はじめに
前回ご紹介させていただきました資料集の続編でこれが今のところ公式設定の最新版といったところでしょう。2013に比べて2倍以上もある厚みのある本で、まさに辞書のような感じを受ける資料集です。設定されて記載されているMS,MAは約1300機にも上りそれ以外にも新作ゲーム(2014年度迄)まで網羅しています。これもよく使う一冊なんですが、なにせ重くて重くて・・・(笑)
Z計画(プロジェクト・ゼータ、PROJECT Ζ)とは?
MSZ-006 Code Name[Z GUNDAM]
MOBILE SUIT Illustrated 2015 機動戦士ガンダムMS大全集2015
そもそも上記の引用の内容が正しいのか…自分で疑問に感じています。
資料によってまちまちの記述があり、どれが正しいのか判りません。
ただ、Wikipediaなら一応こういう設定の資料もあったのだろう、
一番信頼できそうなものであろう、と思い、上記を引用しましたが
ホントのところ、いつ、だれが、この計画をどこで、何を目標に置いて
いつまで、継続されていたのかも判りませんでした。
ただこの計画において最初の機体は「コードネーム γ Gundam」とされた
リックディアスだったことは確かなようです。
γガンダム開発計画
PROTOTYPE RICK-DIAS(RX-098)
【機動戦士Zガンダム外伝 審判のメイス】シュツルム・ディアス以外にも存在!リック・ディアスのバリエーションを紹介!! | 電撃ホビーウェブ
リックディアス(初期生産型)
RICK DIAS 1st lot
MOBILE SUIT Illustrated 2015 機動戦士ガンダムMS大全集2015
RICK-DIAS RMS-099(MSA-099)
MOBILE SUIT Illustrated 2015 機動戦士ガンダムMS大全集2015
クレイ・バズーカ&ビーム・ピストル
MOBILE SUIT Illustrated 2015 機動戦士ガンダムMS大全集2015
プロトタイプの型式番号からも判るようにこの機体もRXナンバーを継いでいますね。
やはりガンダムの後継機として開発に着手した物なのでしょう。
量産機になってからはRMS-099、MSA-099と型式番号がいろいろ出て来ていますが
公式設定ではRMS-099で統一されているようです。(2015年現在)
カラーリングに関しては「赤」はクワトロ・バジーナ大尉の専用機にのみ限られていましたが
その後、パイロット達にこの色が好まれていたようでいつの間にかこちらが制式色として
採用されたという話がありました。
まぁこのあとすぐに金色の機体にクワトロは乗り換えていますのでそんなに拘る理由も
無くなっていたのでしょう。
この機体開発は「本当に重要な転換点」とも呼べるものでその「リック・ディアス」
(宇宙用・喜望峰ルートを発見した人物の名前)にふさわしい物でした。
クワトロ・バジーナが命名者であるというのが一般的に知られることですが、そうでないと
思われる資料もあり、定かではありませんが・・・
とにかく「ガンダリウムγ」と「ムーバブル・フレーム」を使っての機体ということから
第二世代のMSと呼ばれるようになっています。
ちなみにプロトタイプと言うのは公式設定ではないようです。
クワトロ・バジーナvsシャア・アズナブル
しかしながらシュミレーション上ではあったもののクワトロ・バジーナvsシャア・アズナブル
(GUNDAM EVOLVE../12 )は見ものでしたね~。この最新型機とMS‐06S(若き日のシャア)が
どういう戦い方をしたかその結末を知りたくはありませんか?