きを実現した「※2 パーペチュアル」を開発。

・1945年
「※3 デイトジャスト機構」を開発。


※1 オイスターケースは高い防水技術。当時最高の防水性を発揮した。
※2 パーペチュアルは自動巻きの技術。世界初の機能だった。
※3 デイトジャストは日付が一瞬で切り替わる技術。かなり画期的だった。

プレミア価格、ブランド的資産価値はいつまでも…

資産運用と言うと株や為替、金などが代名詞的存在ですが、「一定以上の価値がある物を保持し、紙幣の価値に変動があった際に対応する」という考え方があります。
有名どころが貴金属や不動産、宝石や美術品にこのような目的を持っている方もしばしば見受けられます。

さて、腕時計というものは実用性が高く”資産”という印象はあまり受けないかもしれません。しかしロレックスレベルとなると話が変わってきます。

いつまでも変わらずに高い完成度の時計を提供し続けているロレックス。ロレックスが安定して高い品質の時計を提供しているがために、ロレックスユーザーもその価値を損なわないように細心の注意を払います。そうしてできた”信用”が積み重なった結果、ロレックスは中古であっても非常に高値で取引されているのです。その安定性や信用はそのまま”資産価値”となり、いつからか「ロレックス投資」という言葉も存在するようになってきました。


少し脱線しますが、ロレックスの腕時計は資産的な価値が高い、ということは世界中の人間が知っている事実です。つまり、ロレックスを着けているだけで、治安の悪い諸外国においてスリや強盗に遭う危険性も当然高まります。

逆に、海外などの出先でトラブルに巻き込まれ、手持ちの資金がなくなってしまったという緊急事態でも、資産価値の変わらないロレックスの腕時計を一本でも持っていれば、その場を脱する程度の資金に変えるということは基本的にどこの国でも可能なのです。


愛されるから資産となるのか、資産となるから愛されるのか。
今の扱いを見たら、さてハンス・ウィルスドルフはどんなコメントをするのかちょっと気になりますね。

「デイトジャスト」

1945年に発売された「デイトジャスト」。午前0時に日付が瞬時に替わる「デイトジャスト機能」が著名なモデルで、ロレックスの中では最も販売個数が多い代表的なモデルです。ロレックスが考案、改良した最新の機構は「デイトジャスト」にまず搭載されることが多いそうですね。直径は36mmです。

2009年には「デイトジャスト」のケース径を一回り大きい直径41mmとした新型モデル「デイトジャストⅡ」が発売されています。

ロレックス(ROLEX) 『デイトジャスト 116234』新品 メンズ [並行輸入品]

「エクスプローラー」

1953年に発売された「エクスプローラーⅠ」。「三針式」「日付なし」「黒文字盤」という、ロレックスのスポーツモデルの先駆けとなった製品です。スポーツモデル(愛好家の中ではスポーツモデルのロレックスのことを”スポロレ”と呼ぶそうな。)の中では最もシンプルで汎用性が高いため日本人ファンが多く、スーツにもカジュアルにも合わせやすい、使いやすいモデルですね。

有名なエピソードとしては、エドモンド・ヒラリーがエベレスト登頂時に用いたと言われています。

2010年には現行モデル「Ref.214270」「Cal.3132」が販売されています。直径は36mmから39mmに少し大きくなりました。

ロレックス(ROLEX)『エクスプローラーⅠ 214270』新品 メンズ [並行輸入品]

「デイトナ」

1961年に発売されたロレックス唯一のクロノグラフモデルとして有名な「コスモグラフ・デイトナ」。直径は40mmです。中でもポール・ニューマン愛用の「エキゾチック・ダイヤル」という独特なダイヤルデザインのモデルは「ポール・ニューマン・モデル」と呼ばれ人気が高く、高額で取引されています。

元々はアメリカのアポロ計画の為に開発された物でしたが、NASAの選定の末、最終的にはオメガの「スピードマスター」に破れました。その後、カーレース用のモデルとして宣伝されることになります。

エルジン(ELGIN)『クロノグラフ FK1059S-B』メンズ

はい、価格を見て驚かれた方はもう一度よく見直してみてください。 デイトナは超人気モデルなのでこんな”よく似た”商品も…もちろん違法なコピー品ではありません。 あくまで、”よく似ている”だけです!

ロレックス(ROLEX)『コスモグラフ デイトナ ランダムシリアル 116520』中古 メンズ [並行輸入品]

本物はコチラ!中古でもこのプレミア価格ッ!! …文字通り、桁が違います。

関連する投稿


病院も映画館も煙モクモク!?自由すぎる昭和の常識を徹底図解

病院も映画館も煙モクモク!?自由すぎる昭和の常識を徹底図解

日本文芸社は、「昭和100年」の節目に、書籍『眠れなくなるほど面白い 図解 昭和の話』を11月27日に発売しました。庶民文化研究家・町田忍氏監修のもと、「病院でもタバコOK」「消費税なし」「過激すぎるTV」など、令和の感覚ではありえない“自由すぎた昭和の本当の姿”を、図解と豊富な資料写真で紹介。世代を超えたコミュニケーションツールとしても楽しめる一冊です。


レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」より『トラぶるCHASER 第1話』『3Dテニス』が配信スタート!!

レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」より『トラぶるCHASER 第1話』『3Dテニス』が配信スタート!!

レトロゲーム関連の復刻・配信ビジネスなどを行うD4エンタープライズが運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」にて、新規コンテンツ『トラぶるCHASER 第1話 トラブルは空から未来から(PC-9801版)』『3Dテニス(MSX版)』の配信がスタートしました。


『オホーツクに消ゆ』と北海道紋別市がコラボ!ゲームに登場するシーンを使用したアクリルジオラマが「ふるさと納税返礼品」に!

『オホーツクに消ゆ』と北海道紋別市がコラボ!ゲームに登場するシーンを使用したアクリルジオラマが「ふるさと納税返礼品」に!

ジー・モードより、推理アドベンチャーゲーム『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~』の世界観を再現したオリジナルグッズが、北海道紋別市のふるさと納税返礼品として提供されます。


抜群のスタイルで💦世の脚光を浴びた『広田恵子』現在は?!

抜群のスタイルで💦世の脚光を浴びた『広田恵子』現在は?!

高校時代からモデル活動を始め1986年に「カネボウ・スイムウエアイメージモデル」として脚光を浴びた広田恵子さん。現在は家族で〇〇を組んで活動している・・・。


完璧・無量大数軍の一人「完肉」の称号を持つキン肉マン『ネメシス』が、SpiceSeedキン肉マンシリーズに登場!!

完璧・無量大数軍の一人「完肉」の称号を持つキン肉マン『ネメシス』が、SpiceSeedキン肉マンシリーズに登場!!

ハイクオリティフィギュアの製造・販売で好評を博している株式会社SpiceSeed フィギュア事業部より、キン肉マンシリーズのフィギュア『ネメシス』が発売されます。


最新の投稿


牧伸二&立川談志の共演作も!CS衛星劇場で「映画秘宝」厳選の松竹秘蔵映画4作品を2・3月特集放送

牧伸二&立川談志の共演作も!CS衛星劇場で「映画秘宝」厳選の松竹秘蔵映画4作品を2・3月特集放送

CS放送「衛星劇場」にて、2026年2月・3月に特集『「映画秘宝」セレクション ~松竹秘蔵作品特集~』の放送が決定。雑誌「映画秘宝」が厳選したものの、諸事情により映画祭から外れた幻の4作品をピックアップ。テレビ初放送となる羽仁進監督の官能作や、牧伸二・立川談志ら豪華キャストが集結したコメディなど必見です。


揚げパン無料!クジラから3Dフードプリンターまで「学校給食タイムトラベル」イベントが東京で開催

揚げパン無料!クジラから3Dフードプリンターまで「学校給食タイムトラベル」イベントが東京で開催

懐かしの「クジラの竜田揚げ」や「揚げパン」、さらに3Dフードプリンター製の最新デザートまで!株式会社中西製作所は、2026年1月27日・28日に学校給食の無料試食イベント「第2回給食タイムトラベラー」を東京で開催します。新旧のメニューを食べ比べながら、給食の歴史と未来を親子で体験できる注目イベントです。


『りぼん』おとめチックの金字塔!陸奥A子・田渕由美子・太刀掛秀子の画業を辿る決定版書籍が発売

『りぼん』おとめチックの金字塔!陸奥A子・田渕由美子・太刀掛秀子の画業を辿る決定版書籍が発売

1970年代後半に『りぼん』で巻き起こった「おとめチック」ブーム。その中心的存在である陸奥A子、田渕由美子、太刀掛秀子の3作家を特集した決定版書籍が2026年1月23日に発売されます。カラーイラスト250点以上に加え、池野恋、水沢めぐみの特別寄稿や豪華対談も収録。乙女たちの憧れが詰まったファン待望の一冊です。


昭和100年メモリアル!トキワ荘通りで「レトロ家電だョ!全員集合」開催中。三種の神器や体験型展示も

昭和100年メモリアル!トキワ荘通りで「レトロ家電だョ!全員集合」開催中。三種の神器や体験型展示も

東京都豊島区の「トキワ荘通り昭和レトロ館」にて、企画展『レトロ家電だョ!全員集合』が2026年2月15日まで開催されています。昭和30年代の「三種の神器」をはじめとする懐かしの家電が集結。再現されたダイニングや洗濯体験ワークショップなど、見て・触れて・楽しめる、世代を超えて昭和文化を体感できるイベントです。


サンリオの原点が60年ぶりに復刻!やなせたかし初の市販詩集『詩集 愛する歌』が2026年4月に発売決定

サンリオの原点が60年ぶりに復刻!やなせたかし初の市販詩集『詩集 愛する歌』が2026年4月に発売決定

サンリオの出版事業第1号であり、「アンパンマン」の生みの親・やなせたかし氏の初市販詩集『詩集 愛する歌』の復刻が決定。1966年の初版本を忠実に再現し、2026年4月1日に発売されます。NHK連続テレビ小説「あんぱん」でも注目を集める本作は、やなせ氏とサンリオ創業者の絆から生まれた伝説の一冊です。