「機動戦士ガンダムZZ」の第14話、15話を中心に、幻のコロニー「ムーン・ムーン」、双子姉妹の「サラサ・ムーン」、「ラサラ・ムーン」について紹介いたします。
幻のコロニー「ムーン・ムーン」

「ムーン・ムーン」の宇宙から見た姿
機動戦士ガンダムZZ MEMORIAL BOX TYPE-1 (LD)
コロニー開発時代に作られ、今は忘れ去られた旧式のコロニーです。
スウィートウォーター型コロニーになります。

「ムーン・ムーン」中の様子
機動戦士ガンダムZZ MEMORIAL BOX TYPE-1 (LD)
全体的に森でおおわれています。低い建物がちらほら。

「ムーン・ムーン」の町の様子
機動戦士ガンダムZZ MEMORIAL BOX TYPE-1 (LD)
乗り物は、馬のようです。馬に荷車も引かせています。
服装は現代人には見えません。

神殿
機動戦士ガンダムZZ MEMORIAL BOX TYPE-1 (LD)
神殿があります。
マヤ文明、チチェンイッツアのククルカンの神殿に似ていますね!
「ムーン・ムーン」の住人、光族について

光族の民間人(女性)
機動戦士ガンダムZZ MEMORIAL BOX TYPE-1 (LD)

光族の兵士たち
機動戦士ガンダムZZ MEMORIAL BOX TYPE-1 (LD)
光族は、「穏やかな月の光の波長に合わせて、ゆったり生きろ。」という教えを信じて、機械文明を忌み嫌う人々で構成される種族です。
電気仕掛けは港口のハッチ類のみで、コロニー内で機械は使っていません。
動かなくなっている「キャトル」を御神体として崇めています。
御神体「キャトル」とは

御神体「キャトル」
機動戦士ガンダムZZ MEMORIAL BOX TYPE-1 (LD)
動かなくなっているので、光族にとって、機械が無力の象徴となっています。
ガンダムZZの第15話で、「モンド・アガケ」が修理して動くようになるのですが、そのことについては後ほど、お伝えします。
光族の教祖「サラサ・ムーン」

神殿内部の様子
機動戦士ガンダムZZ MEMORIAL BOX TYPE-1 (LD)

「サラサ・ムーン」
機動戦士ガンダムZZ MEMORIAL BOX TYPE-1 (LD)
幻のコロニー「ムーン・ムーン」の忘れられた民「光族」の教祖です。
光族の教えを宇宙に広めるために、宇宙船を必要とし、アーガマとエンドラを「ムーン・ムーン」に、招き入れ、利用しようとしていました。
妹の「ラサラ・ムーン」とは双子です。
光族の教えを説いていましたが、実際は「ロオル長老」の傀儡でした。
少し冷たい感じの、濃いブルー系のアイシャドウでキリリとした、目が印象的な美人だと思います!

「ロオル長老」
機動戦士ガンダムZZ MEMORIAL BOX TYPE-1 (LD)
光族の長老で、「ムーン・ムーン」の外に出る、という野望をもち、「サラサ・ムーン」を教祖に仕立て上げました。
反対派の指導者「ラサラ・ムーン」

「ラサラ・ムーン」
機動戦士ガンダムZZ MEMORIAL BOX TYPE-1 (LD)
「光族」の少女で、「サラサ・ムーン」とは双子です。姉の「サラサ・ムーン」がアーガマを奪って宇宙に光族の教えを広めようとすることに対して、その無謀さと「ムーン・ムーン」が外の世界の戦争に巻き込まれる懸念から反対し、仲間と共に止めようとしていました。
「モンド・アガケ」に一目惚れされます。
実は、ガンダムZZの第39~41話に、姉の「サラサ・ムーン」と共に再登場しますが、その際、「モンド・アガケ」をかばって、命を落としてしまいます。
姉の「サラサ・ムーン」より薄目のアイシャドウで、私には健康的な美人に、見えます!

「モンド・アガケ」と「ラサラ・ムーン」
機動戦士ガンダムZZ MEMORIAL BOX TYPE-1 (LD)
「ムーン・ムーン」での騒動
アーガマは、物資補給のためにムーン・ムーンに入港します。
しかし、反対側の港からは、エンドラも入港していました。
光族の教祖「サラサ・ムーン」は光族の教えを宇宙に広めるために、宇宙船を必要としていて、エンドラとアーガマのどちらかを利用しようとしていました。
一方、ムーン・ムーンの中にも、光族の行動に反対する勢力がありました。
反対派の指導者「ラサラ・ムーン」は、ジュドーとキャラを拉致し、2人を説得しようとします。
しかし、キャラをさらわれたゴットンは、それを光族のしわざと思い、MSを出撃させます。
ムーン・ムーンで暴れるエンドラのMSを撃退したジュドーは、光族の救世主とあがめられます。
ですが、ジュドーは救世主になることを拒否したため、逆に光族から追われる身となります。
逃げるジュドーたちを救ったのは「ラサラ・ムーン」でした。

エンドラのMS「ガザC」を軽々と持ち上げる、御神体「キャトル」
機動戦士ガンダムZZ MEMORIAL BOX TYPE-1 (LD)
「サラサ・ムーン」の間違った考えを正そうとする「ラサラ・ムーン」は、ジュドーたちと協力して御神体のキャトルを動かし、機械が特別なものでないことを民衆に示そうとします。
御神体キャトルがモンドの手により、修理され動き出し、エンドラのMSを撃破し、鎮めます。
「御神体がやったぞ!!」と光族は喜びます。
騒動は鎮まり、「サラサ・ムーン」と「ラサラ・ムーン」は、和解します。
そして、ブライトの問いただしにより、ムーン・ムーンから宇宙に出ようとしていたのは、ロオル長老の考えだったことが分かります。
まとめ(?)

左「サラサ・ムーン」、右「ラサラ・ムーン」のツーショット!!
機動戦士ガンダムZZ MEMORIAL BOX TYPE-2 (LD) 付属冊子 24ページ
「ムーン・ムーン」、緑が多くて、空気がおいしそうな、コロニーでしたね!!
ジュドーも、「いいよなーあそこは。」「リィナを取り戻したら、あそこに帰るかな。」と言っています。
それにしても、「ムーン・ムーン」の重要人物の双子姉妹。美人ですよね!!
私は妹より、姉の「サラサ・ムーン」が好みです!!
あの冷たくて、整ったお顔が、グっときます!!
「機動戦士MOONガンダム」始動!!
月刊ガンダムエースで、「機動戦士MOONガンダム」の連載が始まりました。
「ムーン・ムーン」が舞台らしいということで、私も興味津々です!!
福井晴敏によるあらたなるガンダム「機動戦士MOONガンダム」が始動。舞台は「機動戦士ガンダムZZ」の忘れられたコロニー《ムーン・ムーン》 - Middle Edge(ミドルエッジ)