「信長の野望」「三国志」で知られるコーエーとは
株式会社コーエー(Koei Co., Ltd.)は、かつて存在したパソコンゲーム・開発ツールおよび家庭用ゲーム機用のゲームソフト開発会社。光栄・KOEIのブランド名でも知られる。1978年創業。2010年に同業種のテクモと合併。
代表的な歴史シミュレーションゲーム
信長の野望
信長の野望
パソコンゲーム、家庭用ゲーム機
信長の野望(1983年3月発売)
シリーズ第1作。サブタイトルはなし。
信長の野望・全国版(1986年9月発売)
シリーズ第2作。日本全国50ヶ国モードの搭載。グラフィックおよびシステムもより改良され、複雑化した。
信長の野望・戦国群雄伝(1988年12月発売)
シリーズ第3作。三國志シリーズの影響を受けて武将という概念を導入。東北と九州は削除。
信長の野望・武将風雲録(1990年12月発売)
シリーズ第4作。再び全国規模へ。技術や文化、茶器・茶会の導入。
信長の野望・覇王伝(1992年12月発売)
シリーズ第5作。従来の国単位制から城単位制へ。合戦も従来のヘックス戦から進化。家宝導入。
信長の野望・天翔記(1994年12月発売)
シリーズ第6作。勢力単位でのコマンド実行。軍団制の導入。
信長の野望・将星録(1997年3月発売)
シリーズ第7作。箱庭内政ゲームへの転換。
信長の野望・烈風伝(1999年2月発売)
シリーズ第8作。箱庭内政ゲーム。威信システムの導入。
信長の野望・嵐世記(2001年2月発売)
シリーズ第9作。国取り合戦への回帰。諸勢力の導入。合戦がリアルタイム3Dに。
信長の野望・蒼天録(2002年6月発売)
シリーズ第10作。城取り合戦への回帰。大名だけでなく配下の城主プレイも可能に。パワーアップキット版では、シリーズ初となる1495年など信長誕生以前のシナリオが追加、(2014年時点で)シリーズ最古のプレイ開始年となっている。
信長の野望・天下創世(2003年9月12日発売)
シリーズ第11作。箱庭内政ゲームへの回帰。城下町の開発と攻城戦の一体化。内政がフル3Dになる。
信長の野望・革新(2005年6月22日発売)
シリーズ第12作。内政や合戦が完全リアルタイム制となり、さらに3D全国1枚マップとなった。
信長の野望・天道(2009年9月18日発売)
シリーズ第13作。
信長の野望・創造(2013年12月12日発売)
シリーズ第14作。30周年記念作品。シリーズで初めて、PC版と家庭用ゲーム機版(PS3)が同時発売された。
携帯型ゲーム機
ゲームボーイ
信長の野望 ゲームボーイ版 (1990年10月10日発売)
ゲームボーイアドバンス
信長の野望 (2001年9月28日発売・サブタイトルは付いていないが『武将風雲録』リメイク)
ニンテンドーDS
信長の野望DS (2006年4月27日発売・『烈風伝』リメイク)
信長の野望DS2 (2008年7月31日発売・『武将風雲録』リメイク)
ニンテンドー3DS
信長の野望 (2013年9月19日発売・『武将風雲録』リメイク)
PlayStation Portable
信長の野望・天翔記 PSP版 (2005年9月1日発売)
信長の野望・将星録 PSP版 (2005年12月22日発売)
PlayStation Vita
信長の野望・天道 with パワーアップキット PS Vita版 (2012年9月27日発売)
信長の野望・創造 PS Vita版 (2014年5月29日発売)
三国志
パソコン、据え置き型ゲーム機
三國志・抄本三國志(1985年)
『抄本』は、FDドライブ2台装備のPCでなければプレイできなかった『三國志』から、一部シナリオと、「略奪」など使用頻度の低いコマンドなどを省き、ドライブ1台のPCでも動作可能としたもの。売価も安く設定された。後に発売されたファミリーコンピュータ版は、こちらがベース。
三國志II(1989年)
計略、新君主などの要素を追加
三國志III(1992年)
都市単位戦闘、新武将、統率能力、水軍能力の追加
三國志IV(1994年)
投石器・連弩などの兵器、捕虜武将が登場、都市単位から君主単位のターン制へ変更。パワーアップキット版の導入
三國志V(1995年)
陣形(陣形により有利不利がある)、名声(名声により君主の行動数が制限される)などの導入
三國志VI(1998年)
武将の年齢に比例する能力値、主義や派閥など
三國志VII(2000年)
全ての武将でのプレイが可能
三國志VIII(2001年)
『VII』の発展型。結婚や子育て、シナリオ数50以上
三國志IX(2003年)
再び君主制。3D一枚マップによる半リアルタイム制、城以外の拠点の登場
三國志X(2004年)
全武将プレイ。戦役の追加
三國志11(2006年)
君主制。3D一枚マップ、施設をマップ上に配置する箱庭内政
三國志12(2012年)
君主制。無料のオンライン対戦モード追加
携帯型ゲーム機
ゲームボーイ(GB)
三國志 ゲームボーイ版(1992年9月30日発売)
ゲームボーイカラー(GBC)
三國志 ゲームボーイ版2(1999年7月30日発売) - ベースは『三國志II』
ワンダースワン(WS)
三國志 for WonderSwan(1999年4月1日発売)
三國志II for WonderSwan(2000年4月6日発売) - ベースは『三國志II』
ゲームボーイアドバンス(GBA)
三國志(2001年11月30日発売) - ベースは『三國志IV』
ニンテンドーDS(DS)
三國志DS(2006年2月23日発売) - ベースは『三國志III』
三國志DS2(2007年11月1日発売) - ベースは『三國志IV』
三國志DS3(2010年2月18日発売) - ベースは『三國志V』
PlayStation Portable(PSP)
三國志V PSP版(2005年4月1日発売)
三國志VI PSP版(2005年10月6日発売)
三國志VII PSP版(2006年2月9日発売)
三國志VIII PSP版(2007年3月21日発売)
三國志IX with パワーアップキット PSP版 (2011年3月10日発売)
PlayStation Vita(PSV)
三國志12 PSV版(2013年2月7日発売)
ニンテンドー3DS(3DS)
三國志(2013年9月19日発売予定) - ベースは『三國志V』
蒼き狼と白き牝鹿
蒼き狼と白き牝鹿
シリーズ
蒼き狼と白き牝鹿
蒼き狼と白き牝鹿・ジンギスカン
蒼き狼と白き牝鹿・元朝秘史
チンギスハーン・蒼き狼と白き牝鹿IV
水滸伝
シリーズ
水滸伝・天命の誓い
水滸伝・天導一〇八星
ランペルール
ランペルール
項劉記
提督の決断
シリーズ
提督の決断 - 1989年発売
提督の決断II - 1993年発売
提督の決断III - 1996年発売
提督の決断IV - 2001年発売
ヨーロッパ戦線
維新の嵐
シリーズ
維新の嵐
維新の嵐 幕末志士伝
維新の嵐 疾風龍馬伝
大航海時代
パソコン、据え置き型ゲーム機
大航海時代
後の作品の基本となった初代作。1990年発売。
「my GAMECITY プレミアム」会員向けにmy GAMECITYにて、PC用ブラウザゲームとして提供中。
大航海時代II
主人公の複数化、専門特化。1993年発売。
大航海時代外伝
『II』のシステムを流用し、主人公を変更。1997年発売。
大航海時代III Costa del Sol
スキルによる自由度の高いシステム。その分難易度は高い。1996年発売。
大航海時代IV PORTO ESTADO
シナリオ・イベントが重視されている。1999年発売。
携帯型ゲーム機
大航海時代IV ROTA NOVA
『IV』を携帯機に移植。
2006年3月2日[DS]・3月23日[PSP]発売
太閤立志伝
太閤立志伝
後の作品の基本となった初代作。1992年発売。
太閤立志伝II
同行者システム、新武将プレイなどを搭載。秀吉以外でもプレイ可能に。1995年発売。
太閤立志伝III
ストーリーが重視されたり、各武将に立ち絵が用意されたりしたが、自由度は下がった。1999年発売。
太閤立志伝IV
カード制システムになり、主人公が大幅増加した。商人・忍者としてのプレイも可能になった。2001年発売。
太閤立志伝V
さらにさまざまな面で自由度が高まった。Win版はイベントコンバータ搭載。2004年発売。
戦国シミュレーションと人気を二分したウォー・シミュレーションの雄、大戦略
ウォー・シミュレーションゲームの定番「大戦略」!光栄の戦国シミュレーションゲームと人気を二分しましたね。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
かつてのゲームメーカー、いまはどうなった?
昔お世話になったいろんなゲームメーカー、今はどうなった?