【B'z初期の集大成とも呼べるアルバム】「RUN」を振り返る。(その2)

【B'z初期の集大成とも呼べるアルバム】「RUN」を振り返る。(その2)

1992年10月28日に発表された、B'zのアルバム「RUN」。フルアルバムとしては初期のB'zの集大成とも呼べるアルバムだと思います。このアルバム「RUN」から、4曲目の、アルバム表題曲でもある「RUN」から6曲目「NATIVE DANCE」までを振り返ります。


B'z「RUN」(1992年10月28日発売。)

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前回の記事はこちらです。

【B'z初期の集大成とも呼べるアルバム】「RUN」を振り返る。(その1) - Middle Edge(ミドルエッジ)

1曲目から3曲目まで、こちらの記事でご紹介しました。
今回は、4曲目、アルバムの表題曲の「RUN」以降を振り返ってみたいと思います。

4. RUN

この「RUN」は、後に1998年に「RUN 1998」にリメークされるなど、B'zの中でも極めて重要度の高い曲、と申しますか、おそらくB'z自身にとって思い入れの深い曲なのだと思います。
だからこそ、リメークもされたのでしょう。
これと類似する作品は、「pleasure'91 ~人生の快楽~」でしょう。こちらはさらにリメークが重ねられています。

B'zの松本さん、稲葉さん以上に、個人的には「3人目のB'z」明石昌夫さんのご尊顔が気になってしまいます(笑)。
再生開始0分54秒あたりで、モンスターに進化中の明石さんがチラッと見られます。
もはや、ライブ映像で明石さんの姿を探すのは、チラリズム的な世界です。
前回の記事でご紹介した1995年の動画では完全にモンスターの容貌になってしまった明石さんですが、1993年のこの動画では「過渡期かな」と、「5分の1だけモンスターになっているな」などと勝手に思ってしまいます。

曲のことに触れると、前回ご紹介した1曲目から3曲目までは、「若さで押し切るノリノリのB'z」から、「より音楽性が深まるB'zへ」と移行するためのイントロダクションのような作品であるのに対し、この4曲目「RUN」は、初期のbeatに戻ったB'zのサウンドが味わえます。
しかし、「LADY-GO-ROUND」や、「太陽のKomachi Angel」のようなさらに初期の作品は、歌詞が一種の「言葉遊び」になっているのに対して、この1992年の「RUN」は、歌詞に明確なメッセージ性を持った、よりロックの要素が増していると感じます。
この「RUN」の歌詞のキモは「死ぬなら一人だ 生きるなら一人じゃない」という、「人間」という社会的な生き物の本質を歌っており、かなりズシリと来るフレーズであると思います。

(参考動画)「ZERO」のライブ(記事その1でもご紹介。)

冒頭で「ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!」と、稲葉さんとセッションしているのが、1995年の明石さんです。完全にモンスター化しています。
ご参考までに。

記憶では、1998年にリメークされた「RUN」をタイアップにしたと思うのですが(つまり1998年のCMだと記憶しています。)、「クルマ」のCMに、6年前にアルバムで発表されたのみのこの「RUN」をタイアップに持ってくるとは、スポンサーも「やるなあ!」と、痛快な気持ちになります。
「荒野を走れ!どこまでも!」という歌詞は、まさにクルマにぴったりのフレーズ。
でも多分B'zは、単なる物理的運動としての「走る」ではなく、混沌とした世の中という「荒野」を、「心でも走っていけ!」という意味も込めているのではないかと思います。

5. Out Of Control

この作品は、今の「ネットカキコミ住人」や、「トランプ大統領支持者」にはたまらない1曲ではないでしょうか。
いわゆるマスメディアの「フェイクニュース」を皮肉った歌です。
1つの行動を切り取ってそこからあることないことを勝手に作り勝手に報道するということに対し、ネットという反撃のツールを持った人が、「本当の真実を知りたい」という欲求、いらだちを日々ネットにぶつけているのを見ますが、ネットのない時代、自分には意図していない情報が、マスコミ、週刊誌に書かれまくることへの理不尽さを歌った、これまたロックの心を表す代表的な作品ですね。
「ハイテク進み 心の豊かさ 遅れる我が国の」なんてフレーズは、なかなか並みのラブソングだけ書いている人には書けないと思いますね。


これはまさにロック魂ですね!!。
まるで日本版Guns N' Rosesだ!!と言いたくなります。

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