前作「仮面ライダーZX」より3年ぶり!ファン待望の新作「仮面ライダーBLACK」!!
3年という時間は子供の僕には超長かったです。しかもテレビシリーズの仮面ライダーとしては6年ぶりの新作。小1の僕はこの作品を観た時もう中学1年生にもなっていました。
仮面ライダーBLACKとは
大学生・南光太郎(みなみ こうたろう)は親友の秋月信彦とともに暗黒結社ゴルゴムによって拉致される。光太郎は体内にキングストーン「太陽の石」を埋め込まれ、次期創世王候補として世紀王ブラックサンに改造されるが脱出。しかし信彦は取り残されたままだった…。
対極する2人のライダー!太陽対月!!
仮面ライダーブラック

次期創世王となるべく選ばれた2人の仮面ライダーの1人。正式名称はブラックサン。〝黒い太陽〟の名は実に暗黒組織の王候補らしい秀逸な名前ですね。
仮面ライダーシャドームーン

その名のとおり〝影の月〟。ブラックと共に次期創生世王候補として選ばれ、
物語の後半でゴルゴムのプリンスとして登場する仮面ライダー。その存在は僕から見ても悪の希望そのものでした。
同じ闇の属性を持ちながら太陽と月という対極の名を持つ2人。親友であった2人が殺し合い勝ち残った物が創世王となる設定に当時の僕は興奮させられたものです。
ボディーに違いあり!

見て下さい。ブラックの関節の隙間からは筋肉繊維が見えるのです。生物を意識してつくられたライダー。それがブラックなんでしょうね。それに対してシャドームーンの体は鋼鉄=ロボット。これもまた対立する2人を意識させる興奮ポイントでしょう。
敵であるシャドームーンに魅かれてしまう
実は僕の周りではシャドームーンに魅かれてしまうひとが大勢いました。その洗練されたデザインと特に足をつくと上に跳ね上がるかかとのギミックはカシャン、カシャンと音がして初登場時ブラックの前にゆっくりと神々しくかつ荘厳に現れるシャドームーンの演出を盛り上げました。

シャドームーンの声がイカす
シャドームーンの声を演じる寺杣昌紀さんの爽やかながら威厳のある声は本当に悪でありながらヒーローなんだとおもわせる、意表をつかれた美声でした。あーしびれるー!!
てらそま まさき(1962年5月8日生まれ )

剣聖ビルゲニア

このキャラの存在もシャドームーン登場を大きく盛り上げるひとつです。ブラックを窮地に追い込みゴルゴムの幹部クラスである三神官ですら手をこまねくこの強者をシャドームーンはなんと一撃で!!サタンソードを用いてビルゲニアが防御に出した盾ごと一気に一刀両断!!圧巻です。圧巻。
中学生ともなると
残念ながらその年にもなると当時同世代の人たちは「特撮見てる奴はこどもだ」とばかにして、見ている人たちは僕の周りではほとんどいませんでした。

おのれゴルゴム!!
暗黒結社ゴルゴムの卑劣さにいかり変身前に南光太郎が叫ぶこのセリフ、ふざけてつかいまくった人もおおいようです。例えば、テストの点数が悪い時など明かに自分がわるいのに「おのれゴルゴム~!!」などと使うとわかる人たちにはうけました。

好き過ぎて

分かりやすいからこそ盛り上がる「仮面ライダーBLACK」。僕の大好きな仮面ライダーシリーズの一つです。