キン肉マン 超人列伝 ウルフマンの巻
噛ませ犬だったウルフマン
ウルフマン(リキシマン)
作者・ゆでたまごはウルフマンを、他の超人と比べてあからさまに浮いてるため、ギャグに見えたら困るとの理由で、「7人の悪魔超人編」でアイドル超人として参戦させることにギリギリまで悩んだと語る。
彼の場合は、いかにしてやられるかが見せ場だと述べ、せめて死なせることで人気が出るようにしたという。
そのためスプリングマン戦での死亡を始めとして、新手の敵が登場するたびに最初の犠牲者となり、作中3度も命を落としている。
超人相撲で最強の横綱として名を馳せていた最中に、超人レスリング界に殴りこみしたウルフマン。
100万年に1人の大器といわれたが、キューブマン戦以外はろくな活躍も出来ず、準決勝のキン肉マン戦で相撲で敗退。
主人公相手とはいえ、横綱が相撲で負けるという噛ませ犬っぷりから彼の活躍(?)は始まった。
ウルフマンはなんと3回+1回も死んでいる。
スプリングマン戦では衝撃の死に方
黄金のマスク編
夢の超人タッグ編
ウルフマンの戦績
なんと公式戦において一度しか勝利を収めてないのだった。
【シングルマッチ戦績】
○ウルフマン×キューブマン●
●ウルフマン×キン肉マン○
●ウルフマン×テリーマン○
●ウルフマン×スプリングマン○
【タッグマッチ戦績】
ブロッケンJrと《モースト・デンジャラスコンビ》を結成し参戦
●モースト・デンジャラスコンビ×2000万パワーズ○(モンゴルマン / バッファローマン)
※乱入した殺人遊戯コンビ(スクリュー・キッド / ケンダマン)にやられ、結果として2000万パワーズの勝ちとなった。
今回描かれたウルフマンの引退式
怪我と体力の限界を迎えたウルフマン
ウルフマンの引退断髪式
かつての敵、キューブマンも髷にハサミを入れる。
しかし、ここでも悲劇が!
さらに突然の乱入者が登場。
引退したウルフマンだったが挑戦を受ける。
出た!必殺「合掌捻り」
ありがとう!ウルフマン
今までずっと噛ませ犬扱いだったウルフマン。
やれれっぷりがよくネタにもされました。
しかし、何度死んでも蘇り、仲間の為に強敵に立ち向かう雄姿は少年たちの心に大きな印象を残しました。
最後はモデルとなった千代の富士を連想させる「体力の限界」での引退。
寂しい結末ではありましたが、いつかきっとまた復活してくれるのではないでしょうか。