初期のBOØWYに所属していたサックス奏者「深沢和明」!!
解散から30周年を迎えた伝説のバンド「BOØWY」。そのメンバーは言わずと知れた氷室京介、布袋寅泰、松井恒松、高橋まことの4人ですが、1982年のデビュー当初は6人編成でした。この記事では、1982年に脱退したメンバーでサックス担当・深沢和明にスポットをあててみたいと思います。
希少な6人での集合写真。
ベースも堪能なサックス奏者!
深沢和明は元々、布袋寅泰が中心となって結成されたバンド「ジギーリギー」に所属し、サックスを担当していました。ベースも堪能であり、1981年にBOØWYが結成された当初はベーシストとして活躍。その後、ベースは松井恒松に交代し、元来担当していたサックスに戻りました。
「NO.NEW YORK」は彼の作詞です!
1982年にリリースされたBOØWYのデビューアルバム「MORAL」に収録されている「NO.NEW YORK」。BOØWYを代表する一曲としてファンからも人気の高い楽曲です。作曲は布袋ですが、作詞は深沢が担当し、作詞家としての才能も発揮していました。同アルバムに収録された「WATCH YOUR BOY」も彼の作詞です。
深沢和明がボーカルの「NO.NEW YORK」!!
深沢がボーカルを務める、レアなバージョンの「NO.NEW YORK」がYouTubeに投稿されていました。「作詞したのは自分だ」とアピールしていますね!
現在は何をやってるの?
現在は舞台役者として活躍していた!!
BOØWYのサックスとして存在感を発揮していた深沢ですが、1982年10月の新宿LOFTでのライブを最後に、ギターの諸星アツシとともにバンドを脱退。気になるその後の彼の活動ですが、なんと舞台役者に転向していました。
深沢は劇団「東京パワーゲート」に所属しており、桑名正博主演の2007年の舞台「IMAGINE9.11」や、萩原聖人主演の舞台「爆走ピエロ」「桃太郎裁判」など、多数の舞台に出演。舞台役者としてのキャリアを着実に重ねています。
活躍の場は変われど、現在もBOØWY時代と同様にエネルギッシュに活動している深沢。6人体制の期間は短かったBOØWYですが、この記事を機会に、初期の名曲を今一度再確認していただけると幸いです。