『新機動戦記ガンダムW』(1995年・平成7年)
主人公「ヒイロ・ユイ」など美形キャラがぶっ飛んだ言動や行動を繰り広げるのが『新機動戦記ガンダムW』特徴。

いきなり第1話の最後で、主人公「ヒイロ・ユイ」がヒロインの「リリーナ・ドーリアン」に「お前を殺す」と殺害予告する。

擦れ違いざまにヒイロ・ユイに「お前を殺す」と殺害予告され、「リリーナ・ドーリアン」は呆然とする。

リリーナ・ドーリアン「なんなの・・・この人」
ガンダムを粗末に扱う主人公。ウイングガンダムに魚雷を叩き込み、自分は海面にたたきつけられて、水死体のようにぷかぷか浮かぶ・・・

正体不明の主人公ヒイロは、横柄で協調性はない(描写が序盤は続く)が、武術・乗馬・コンピュータハッキング・・・なんでもデキル男。特殊な訓練を受けているようだ。

走行中のトラックの下にしがみついているヒイロ・・・まさに凄腕の工作員・・・ジェームズ・ボンド並みのアクションが満載だ。

ヒイロ「リリーナ、深入りしすぎた・・・さようならリリーナ」

サルベージされたウイングガンダムに魚雷を叩き込み、自分は海面にたたきつけられて、水死体のようにぷかぷか浮かぶ主人公・・・まだ2話目。
ガンダムの自爆で死んだように見えるヒイロ・・・。ヒイロ「だったら一つだけ忠告がある・・・死ぬほど痛いぞ」

自爆をするヒイロ「任務・・・了解・・・」

自爆するガンダム

爆風で吹っ飛ばされるヒイロ・・・

自爆して壊れたガンダム

ガンダムの自爆で死んだように見えるヒイロ・・・。

生きてるとは思えないヒイロ・・・。

敵を逃がす武士道なゼクス「早く行け!これ以上の手出しができるか」

ルクレツィア・ノイン「ガンダムのパイロットは死んだのでしょ?」

騎士道精神なゼクス「そういう感じがしないのだ。確かに、あの爆発で生きているわけがないが、生きていてほしいと思っている・・・モビルスーツを乗るものとして決着をつけなければならない相手だったのだ」

なんと生きていたヒイロ。驚くべき生命力。

トロワがヒイロを助けた。ヒイロは1ヶ月寝ていた。

トロワ「俺には決心がつかない。もし再びOZがコロニーを盾に戦ってきたら、どうしたらいいか・・・あるいは、お前を見習うべきなのか・・・」

ヒイロ「だったら一つだけ忠告がある・・・」

ヒイロ「死ぬほど痛いぞ」

普段全く笑わないトロワ「…フフフフフ…ハハハハハ!」

ゼクス「(ヒイロは)やはり生きていただろうノイン」 ノイン「はい、驚くべき生命力です」
ヒロインの「リリーナ・ドーリアン」 OZの「ゼクス」は実の兄。シャアとセイラの関係のオマージュ。

リリーナ・ドーリアン「(私に)秘密を知られた・・・だから、私は、殺されるんだわ・・・」

リリーナ・ドーリアン「嘘だわ、あれにはきっと、ヒイロが乗っていたのよ・・・でも、だとしたら、ヒイロは星の王子様・・・」

リリーナ「私にはOZの穢れた血が似合います。お父様の敵!」

クイーン・リリーナ
宿敵の「ゼクス・マーキス」 シャアのような美形の仮面の男が宿敵として登場するガンダムシリーズの伝統は守られている。

宿敵の「ゼクス・マーキス」 シャアのような美形の仮面の男が主人公たちの宿敵として登場する伝統は守られている。

ゼクス・マーキス「われわれの敵はとんでもない怪物を作ってくれた。だが、それを回収することで、われわれも怪物になれるわけだ」

トールギスを駆るゼクス「やめろガンダム01。我々にはビームライフルもキャノンも必要ないだろう・・・」

武士道精神なゼクス「・・・最強の敵として認め合い戦う、この申し出を受けざるをえまい・・・ガンダムのパイロットとして!」

リリーナとゼクス、真の兄妹の対面。ゼクスは、終盤、反OZの武装市民「ホワイトファング」の新たな指導者になる。
ゼクスとリリーナは、シャアとセイラのオマージュ。宿敵とヒロインが「実の兄妹」。

「ゼクス」と「ヒイロ」の戦いに割り込んでくるゼクスの実の妹「リリーナ」。シャアが駆るゲルググとセイラさんのあのシーンを思い出します。

ゼクス「リリーナなのか?」

ララァ「大佐!いけない!」 シャア「アルテイシアか!」 このシーンのオマージュでしょう。

ゼクスとヒイロ、二人の戦いを止めようとするリリーナ。アムロとシャアとセイラのオマージュ。

リリーナ「この手紙には、あなたの今後の生き方が示されています。あなたは、これを読む義務があります」
5人の美形な若者「ヒイロ、デュオ、カトル、トロワ、五飛(ウーフェイ)」が5機のガンダムとともに地球に舞い降りる。
デュオ

カトルとデュオ

デュオ「やっちゃったなヒイロは・・・死んだぜ、あいつ・・・」
カトル

カトル「ガンダムが動くとコロニーが狙われる・・・分かっていたことなのに・・・」

カトル様「成功の確率はほとんどない、でも何もしないよりはマシだ」
トロワ

トロワ

トロワ「俺の最後の大舞台だ」

ヒイロの潔さに感化され過ぎているトロワ「はじめるか・・・俺の自爆ショーを」

トロワ「キャスリン離れていろ!これから俺は、このモビルスーツと自爆する」

キャスリンの涙・・・キャスリンに説教されて、自爆を思いとどまるトロワ。

ヒイロにまで説教する素敵なキャスリン「あなたね、うちのトロワに変なことを吹き込んだのは!いい加減にしないと、承知しないわよ!」

サーカス団員だったので、細い紐の上に立てる綱渡り少年のトロワ。
五飛(ウーフェイ)

五飛(ウーフェイ)

五飛(ウーフェイ)「俺にはお前(ガンダム)に乗る資格がない・・・だが、今は、お前の力を貸してくれ」
人を愛するエレガントな男「トレーズ閣下」 敵だか味方だか分かりにくい・・・トレーズ派は味方になる。

トレーズ・クシュリナーダ閣下「事はすべて、エレガントに運べ」 「エレガント」が好きな上品な閣下。

トレーズ閣下「私は敗者になりたい」
レディ・アンは、自ら本能的に二重人格となった(第一の人格は従来のもので眼鏡をかけており、第二の人格は慈愛に満ちた穏やかな平和論者で素顔の状態)。

レディ・アン

慈愛に満ちた女神人格のレディ・アン「無益な戦いはやめなさい」

ガンダムを開発した5人のドクター
ヒイロ・ユイの駆る「ウイングガンダムゼロ」とゼクスの駆る「ガンダムエピオン」が一騎討ちを繰り広げる最終決戦。

ヒイロ「ゼクス、強者などいない。人類すべてが弱者なんだ・・・」

ヒイロ「・・・俺も、お前も、弱者なんだ」

ゼクス「私はまだ、自分を弱者とは認めていない」

ヒイロとゼクス、最後の一撃。

敗れたゼクス「なぜ、殺さない」

ヒイロ「リリーナが悲しむ」

ヒイロが・・・自爆を決断するが・・・ゼクスが現れ、男を見せる・・・

ゼクスの地球を救うための自爆「また会おうヒイロ・・・」

ヒイロ「ゼロよ・・・俺を導いてくれ・・・」

ヒイロ「俺は・・・俺は・・・死なない!」

リリーナ「ヒイロ・・・」

ヒイロ「任務・・・完了・・・」

ハイレゾリューションモデル 1/100 ウイングガンダムゼロ EW

ハイレゾリューションモデル 1/100 ウイングガンダムゼロ EW

ハイレゾリューションモデル 1/100 ウイングガンダムゼロ EW