石油とは
実は「石油」は何からできているかはわかっていない???
実は、石油は何からできているかは、諸説がいまだにある、不思議な物質なのです。
wikipediaに掲載されているものだけでも、これだけあります。
1 生物由来説(有機成因論)
2 無機成因論
3 石油分解菌説
この他に、都市伝説的なものもあります。
石油 - Wikipedia
残り500年分ある???ましてや無限にある???というトンデモ説も。
トンデモ説によくある話ですが、実は石油は無尽蔵にあることがわかっているのに、経済・政治の支配層があえてそれを隠し、石油の値段を釣り上げて大儲けしている、という話がまことしやかに広まってきています。
これを「トンデモ説」として笑い飛ばすことが、できるでしょうか。
私が子供の頃は、まさか2017年になっても石油が普通に手に入るとは思いませんでしたからね・・・。
世界の真実の姿を求めて! 石油は無限に存在する(ロシアは50年前から知っていた。)
石油は中東だけのものではない??
ドバイに代表されるように、石油から得られた巨大な富を元に絢爛豪華な国家を形成し、「アラブの大富豪」などと呼ばれているように、石油のほとんどは中東にある、というようなイメージがありますが・・・。
私が学校の社会科で習った油田も、今思えば確かに世界に散らばっていたように感じます。
ソ連(アゼルバイジャン)の「バクー油田」、ベネズエラの「マラカイボ油田」、そしてイギリスだったか、北海油田など、確かにあちこちに点在しています。
最近では、アメリカで「オイルシェール」なるものが発見されていますね。

バクー油田
バクー油田 - Wikipedia

マラカイボ湖(ベネズエラ)
マラカイボ湖 - Wikipedia

北海油田
北海油田 - Wikipedia
石油は「化石燃料」ではなかった???
「石油は、古代の恐竜や植物が地層に潜り込んで変化し、生成された」というふうに習ったと思います。
この説の由来は、簡単に書くとこういうものです。
石油は、「炭化水素」というものからできています。
そして、生物にも炭素が多く含まれています。
そうした生物が、100万年単位の非常に長い期間をかけて、地中で圧縮され、「炭化水素」になった、という説です。
「生物由来」とすることの疑問点。
上の説では説明できない現象が、石油産出場所では起きています。
「化石燃料では考えられないほどの深さ(地下10000メートル以上)から石油が見つかっている」
石油は浅い場所で出ているところもありますが、地下10000メートルも掘れば、出てくるところはたくさんあるようです。
つまり、化石がある地層とかけ離れた場所で石油が見つかっているということです。
そして、地下10000メートルの場所では、化石は見つかっていないということです。
国際エネルギー機関自身が「150年は持つ!」と言っています。
IEA(国際エネルギー機関)が、石油はあと150年は持つ、と言っているそうです。
しかも、それは、「今の技術で」という前置きがついてのこととのこと。
つまり、技術が進めばまだまだ発掘される可能性があるということです。
石油が出る国はこんなにある。日本は世界84位の産油国。
世界の国別石油生産量ランキング100 - たぱぞうの米国株投資
上記のサイトによると、日本は世界84位の石油産出国だそうです。
4,247バーレルを産出しているそうです。
佐渡島で石油が大量に埋蔵されているという説も。
「ちきゅう」探査に高まる期待 4月中旬から佐渡沖で海底油田試掘 (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)
「これが成功すれば日本は資源大国になる!」などという、私たちが小学校で習ったことから見ればびっくり仰天するようなことが、国主導でなされています。
もっとも、石油を燃やす時には当然二酸化炭素も排出されますし、石油が無限にあったとしても、無制限に使うことはできないと思います。
支配層の陰謀などという見方もできますが、私はむしろ、「地球というのはつくづく不思議なところなんだなあ」という、感心、興味のわく天体だなと思います。