ビデオ・DVD・LD :: 音楽 :: 邦楽 :: VHS B'z FILM RISKY - 20世紀交歓所 by ミドルエッジ
ジバニャンLOVEと音楽との出会い。
1991年に田舎の大学に入学した私、ジバニャンLOVEですが、それまで、「カラオケ」というものの存在を知りませんでした。
カラオケなんて、知っている曲もないし・・・。これでコンパとかやってけるのかな、とか心配にもなりました。
時を同じくして、この年、家にCDラジカセがやってきます。
そして、笹塚と下北沢に「レンタルCD」というものがあることを知ります。
「代表取締役刑事」で、B'zの存在を知る。
あえて、wikipediaなどの記事を引用せず、記憶をたどって書いてみます。
数字や年代などの誤差は、ご容赦ください。
1991年、舘ひろしさん主演のドラマ「代表取締役刑事」という刑事ドラマがありました。
もともと、「太陽にほえろ」や「西部警察」に夢中になった年代ですので、このドラマも面白く見ていました。
そのオープニングで、「ジャスタンランナウエイ!」というシャウトから始まる曲が使われていました。
ご存知、B'zの「孤独のRunaway」です。
(この曲自体はRISKYには入っていません。確か「MARS」の3曲目だったでしょうか。→調べてみたら1曲目でした。)

DVD化された「代表取締役刑事」
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B'z「MARS」
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孤独のRunawayは、テレビ番組とのタイアップ曲ながら、シングルカットもされていない、ミニアルバムの中の1曲として入っているだけなのです。
「こんなすごい曲をシングルカットもせず、なんという余裕のある、懐の深いバンドなんだ・・・。」と、半分絶句したものです。
珠玉のアルバム「RISKY」との出会い。
この「孤独のRunaway」で、B'zの存在を知ったジバニャンLOVEは、次第にB'zのとりこになります。
かと言って、貧乏な私は、CDなど買ったことがありませんでした。
そこで活躍するのが、レンタルCD。
笹塚の「アコム」や、下北沢の「ツタヤ」にもう入り浸りです。
その中で、その前年(1990年)に発売された、当時の最新のB'zのアルバム「RISKY」を手に入れます。
日本の誇るアーティスト「B'z」の成長の歴史はミドルエッジ世代の成長の歴史と重なる。
繰り返しますが、あえて、wikipediaなどの記事を参照せず、自分の記憶だけで書いてみます。
B'zは、1988年、「だからその手を離して」でデビューしますが、デビュー即大ヒットというわけではありませんでした。
B'zが売れ出したのは、1990年にCMに起用された、「太陽のKomachi Angel」だと聞いています。
ちなみに誰もが知る「太陽のKomachi Angel」は、オリジナルアルバムには未収録だったと思います。(英語版はミニアルバムに収録されていますね。)
そして1991年、「LADY NAVIGATION」と「ALONE」の2曲が年間トップ10に入るなど、B'zは急成長していきます。
ちょうど、ミドルエッジ世代が車を持ち、カーステレオで女の子を助手席に乗せ、ガンガン音楽をかけまくるようになる時代とピッタリマッチしたのでしょう、B'zは幅広い層のリスナーから支持を得て、超ビッグバンドへと成長していきます。
まるで、ミドルエッジ世代の成長と歩みを同じくするように。
常にミドルエッジ世代の横には、B'zの音楽がありました。
B'zのビデオクリップをフルで見るのは初めての経験だった!!。
今回出品された「FILM RISKY」、私も当然当時見ました。
B'zのビデオクリップなんて、当時は今のTBS「CDTV」の前身、山田邦子さんが司会の「カウントダウンテレビ(という題名だったかは記憶が不明。)で数秒流れるだけだったので、そもそもアーティストのプロモをフルで見られる機会など、貧乏な私にはなかったので、衝撃を受けました。
「FILM RISKY」はアルバム全曲が入っているわけではない。
「FILM RISKY」はアルバム「RISKY」の全曲のプロモ(ビデオクリップ)が収録されているわけではなかった記憶があります。
今youtubeを検索して、「FILM RISKY」に収録されていた「EASY COME、EASY GO!」のシングル盤の曲を、26年後にして初めて聴きました。アレンジがアルバムと若干ですが違う!!。
個人的に「FILM RISKY」で一番印象に残っている曲は。
この「FILM RISKY」で、個人的に一番印象に残っている曲は、「HOT FASSION 流行過多」という曲です。
確かアルバムRISKYでは3曲目だったと思います。
B'z HOT FASHION ~流行過多~ 歌詞
映像がないので、言葉で説明するしかないのですが、この「HOT FASSION 流行過多」という曲は、シングルにはなっていません。
しかし、「FILM RISKY」に収録されたこの曲の映像の撮影地はなんとアメリカ!!。
シングルカットもタイアップもない、アルバムの1収録曲のプロモを海外で撮影してしまうB'zのスケールのでかさにはたまげました。
いきなりイントロから「フー!!」と稲葉さんのシャウトで始まります。
そして海外の女性のダンサーを、アメリカ(ニューヨークだと思うんですが不明。)のストリートを縦横無尽に稲葉さんが走りながら歌い続け、追いかけてつかまりそうになるとまた女性ダンサーにかわされてしまう。
その節目節目の映像で、「HOT FASSION!」と稲葉さんがシャウトします。
これからの展開が楽しみな「20世紀交歓所」。
今回、昨日(2017年10月17日)たまたま読んだ、ミドルエッジが新しく始めることとなった「20世紀交歓所」の中にたまたま出品されている、1つの商品だけで、これだけの思い出が甦ってきます。
B'zの商品は他にもいくつか出品されていますし、他の懐かしいものも今後続々出品がされていくものと思われます。
「記憶をくすぐる」ためにはやっぱり実物が一番かも。
今や音楽もビデオもインターネットのオンラインで手に入る時代ですが、今回「FILM RISKY」の出品を見て思ったことは、「やはり実際の「モノ」にはインターネットはかなわないな」という感想です。
もはや再生するデッキさえ手に入りにくくなったこのVHSでさえ、いや、それだからこそ、またどこかでビデオデッキを手に入れて、懐かしのVHSを見る。
このアナログ的な世界に浸ることこそ、もしかしたら贅沢なことなのかもしれません。

今回出品された「FILM RISKY」
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ミドルエッジに「20世紀交歓所」オープン!所長のマツド・デラックスこと山本圭亮氏が皆様に向けてその想いを伝えます。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
これからのこの「20世紀交歓所」と、所長のマツド・デラックスさんの新たなる活動に大いに期待したいものです!!。