今はこんな物まであるんだね!!

ボクサーパンツ 武将 明智光秀/敵は本能寺にあり/ブルー
70年代のトップバッターは『国盗り物語』(1973年)の近藤正臣

国盗り物語 総集編《全2巻組セット》 [VHS]

近藤正臣
さて、『『国盗り物語』では、明智光秀を好演。初めは信長の家臣になってしばらくは信長の行動に一定の理解を示していたが、叡山焼き討ちに際して行った信長の行動を「魔神」と評するなど次第に信長に批判的になっていく。その後、信長から理不尽な暴行を受けたことと、旧領を実質上召し上げられたことが信長への殺意の決定打となり、本能寺で信長に反旗を翻すという展開。言うなれば、『 魔王をどげんかせんといかんよ説(天誅説)』+『信長から殴る蹴るの暴力を受けてたよ説(暴行説)』を取っている。
『国盗り物語』と同時期に強行放映し、みごとに玉砕した『新書太閤記』(1973年)!!

新書太閤記 文庫 全11巻 完結セット (吉川英治歴史時代文庫)
上記の原作は何度かテレビ・映画化されており、新書太閤記(1973年版)は1973年5月2日から1973年9月26日にかけて、NETテレビ(現:テレビ朝日)系列にて製作され放送された。NETテレビでは14年振りのドラマ化で、唯一の1時間作品となった。なお、このドラマは東映東京撮影所も製作に関わっている。
当時の人気俳優・人気アイドルを抜擢して話題を呼んだが、同時期に同じ時代・舞台設定で大河ドラマ『国盗り物語』が放送されていた影響か、視聴率的には振るわなかった。番組タイトル(題字)を当時の内閣総理大臣でもあった田中角栄が書いている。
出演陣を見ると、山口崇(豊臣秀吉)、高橋悦史(織田信長)、中山仁(明智光秀)、山本陽子(北政所)など、今考えると豪華な顔ぶれが並んでいる。

中山 仁
1973年、大河ドラマでは同時代の『国盗り物語』を放送していた同じ年に民放でも戦国時代絵巻を放映していたのだ。出演陣なんかもなかなか豪華だったのですが、残念ながら視聴率は振るわなかったようで、後々語られる事はほとんどなく、今もネット上に情報は皆無に近い状態だった。
正直言って、歴史物が大好きな小生もこのドラマは見てません!!なので中山仁が明智光秀を演じていたなんて初耳でしたし、DVDでもあれば、ぜひ見てみたいのですが・・・。
『本能寺の変』を武士ではない者の目から描くと・・・!!

黄金の日日 完全版 第壱集 第1回~第28回収録 [DVD]
安土桃山時代にルソンに渡海し、貿易商を営むことで巨万の富を得た豪商・呂宋助左衛門(ドラマ内では助左または納屋助左衛門と呼ばれている)と泉州・堺の町の栄枯盛衰、今井宗薫の妻・美緒をめぐる今井宗薫と助左衛門らの争いを描いた作品である。
従来の大河ドラマは武士を主人公に取り上げた作品がほとんどだったが、今作では初めて商人を主人公に据えることにより、庶民の暮らしと経済面から時代を描く物語の展開となった。また日本史上の人物の中でも人気が高い豊臣秀吉を関白就任後は徹底した悪役に描いたり、逆に憎まれどころの石田三成を善意の人物に描くなど、それまでにはなかった意外性を活かした構成となった。

内藤武敏
それからもう一つこの作品について付け加えたいとすれば、『太閤記』から13年を経て緒形拳の豊臣秀吉と高橋幸治の織田信長コンビが復活した事でも話題となったことだろう。見逃した方は必ず見て頂きたい一品だ!!。
当時、地を飛び、宙を走るスーパー・アクションが話題をさらった映画だった!!

大型ポスター 忍者武芸帖百地三太夫
千葉真一の愛弟子・真田広之が、初主演ということで、千葉真一がアクション監督と真田広之演じる鷹丸の宿敵 ・不知火将監の2役でがっちり支える。
師の千葉真一の期待に応えた真田広之の空手アクションと短刀二刀流を組み合わせた切れ味鋭い忍者アクションが、空手対柔術やクライマックスの百地と甲賀と伊賀忍者のバトルロイヤルなど、千葉真一アクション監督による器械体操と空手アクションと忍者アクションを組み合わせた奇想天外なアクション満載で描かれているので、香港アクションに負けないジャパンアクションを見せつけるという千葉真一や真田広之の気合いが伝わる力作になっている。華麗なヌンチャクさばきを見せる志保美悦子の華麗なアクションも、印象的だったが・・・。
まあ、真田広之のファンだったら必ず押さえておきたい映画ではあろうが・・・???
肝心の光秀が3分ぐらいしか出てこなかった!!
伊賀の忍者・百地三太夫(石橋雅史)の一族が、豊臣秀吉(小池朝雄)の指示により甲賀忍者の不知火将監(千葉真一)にだまし討ちに遭い、滅ぼされて10余年後、中国に逃げて修行を積んだ三太夫の遺児・鷹丸(真田広之)は残党と再会。秀吉への復讐と一族の復興を誓う!百地三太夫の残党と、秀吉の一味、徳川の忍者・服部半蔵(夏八木勲)などが絡み合い、壮絶な死闘が繰り広げられる痛快時代劇アクション。アクション監督を千葉真一が担当し、忍術・剣術・拳法など、様々な武術がスタントなしの本物アクションで展開される!。
そして肝心の明智光秀には浜田晃が扮しているが3分ぐらいしか出てこなかったのがちょっと寂しい感じもする。おまけに、この映画では、将監(千葉真一)に殺される設定になっている!!。

浜田 晃
浜田 晃 - ALPHA AGENCY|アルファエージェンシー