プリティ・ウーマンとは…
1990年公開のアメリカ映画。
ゲイリー・マーシャル監督の指揮下、
リチャード・ギアとジュリア・ロバーツが主演するロマンティック・コメディ。
『マイ・フェア・レディ』を下敷きにした、現代版ストーリーである。

1990年度全米興行収入第1位。
ロバーツは、この作品でゴールデングローブ賞 主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞した。
プリティ・ウーマンのあらすじ

ビバリーヒルズを舞台にジュリア・ロバーツとリチャード・ギア共演で、
ウブな実業家とコールガールが出会い、次第に惹かれ合う姿を描いたシンデレラストーリー。
エドワードとヴィヴィアンは1週間だけのパートナーとしての契約を結び、一緒に暮らし始めるが…。
主演の紹介
ジュリア・ロバーツ

高校卒業後にニューヨークに出て演劇学校に通いながらオーディションを受ける日々を送り、1988年に映画デビューし、翌年の『マグノリアの花たち』でゴールデングローブ賞 助演女優賞を受賞して注目される(自身初のアカデミー賞候補にもなった)。
1990年、リチャード・ギアと共演した『プリティ・ウーマン』で、エレガントに変身するコールガールを演じ、彼女の当たり役となる。映画は大ヒット、彼女自身もアカデミー賞にノミネートされ、スターの座をつかむ。2000年の『エリン・ブロコビッチ』では同賞の主演女優賞を受賞。
リチャード・ギア

1967年、ノースシラキュース・セントラル高校(ニューヨーク州・シラキュース市)卒業。マサチューセッツ大学で哲学を学んでいたが、中退して俳優を志した。舞台で活躍し、1975年に映画デビュー。プリティ・ウーマンの後、
八月の狂詩曲、愛という名の疑惑、ジャック・サマースビーに出演している。
いずれにしても華麗な役回りを果たしている。
日本好きとしても知られ、度々来日している。(!)
2005年に来日した際には、小泉首相(当時)を表敬訪問し、主演した映画にちなんで一緒にダンスを踊るというパフォーマンスを見せた。
などなどと日本人の私たちにうれしいエピソードもありました。
また、黒澤明監督の 『八月の狂詩曲』 に出演した際、劇中で使用された念仏堂のオープンセットを解体して、アメリカの別荘に移築した。なお、これは特別扱いを断った彼の出演料が非常に安かったため、その埋め合わせの意味もあったという。
監督の紹介
ゲイリー・マーシャル

アメリカ合衆国ニューヨーク州出身の映画監督、俳優(!)。
脚本家としてテレビのコメディシリーズを手がけ、テレビ番組の監督から映画監督になった。
なお、名前の読みはギャリー・マーシャルであるが、映画会社が紹介時にGarryの読みをGary([ɡɛəri]、ゲーリー、ゲイリー、理想はゲアリー)と混同したため、誤りが正されないまま今日に至る。
2016年7月19日、肺炎の合併症によりカリフォルニア州の病院で死亡。81歳没。

また、『プリティ・ブライド』では監督もゲイリー・マーシャルで、
主演の二人も、ジュリア・ロバーツとリチャード・ギアでした。
不思議でステキな巡りあわせですね。
映画エピソード
※『プリティ・ウーマン』はディズニー映画です。
娼婦という設定のキャラクターが出てくるため、
刺激の強いシーンやセリフ、ピロートークなど、たくさんもろもろに飛び出しますが、
プリティ・ウーマンはれっきとしたあのかのディズニー映画なんだよね。Σ(・ω・ノ)ノ!
夢を返してくれ!となったのはいい思い出。笑
はじめ、タイトルは$3000だった!?
実際のオリジナルの脚本では、「プリティ・ウーマン」ではなく契約金の「$3000」という題名であったがタッチストーン・ピクチャーズ社の幹部が「$3000」だとサイエンス・フィクションの映画のような響きだと異議を唱えたので「プリティ・ウーマン」という題名になったというエピソードがある。
実際はボディダブルが多用されているのようでして
劇中で見事なボディを披露しているロバーツだが、実際はボディダブルが多用されている。この映画は、ボディダブルの重要性や必要性を再認識させた映画であるのこと。
よくわからんですが、見目のよさを追求する点にプロを感じました。( ・ㅂ・)و ̑̑
ポスターのボディもダミーですって

リチャード・ギアとジュリア・ロバーツが背中合わせに立つ国際版ポスターの写真は、いったん撮影されたが、ヒールを履いているロバーツのほうがギアよりも高く写ってしまったために、ボディダブルを使用し再撮影を行ったうえで、頭部のみをふたりの俳優にすり替えたのだという。
ややこしいけども、工夫が織り交ぜられたのことはお疲れ様ですね。
ロバーツがギアのネクタイを水平に引っ張っているのは、
写真の継ぎ目を隠すための苦肉の策である。この修正前のポスターがコレクターの間に出回る話が
松岡圭祐のミステリー小説『万能鑑定士Qの事件簿IV』の冒頭に描かれているのでぜひこちらも。
まとめ
正直……ディズニーの映画だと知ったときは震撼しました。
大人のシンデレラ・ストーリーとはこういうことなのか、と。
(※フィクションを鵜呑みにしている)
なんだかんだといって、気風のいいビビアンや、初心で頭の切れるエドワードがお互い、惑いながらも幸せになる過程はとても心地よいものでした。
たった一人の気まぐれが大きな出会いになるのもいいですね。
まぁ正直……少女漫画を愛読する身としては、
エドワードさんもうちょっと武士は食わねど高楊枝をもうちょっともうちょっと……実践し、堪えてほしかったのが本音です。笑