峰不二子
誰もが認める日本で最もセクシーな女性。いえ、日本が世界に誇れる女性といってもいいでしょう。ただの美人ではありません。謎の女です。しかも、悪女です。悪女ですが憎めません。そんな女、それが峰不二子ですね。
峰不二子
北海道出身ということですから色白なんでしょうね。そして長身。スリーサイズはゾロ目となっていますが、これは「覚えやすい」という理由から原作者のモンキー・パンチが設定したものです。
表情は小悪魔的でいちいちグッときますね。
峰不二子
スタイルが良いだけに様々なファッションを身にまといますが、ジャンプスーツのイメージは強烈です。
峰不二子
モデルとなったのは1968年に公開された映画「あの胸にもういちど」のマリアンヌ・フェイスフルです。
あの胸にもういちど
さて、そんな峰不二子ですが、謎の女と言われるだけあって、ナンスバディな美女という設定は不動ながらも年代によってかなり違います。時には別人じゃないかと思えるほどに。
と言うことで、ふり返ってみましょう。
ルパン三世 (TV第1シリーズ)
一般的によく知られ、また人気も高いのが1971年10月24日から1972年3月26日まで放送された「ルパン三世」のファーストシリーズの峰不二子でしょう。
造形もさることながら美人で悪女、敵だか味方だかよく分からん謎の女という設定が最高でしたね。
声を担当したのは二階堂有希子 。しかし、彼女はこのファーストシリーズのみで、セカンドシリーズからは増山江威子 、その後、沢城みゆき 、小山茉美 と続きます。
更に実写版では、江崎英子 、沙羅さおり 、横山智佐 、上野アサ 、黒木メイサ 、大湖せしる が演じています。
謎の女の似相応しく、多くの女性が関わっているんですね。
ルパン三世 (漫画版)
オリジナルはモンキー・パンチ原作による漫画で、週刊誌「漫画アクション」に1967年8月10日号から1969年5月22日号まで全94話が連載されました。
峰不二子&ルパン三世
モンキー・パンチの画力は確かです。上手いっ!しかも垢ぬけているというか、色使いも構図も当時の日本ではあまり見られないスタイルで洗礼されていました。
峰不二子の髪の色は白っぽかったり、金髪だったり。
峰不二子&ルパン三世
謎の女 峰不二子は、モンキー・パンチの作画においても大きく様変わりします。見て頂きましょう。
先ず1972年の峰不二子ですが、まぁ、荒いとはいえ漫画のイメージを感じることが出来ます。まぁ、いい。これは収めましょう。