RCサクセションや渋さ知らズなどで活躍した片山広明さん死去。
「RCサクセション」のサポートメンバーとしてレコーディングやライブなどに携わり、「渋さ知らズ」のメンバーとしても活躍していたテナーサックス奏者・片山広明さんが11月13日に死去しました。67歳でした。
CDをリリースしていた地底レコードより告知がありました。
 
  	片山さんが近年CDをリリースしていた「地底レコード」の公式サイトにて、13日に片山さんが亡くなった旨の告知がなされました。「Dust Off」から「Happy Hour」までの5枚のアルバムを地底レコードでリリースしていたそうで、突然の訃報に関係者は驚きと悲しみに包まれています。
テナーサックス奏者・片山広明さんの軌跡を辿る。
高校生の頃からアルトサックスを始め、後にテナーサックスに転向しプロの道へと進んだ片山さん。1970年代後半には、篠田昌已、梅津和時、早川岳晴らと「生活向上委員会大管弦楽団」として音楽活動を行い、アルバムもリリースしました。
RCサクセションとの出会い。
また、1970年代末には忌野清志郎率いる「RCサクセション」との交流を深め、彼らのレコーディングやライブのサポートメンバーとして積極的に活動するようになります。
「渋さ知らズ」のメンバーに。
1990年代からは、不破大輔を中心としたビッグバンド「渋さ知らズ」での活動を開始。セカンドアルバム「DETTARAMEN」への参加以降、同バンドの重要メンバーとなります。
「渋さ」で“四番バッター”に。他にも様々なバンドで活躍!
同バンドにおいては、2006年のメジャーデビュー以降も主要メンバーとしてレコーディングやライブなどに積極的に参加、不破大輔曰く「片山さんは渋さで言えば四番バッター」とのことです。また、1997年には忌野清志郎との共演アルバム「Hospital」に参加したり、1998年には林栄一らとのユニット「CO2」を結成するなど、多岐にわたる活動を行っていました。
地底レコードによれば、長年お酒が好きだったという片山さん。同じく酒好きだった忌野清志郎と今頃は飲み交わしているのでしょうか。ご冥福をお祈り申し上げます。
 
     
    



