お嬢様な髪形の典型!「金髪ドリルキャラ」の魅力!!
少女漫画・アニメなどに一人は設定されていることの多い「お嬢様キャラ」。「エースをねらえ!」のお蝶夫人なんかが有名ですが、彼女たちの髪形の多くが“金髪&縦ロール”になっていることが多いのにお気づきでしょうか?縦ロールな髪形を指して「金髪ドリル」などと呼ぶこともあります。この記事では、そんな金髪ドリルキャラをいくつかピックアップしてみたいと思います。
竜崎麗香(エースをねらえ)

70年代に週刊マーガレットで連載され、当時の少女たちにテニスブームを巻き起こした「エースをねらえ!」の“お蝶婦人”こと竜崎麗香。金髪を縦ロールにまとめた「金髪ドリルキャラ」の元祖とも言われています。
マリー・アントワネット(ベルサイユのばら)

池田理代子の代表作である“ベルばら”こと「ベルサイユのばら」。主要キャラであるマリー・アントワネットの髪形はお蝶婦人に比べると「盛髪」なのが特徴です。これは史実としてのマリー・アントワネットの髪形に影響されているのかもしれませんね。

姫川亜弓(ガラスの仮面)

美内すずえの漫画「ガラスの仮面」で主人公・北島マヤのライバルであった姫川亜弓。「〇〇・・・おろしい子ッ!」というセリフのテンプレでも有名ですよね。名前に「姫」とあるのが、この髪形になった背景としてあるんでしょうか?
一の宮蕗子(おにいさまへ…)

「ベルサイユのばら」に続き、こちらも池田理代子の作品である「おにいさまへ…」。学園理事長の娘である一の宮蕗子がこの髪形をしていました。“上流階級”を具現化したような存在であり、やはりそういったキーワードがあると金髪ドリルになりやすいんでしょうか?
イライザ・ラガン(キャンディ・キャンディ)
「キャンディ・キャンディ」において、兄ニールと共にキャンディのいじめ役であったイライザ・ラガン。「意地悪」「嫉妬深い」といったお嬢様キャラにありがちな性格であるためか、ドリルが何本も生える事態に(?)
ディアナ・ソレル(∀ガンダム)

今まで少女漫画ばかりでしたので、今度はガンダムから。「∀ガンダム」に登場したディアナ・ソレルは月世界を統治する女王様。この手の髪形は「お嬢様」の象徴でもありますが「女王様」の象徴としても使われますね。
イクサー1(戦え!!イクサー1)

最後は「戦え!!イクサー1」より主人公・イクサー1を取り上げます。イクサー1とは宇宙を放浪する民・クトゥルフが作った善なる心を持つ人造人間。今までのキャラの設定とは一線を画していますが、「戦え!!イクサー1」が発表された80年代後半にもなると「金髪ドリル」の認知度は高くなっていましたので、この手のキャラへの採用もあったと推測できます。今回ご紹介するのは以上となります。あなたの記憶に残る「金髪ドリルキャラ」はいましたでしょうか?
おすすめの記事はこちら!
ようやく良さがわかってきた!?懐かしアニメに登場する「人妻キャラ」 - Middle Edge(ミドルエッジ)
ミドルエッジ世代が読んでいた『野球漫画』で印象的だった投手って!? - Middle Edge(ミドルエッジ)
峰不二子、亀仙人、野原しんのすけ、ブライト・ノア…ミドルエッジ世代が観てた頃と声優が違うアニメキャラ!! - Middle Edge(ミドルエッジ)