戦国時代を題材にした映画・TVの中で「明智光秀」を演じた印象に残る俳優たち②【1970年代】

戦国時代を題材にした映画・TVの中で「明智光秀」を演じた印象に残る俳優たち②【1970年代】

「戦国時代を題材にした映画・TVの中で「明智光秀」を演じた印象に残る俳優たち①【1960年代】」の続編です。「明智光秀」という武将は、生まれた時から没する迄、数々のミステリーが存在し、歴史学者・作家は勿論のこと、TVドラマ・映画製作陣にとっても、人の想像力や好奇心を無性に掻き立てる魔性の魅力が存在するのであろう。 したがい、TVドラマ・映画だけを執って見ても数多くの作品が存在するのが現状だ。さて今回は誰が登場するでしょうか??


今はこんな物まであるんだね!!

”歴女”を口説き落とす”天下分け目の合戦”には、ぜひこの勝負パンツで!!
ただ、宿敵を落としたとしても、後の”中国大返し”には要注意!! な~んちゃって!?

ボクサーパンツ 武将 明智光秀/敵は本能寺にあり/ブルー

70年代のトップバッターは『国盗り物語』(1973年)の近藤正臣

『国盗り物語』(くにとりものがたり)は、1973年1月7日から12月23日に放送されたNHK大河ドラマ第11作。全51回。一介の油売りから身を起こし美濃国の国主になった斎藤道三と、隣国の尾張国に生まれ破天荒な政略・軍略で天下布武を押し進め、斎藤道三に後継者と目され共に天下統一に邁進しながらも、最期には本能寺で激突する織田信長と明智光秀の生き様を描いた作品である。『国盗り物語』は、高橋英樹(信長)、近藤正臣(光秀)、火野正平(秀吉)、松坂慶子(濃姫)など20代中心の布陣であった。

国盗り物語 総集編《全2巻組セット》 [VHS]

本名	川口 正臣(かわぐち まさおみ)
生年月日	1942年2月15日(76歳)
出生地	京都府京都市
職業	俳優
ジャンル	テレビドラマ・舞台・映画
活動期間	1960年代初期 -

一昨年だったか、NHKの朝ドラでヒロインの舅役を見事にこなしていたことが記憶に新しい。

近藤正臣

さて、『『国盗り物語』では、明智光秀を好演。初めは信長の家臣になってしばらくは信長の行動に一定の理解を示していたが、叡山焼き討ちに際して行った信長の行動を「魔神」と評するなど次第に信長に批判的になっていく。その後、信長から理不尽な暴行を受けたことと、旧領を実質上召し上げられたことが信長への殺意の決定打となり、本能寺で信長に反旗を翻すという展開。言うなれば、『 魔王をどげんかせんといかんよ説(天誅説)』+『信長から殴る蹴るの暴力を受けてたよ説(暴行説)』を取っている。

『国盗り物語』と同時期に強行放映し、みごとに玉砕した『新書太閤記』(1973年)!!

『新書太閤記』(しんしょたいこうき)は、吉川英治の歴史小説であり、豊臣秀吉の半生を描いたものである。元は「読売新聞」に1939年1月1日から1945年8月23日まで連載された。単行本は新潮社から1941-45年にわたり9巻まで刊行され、さらに1946-49年六興出版部から全11巻で刊行。小牧・長久手の戦いで終わっている。

新書太閤記 文庫 全11巻 完結セット (吉川英治歴史時代文庫)

上記の原作は何度かテレビ・映画化されており、新書太閤記(1973年版)は1973年5月2日から1973年9月26日にかけて、NETテレビ(現:テレビ朝日)系列にて製作され放送された。NETテレビでは14年振りのドラマ化で、唯一の1時間作品となった。なお、このドラマは東映東京撮影所も製作に関わっている。
当時の人気俳優・人気アイドルを抜擢して話題を呼んだが、同時期に同じ時代・舞台設定で大河ドラマ『国盗り物語』が放送されていた影響か、視聴率的には振るわなかった。番組タイトル(題字)を当時の内閣総理大臣でもあった田中角栄が書いている。
出演陣を見ると、山口崇(豊臣秀吉)、高橋悦史(織田信長)、中山仁(明智光秀)、山本陽子(北政所)など、今考えると豪華な顔ぶれが並んでいる。

本名	中山 仁平(なかやま じんぺい)
別名義	梶原 仁(旧芸名)
生年月日	1942年9月25日(75歳)
出生地	中華民國・北平
身長	176cm
職業	俳優、歌手
ジャンル	映画、テレビ、舞台
活動期間	1965年-

テレビドラマ『乱れる』(フジテレビ系)でデビュー。テレビドラマ『サインはV』(TBS系)で人気俳優の仲間入りをした。『ウルトラマン80』ではオオヤマ一樹隊長役として出演。

小生にとって、中山仁と言えば、『ウルトラマン80』のオオヤマ一樹隊長の思い出が強い!!。

中山 仁

1973年、大河ドラマでは同時代の『国盗り物語』を放送していた同じ年に民放でも戦国時代絵巻を放映していたのだ。出演陣なんかもなかなか豪華だったのですが、残念ながら視聴率は振るわなかったようで、後々語られる事はほとんどなく、今もネット上に情報は皆無に近い状態だった。

正直言って、歴史物が大好きな小生もこのドラマは見てません!!なので中山仁が明智光秀を演じていたなんて初耳でしたし、DVDでもあれば、ぜひ見てみたいのですが・・・。

『本能寺の変』を武士ではない者の目から描くと・・・!!

『黄金の日日』(おうごんのひび)は、1978年1月8日から12月24日に放送されたNHK大河ドラマ第16作。クレジット上での原作は城山三郎の同名の小説(1978年刊)、主演には六代目市川染五郎【現・二代目松本白鸚】(呂宋助左衛門【助左または納屋助左衛門】)、共演には栗原小巻(美緒)、緒形拳(豊臣秀吉)、高橋幸治(織田信長)、鶴田浩二(千利休)、丹波哲郎(今井宗久)、根津甚八(石川五右衛門)、内藤武敏(明智光秀)など

黄金の日日 完全版 第壱集 第1回~第28回収録 [DVD]

安土桃山時代にルソンに渡海し、貿易商を営むことで巨万の富を得た豪商・呂宋助左衛門(ドラマ内では助左または納屋助左衛門と呼ばれている)と泉州・堺の町の栄枯盛衰、今井宗薫の妻・美緒をめぐる今井宗薫と助左衛門らの争いを描いた作品である。
従来の大河ドラマは武士を主人公に取り上げた作品がほとんどだったが、今作では初めて商人を主人公に据えることにより、庶民の暮らしと経済面から時代を描く物語の展開となった。また日本史上の人物の中でも人気が高い豊臣秀吉を関白就任後は徹底した悪役に描いたり、逆に憎まれどころの石田三成を善意の人物に描くなど、それまでにはなかった意外性を活かした構成となった。

本名	内藤 武敏(ないとう たけとし)
生年月日	1926年6月16日
没年月日	2012年8月21日(86歳没)
出生地	福岡県小倉市(現:北九州市小倉北区)
死没地	神奈川県横浜市
身長	165cm
ジャンル	俳優、ナレーター
活動期間	1950年 - 2008年

NHK大河ドラマなど多数のテレビドラマで名演を見せた名脇役。この人の他に”名脇役”として呼べる俳優は数少ないであろう。実に良い味を出していたと思う。大河ドラマには欠かせない俳優であり、キャリアにおける大河出演作品はなんと15作品にも上る。
この『黄金の日日』における光秀役は光秀の中間管理職的な役割が彼によって良く表現されていた。個人的には『おんな太閤記』における千利休役がやっぱり一番ハマっていたと思う。

内藤武敏

それからもう一つこの作品について付け加えたいとすれば、『太閤記』から13年を経て緒形拳の豊臣秀吉と高橋幸治の織田信長コンビが復活した事でも話題となったことだろう。見逃した方は必ず見て頂きたい一品だ!!。

当時、地を飛び、宙を走るスーパー・アクションが話題をさらった映画だった!!

『忍者武芸帖 百地三太夫』(にんじゃぶげいちょう ももちさんだゆう)は、1980年の日本の時代劇アクション映画。鈴木則文監督。真田広之の初主演映画である。また、蜷川有紀の女優デビュー作品でもある。千葉真一がアクション監督を務め、ジャパンアクションクラブ (JAC) による破天荒なアクションが展開され、主演の真田も高さ25メートルの城のセットからダイブするなど、体を張ったアクションを披露している。

大型ポスター 忍者武芸帖百地三太夫

千葉真一の愛弟子・真田広之が、初主演ということで、千葉真一がアクション監督と真田広之演じる鷹丸の宿敵 ・不知火将監の2役でがっちり支える。
師の千葉真一の期待に応えた真田広之の空手アクションと短刀二刀流を組み合わせた切れ味鋭い忍者アクションが、空手対柔術やクライマックスの百地と甲賀と伊賀忍者のバトルロイヤルなど、千葉真一アクション監督による器械体操と空手アクションと忍者アクションを組み合わせた奇想天外なアクション満載で描かれているので、香港アクションに負けないジャパンアクションを見せつけるという千葉真一や真田広之の気合いが伝わる力作になっている。華麗なヌンチャクさばきを見せる志保美悦子の華麗なアクションも、印象的だったが・・・。

まあ、真田広之のファンだったら必ず押さえておきたい映画ではあろうが・・・???

肝心の光秀が3分ぐらいしか出てこなかった!!

伊賀の忍者・百地三太夫(石橋雅史)の一族が、豊臣秀吉(小池朝雄)の指示により甲賀忍者の不知火将監(千葉真一)にだまし討ちに遭い、滅ぼされて10余年後、中国に逃げて修行を積んだ三太夫の遺児・鷹丸(真田広之)は残党と再会。秀吉への復讐と一族の復興を誓う!百地三太夫の残党と、秀吉の一味、徳川の忍者・服部半蔵(夏八木勲)などが絡み合い、壮絶な死闘が繰り広げられる痛快時代劇アクション。アクション監督を千葉真一が担当し、忍術・剣術・拳法など、様々な武術がスタントなしの本物アクションで展開される!。

そして肝心の明智光秀には浜田晃が扮しているが3分ぐらいしか出てこなかったのがちょっと寂しい感じもする。おまけに、この映画では、将監(千葉真一)に殺される設定になっている!!。

本名	浜田 晃(はまだ あきら)
生年月日	1941年10月28日(76歳)
出生地	神奈川県横浜市
身長	178 cm
職業	俳優
ジャンル	テレビドラマ、映画、舞台
活動期間	1960年代 - 現在

東映を中心に各社の映画やテレビドラマに出演。時代劇、刑事ドラマ、特撮など様々なジャンルの作品で凄みのある悪役として活躍したが、善人役を演じる機会も多い。2017年には『仮面ライダービルド』第9話以降に難波重三郎役で出演している。

浜田 晃

浜田 晃 - ALPHA AGENCY|アルファエージェンシー

関連する投稿


完璧・無量大数軍の一人「完肉」の称号を持つキン肉マン『ネメシス』が、SpiceSeedキン肉マンシリーズに登場!!

完璧・無量大数軍の一人「完肉」の称号を持つキン肉マン『ネメシス』が、SpiceSeedキン肉マンシリーズに登場!!

ハイクオリティフィギュアの製造・販売で好評を博している株式会社SpiceSeed フィギュア事業部より、キン肉マンシリーズのフィギュア『ネメシス』が発売されます。


懐かしの名作が勢揃い!特製クリアしおりが貰える書店フェア「藤子・F・不二雄 S(すこし)★F(ふしぎ)な世界」が開催!!

懐かしの名作が勢揃い!特製クリアしおりが貰える書店フェア「藤子・F・不二雄 S(すこし)★F(ふしぎ)な世界」が開催!!

藤子・F・不二雄による名作の数々を紹介する書店フェア「藤子・F・不二雄 S(すこし)★F(ふしぎ)な世界」が、8月7日(木)より全国のフェア参加書店にて順次開催されます。


JR池袋駅で「キン肉マンSTATION」が開催中!フィギュアメーカー・CCPJAPANから多数の新作限定アイテムが登場!

JR池袋駅で「キン肉マンSTATION」が開催中!フィギュアメーカー・CCPJAPANから多数の新作限定アイテムが登場!

フィギュアメーカーのCCPJAPANが、JR池袋駅南改札前スペースで8月11日(月)まで開催中の「キン肉マンSTATION」にて、限定商品および新作商品の販売を行っています。


漫画「サイボーグ009」の主人公・009 島村ジョーの内部構造をリアルに再現した『スケルトンフィギュア』が登場!!

漫画「サイボーグ009」の主人公・009 島村ジョーの内部構造をリアルに再現した『スケルトンフィギュア』が登場!!

ソフビフィギュアを製造・販売するアルチザンデザインスタジオより、漫画「サイボーグ009」の主人公・009 島村ジョーの内部構造をリアルに再現した新バリエーションのフィギュア『009 島村ジョー ハーフスケルトン』および『009 島村ジョー スケルトン』が現在好評発売中となっています。


“竹やぶの大金”を思い出す!群馬県前橋市のごみ集積所で現金約600万円が発見される!!

“竹やぶの大金”を思い出す!群馬県前橋市のごみ集積所で現金約600万円が発見される!!

7月8日、群馬県前橋市の住宅街にあるごみ集積所で約600万円の現金が見つかったことが公表され、SNSなどで大きな話題となっています。


最新の投稿


昭和100年を祝う夜!グランドプリンスホテル広島でTEPPANの歌謡ライブ&打ち上げ花火が開催決定

昭和100年を祝う夜!グランドプリンスホテル広島でTEPPANの歌謡ライブ&打ち上げ花火が開催決定

2026年5月5日、グランドプリンスホテル広島にて「昭和100年」を記念したスペシャルイベントが開催される。広島発の4人組ボーカルグループ「TEPPAN」による昭和歌謡ライブに加え、夜空を彩る打ち上げ花火も予定。ライブ観覧は無料。さらにホテル上層階のレストランではCD付きの特別ディナープランも登場する。


樋屋奇応丸の倉庫から幻の音源発見!デューク・エイセスが歌う昭和のCMソングが高音質で蘇る

樋屋奇応丸の倉庫から幻の音源発見!デューク・エイセスが歌う昭和のCMソングが高音質で蘇る

「ひや・きおーがん」のフレーズで親しまれる樋屋製薬の社内倉庫から、長らく歌唱者不明だった過去のCMソング音源が発見された。調査の結果、昭和を代表するコーラスグループ「デューク・エイセス」による歌唱と判明。当時のクリアな歌声を再現した「高音質版」が公開され、昭和歌謡ファンを中心に大きな話題を呼んでいる。


福岡の食のテーマパーク「直方がんだ びっくり市」が50周年!大盛況で幕を閉じた「半世紀祭」をレポ

福岡の食のテーマパーク「直方がんだ びっくり市」が50周年!大盛況で幕を閉じた「半世紀祭」をレポ

1976年の創業から50周年を迎えた福岡県直方市の「直方がんだ びっくり市」にて、2026年4月17日から19日までアニバーサリーイベント「半世紀祭」が開催された。銘柄牛が50%OFFになる「肉袋」や名物セールの復活、地元ヒーローの参戦など、半世紀の感謝を込めた熱気あふれる3日間の模様を振り返る。


『メタルスラッグ』シリーズ30周年記念プロジェクト始動!新作開発や特設サイト、記念映像が一挙公開

『メタルスラッグ』シリーズ30周年記念プロジェクト始動!新作開発や特設サイト、記念映像が一挙公開

アクションゲームの金字塔『メタルスラッグ』が2026年4月19日に誕生30周年を迎えた。株式会社SNKはこれを記念し、シリーズの再燃・リブートを掲げた記念プロジェクトを始動。新作ゲームの開発を含む多彩な企画の推進や、歴史を振り返る記念映像の公開、特設サイトの開設など、世界中のファンへ向けた展開が始まる。


山下達郎ソロ・デビュー50周年記念!JOURNAL STANDARDとコラボした限定Tシャツが発売

山下達郎ソロ・デビュー50周年記念!JOURNAL STANDARDとコラボした限定Tシャツが発売

ソロ・デビュー50周年を迎えた音楽界のレジェンド・山下達郎とJOURNAL STANDARDが特別なコラボレーションを実現。1stアルバム『CIRCUS TOWN』収録の名曲「WINDY LADY」をテーマにしたTEEがリリースされる。音楽史に刻まれた名盤の空気感を纏える、ファン垂涎の記念アイテムが登場だ。