映画「ターミネーター」の最新作が制作中止
映画「ターミネーター」の最新作が制作中止になったと米メディアが報じている。
アンドロイドの「ターミネーター」を演じたアーノルド・シュワルツェネッガー。
アーノルド・シュワルツェネッガーと、2015年作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』でサラ・コナー役を演じたエミリア・クラークが年内にも新作に取り掛かると見られていたほか、先日には、同シリーズをゲイル・アン・ハードと生み出したジェームズ・キャメロンが「ターミネーター」新作の監督に打診されていたものの、今回「パラマウント」の上層部が制作中止を決断したという。
映画関係者によると「『ターミネーター』はハリウッドを代表する人気シリーズですが、3作目から評価は右肩下がり。2015年に『ターミネーター：新起動／ジェニシス』でリブートしたものの、興行成績はパッとしませんでした。内容もタイムスリップを繰り返したため、タイムパラドックスだらけで理解するのも一苦労。これ以上続けても意味がないと判断したのでしょう」と説明。
また、他のスタジオが権利を買い取って制作する可能性は残されているものの、シュワルツェネッガーが今年70歳を迎えることを考えると現実的ではないと見られている。
「ターミネーターシリーズ」について
ターミネーターシリーズ
ターミネーターシリーズは、「2029年の近未来。反乱を起こした人工知能スカイネットが指揮する機械軍により絶滅の危機を迎えていた人類だが、抵抗軍指導者であるジョン・コナーの指揮下、反撃に転じた。脅威を感じたスカイネットは、ジョンが生まれてこないように未来から現代へ殺人アンドロイドを送り込む」ところから話が展開されていく。
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