「フルメタル・ジャケット」のハートマン軍曹、死去。
1987年に公開されたスタンリー・キューブリックの傑作「フルメタル・ジャケット」で鬼教官・ハートマン軍曹を演じた俳優、R・リー・アーメイさんが4月15日に亡くなっていたことが明らかとなりました。74歳でした。
実際に軍人をやっていました。
R・リー・アーメイさんは元々アメリカ海兵隊の軍人であり、フルメタル・ジャケットの「ハートマン軍曹」役では、訓練生たちを容赦なく品のない“スラング”で罵倒し続け、蹴る殴るの体罰を与える特徴的なキャラで鑑賞した者に強烈な印象を与えました。戦争を題材とした映画の中でも特異なキャラとして覚えている方も多いと思います。
「ファミコンウォーズ」のCMの元ネタにもなりました!
1988年に発売されたファミコンソフト「ファミコンウォーズ」。皆さん覚えていますでしょうか?CMで「ファミコンウォーズが出るぞ」「かあちゃんたちには内緒だぞ」といったフレーズが注目され人気を集めましたよね。そのCMの元ネタになったのがフルメタル・ジャケットです。
実際に比較してみましょう!
R・リー・アーメイさんの他の出演作品って?
地獄の黙示録
1979年に公開されたフランシス・フォード・コッポラによる戦争映画「地獄の黙示録」。この作品では、ヘリコプター・パイロットとしてエキストラ出演をしています。
セブン(Se7en)
1995年に公開されたデヴィッド・フィンチャー監督の映画「セブン(Se7en)」。キリスト教の「七つの大罪」をモチーフにした連続猟奇殺人事件と、その事件を追う刑事たちの姿を描いたサイコ・サスペンスで、こちらでは警部役を担当。