中国市場をターゲットにミッフィーが初の実写映画化。製作開始は2020年前半を予定
1955年に絵本作家の故ディック・ブルーナさんにより生まれた「ミッフィー」シリーズが、中国の製作会社とイタリアの制作スタジオのタッグにより実写とCGで映画化される事が分かりました。
世界で約50ヶ国語に翻訳されて親しまれている同シリーズ。絵本の主人公であるミッフィーが、どのようなキャラクター設定で、物語がどう描かれるのか注目を集めています。

ミッフィー スタンダードぬいぐるみ S オレンジ
今回の実写映画化では、中国の鑑賞者を主なターゲットとしていて、前述の二社は同シリーズの著作権を保有するメルシス社とすでに合意に達しているとの事です。
中国の市場に向けての製作である事から、キャストには中国でも知名度のある人物が揃えられると予想されますが、その詳細はまだ不明です。なお、製作開始は2020年前半が予定されています。
これまでもアニメ化などはありましたが、実写化は初めてとなる同シリーズ。家族ものが近年のトレンドとなっているなか、中国に限らず日本でも家族で楽しめる内容となる事を期待しています。
絵本作家 ディック・ブルーナさん 【プロフィール】

生前のディック・ブルーナさん