キネマ旬報で鈴木敏夫氏が新連載。第1回は《『座頭市』と勝新太郎》
12月20日発売の「キネマ旬報 2018年1月上旬特別号」(No.1767)にて、スタジオジブリのプロデューサーなどで知られる鈴木敏夫氏の新連載が開始されました。

鈴木敏夫氏
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氏が日本映画黄金時代について語りつつ、いかにして自分のような存在が育ってきたのかを語る新連載。タイトルは『新・映画道楽』。
第1回のテーマは《『座頭市』と勝新太郎》について。最初から懐かしき大スターが登場しています。

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インタビューで鈴木氏は、『座頭市』が公開されていた当時、中学生だった頃を振り返っている。
松竹や日活の映画たち。洋画好きな母親と日本映画好きな父親。長谷川一夫、片岡千恵蔵、石原裕次郎、市川雷蔵、勝新太郎――次々とスターの名前があがる。
テレビドラマにおける定番時代劇は勧善懲悪を推しているが、当時は眠狂四郎などある種の《ダークヒーロー》も存在していたのである。
世の中は正しいものが常に勝つとは限らない――そんな理不尽にも似たことを感じるのに、そしてそれと向き合いながら戦う男たちに魅力を感じるのに、中学生というのは十分な年齢だったのかもしれない。
キネマ旬報 2018年1月上旬特別号
鈴木敏夫氏とは
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歴任した役職が多すぎてもはやなにをもって紹介すれば良いのかわからないのですがそれは。
勝新太郎氏とは

勝新太郎氏
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流石は昭和きっての大スター。こちらもこちらで肩書が多い。