映画の中のデロリアン

「デロリアン」
私が幼少期に見た「バック・トゥ・ザ・フューチャー」には、デロリアンのタイムスリップなどを可能にする画期的な発明が複数ありました。
当時、子供ごころに響いて驚いたものです。
タイムトラベルに不可欠な装置のおさらい

次元転移装置「フラックスキャパシター」
次元転移装置の発明理由は「ドク・エメットブラウン博士が、バスルームというかトイレで滑って転倒した際に頭部を打ち、その際にY字の次元転移装置を閃いた」というシーンがPART1にありました。
その機械に最低1.21ジゴワット (jigowatt) の電気(エネルギー)が加わるとタイムスリップが可能になるという簡単な原理説明がありました。

「タイムサーキット」
次元転移装置「フラックスキャパシター」の稼働準備も出来ており、このタイムサーキットに「何年、何月、何曜日、何時」と入力すると向かう日時が決められるという設定もPART1からありました。
コレもエネルギーへ変換!?

「ミスター・フュージョン」
PART2の冒頭で、1985年に戻ったマーティがジェニファーと話している時に、彼らの元に未来からきたドク。
デロリアンにエネルギーを補給しなけりゃと選んだのが「マーティ家の前にあったゴミ捨て場の生ゴミ(バナナの皮とか飲み残ったビール)」でした。
驚いたワンシーンでした。
うろ覚えですが「ミスター・フュージョン」という装置だったと思います。
アレも格納する改造
PART1では垂直の四輪だったタイヤが、PART2では水平に格納される改造をされておりました。
SF映画だから、あっても不思議ではないだろうと見逃してしまうようなところかもしれませんが細かい変化だと思います。

「タイヤの格納」
飛行を可能にした改造
これはPART2に於いてデロリアン最大の変化だと思います。
PART1では主に地面を走行する仕様でしたが、PART2からはドクが未来でデロリアンを改造をして、飛行可能になっているのは皆さんご存知だと思います。
PART2冒頭、デロリアンがタイムスリップをする際に、消えた車体の軌跡をビフ・タネンが目撃し「空飛ぶデロリアンか…」と呟く懐かしいシーンがあります。
飛行原理の劇中設定は「反重力(重力場推進)」というものなのでしょうか?
デロリアンの飛行原理の仔細は劇中でも詳らかにされていなかったように思います。
で、憶測でもない都市伝説を書きます。
お子様の頃に、都市伝説系か夏場のオカルト系の番組で二コラ・テスラという科学者がいて、また彼が反重力(重力場推進)についての研究に関わっていたらしい?という記憶が幸いにも薄ぼんやり頭にありましたので、テスラが関わっていたハッキリした証拠はないものの、参考サイトを探してみました。
【UFOは異次元から飛来している】反重力・UFO(Anti-gravity)無限磁気エネルギーの活用 新エネルギー(最先端)燃料電池 世界のエネルギーは磁性エネルギーに変わるでしょう。夢のクリ-ンエネルギ-反重力・UFO(Anti-gravity).日本は反重力《UFO》後進国 (目覚めよ日本人!)世界のエネルギーは磁性エネルギーに変わるでしょう。燃料電池、UFOは異次元から飛来している(宇宙は二次元のホログラムである,) 江守
ただまあ、標準的なデロリアンの部分もあるようで。。
【バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2】で、未来のスポーツ年間を持って車で逃げるビフ・タネンを追いかけるホバーボードに乗ったマーティ・マクフライというシーンがあります。
そのシーンでマーティがドクへ「デロリアンでビフの車ごとどうにかならいの?という''内容''」のやり取りが出てきます。
ドクは「(ビフの愛車は)46年型フォードだ。こっちがアルミ箔みたいに引きさけちしまう」と返します。

「46年型フォード」
原点回帰、デロリアン初のタイムトラベルシーンもどうぞ!
いろいろふりかえってみて…
この「劇中のデロリアン」には、設定として画期的な改造が多くされていて実に楽しい大道具だと再認識させられました。
また、デロリアンなどの大道具は相当の試行錯誤をされたのだなと頭が下がる思いです。
その試行錯誤がしっかりと映像となり、私の記憶にも残っております。
いつか本物のデロリアンに乗車出来たら良いなと、そう童心に帰って思います。
ありがとうございました。
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