アルマイト給食食器が京都市学校歴史博物館で買える!
京都市学校歴史博物館(下京区)が、かつて学校の給食時に使われていたアルマイト食器や番組小の地図が描かれたエコバッグの販売を始めた。
再来年で日本初の学区制番組小ができて150周年を迎え、同博物館が開館して来年で20周年となるのを記念して企画された。同博物館は「懐かしの品々で、節目の年を盛り上げたい」としている。
バッグ(400円)は綿製で縦38センチ、横26センチ。64の番組小の区画図を表示。食器(300円)は4種類1セットで販売している。
問い合わせは同博物館 TEL 075(344)1305へ。

アルマイト給食用食器(イメージ)

アルマイト給食用食器(イメージ)
学校給食で定番だった「先割れスプーン」
普段はあまり見かけないが、学校の給食の時間によく使っていた道具に「先割れスプーン」がある。
スプーン先端が割れており、フォークとしての用途もこなせた優れものだった。
給食にいちごなどの果物が出てきた際など、先端を突き刺して、口に運べたので便利だったが、80年代に入ると批判の対象となってしまう。
「スープがこぼれるので食器に顔を持っていく犬食い(犬や猫などのペットや、家畜が、餌の入った容器に頭を突っ込んで食べるさまに酷似していて、無作法である)になる」「箸が使えなくなる」「食べづらい」といった批判が増え、徐々に姿を消してしまった。
しかし、便利さは消えず、現在でもAmazonなどで売られており、簡単に手に入れることが可能だ。
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