1988年公開作品

ランボーシリーズ第3作目。
今回は、アフガニスタンでソビエト連邦に捕らえられた恩師、トラウトマン大佐の救出劇です。
これでもか!と見せつけてくるランボーの見事な肉体。
銃やナイフや弓などの多彩な武器と、戦闘ヘリや戦車を用いたド派手な戦闘シーンなどは、相変わらず健在です。
現地での人との交流、特に子供との関わり合いなどで見せるランボーの心温まるシーンなど、アクションばかりではなく、見どころの一つとなっています。
あらすじ
ランボー3/怒りのアフガン | 映画を見るならイマジカBS
主役はもちろん シルベスター・スタローン

スターローンの代名詞と言えば、ロッキーとランボーですね。
筋肉モリモリのイイ男は、今回もやってくれちゃいます。
底なしの弾を打つ銃撃戦に爆発連続の戦闘シーン。
危険なスタントを自身で行ったり、さすが「ランボー」です。

トラウトマン大佐
ランボーの上官にして戦友で、父親的な存在。
今回は、アフガニスタンでソビエト軍に捕らえられてしまい、ランボーに救出されます。

ランボーの筋肉
ランボーと言ったら戦い。
そしてそれを支える肉体。
肉体なくして戦い無し!と言わんばかりの見事な筋肉を披露してくれます。
筋肉フェチにはたまらないでしょうねぇ。



ランボーの武器
今回のランボーの武器はすごいボリュームです。
10種類以上のライフル、数種類のマシンガンに機銃砲、バズーカにランチャーなどものすごい重火器類の登場で、マニア必見の武器の宝庫となっています。





格闘&戦闘シーン
ランボーでは当然のごとくスクリーンいっぱいに広がる戦闘シーン。今回も健在です。
冒頭の格闘シーンに始まり、ナイフに弓矢に銃に戦車に戦闘ヘリ。
何でもありの超ド派手な戦闘シーンなくしてランボーは語れないですよね。








大佐救出
トラウトマン大佐を無事救出し、そして脱出。
何万人ものソビエト軍相手に、ランボーは勝利を勝ち取るのでした。
ヒーローはどこまでいってもヒーローなのです。
だからランボーなのです。ランボーは死なない!!

子供との温かいふれあい
戦争で家族を失った子供がランボーになつき、ラストでは「行っちゃうの?行かないで」とランボーに気持ちを伝えます。
ヒューマンチックな寂しさもあり、温かくもあるランボーと子供のふれあい。
戦闘シーンばかりではないこの映画のいいところです。

エンディングテロップ

今となっては、何とも皮肉な一文になってしまいましたが、当時の誰もが「9.11」のようなテロ事件が起きるとは、予想だにしていなかったのでしょう。
13年という月日がすべてを変えてしまったようです。
2001.9.11 二度と繰り返してほしくない悲劇

この映画が製作されていた1980年代後半は、ソビエト軍によるアフガニスタン侵攻から10年近く経っていた時期で、収束に向かいつつはあるものの、まだ戦闘状態でした。
劇中に出てくるゲリラ部隊の「ムジャーヒディーン」は実在した反政府組織で、アメリカは武器供給などの援助をしていました。ウサマ・ビン・ラディンがいた組織です。
そして13年後、悲劇のテロ事件が起こったのでした。
ランボー3はバイオレンスシネマとして「最も暴力的な映画」の批評を受けたり、エンディングのテロップが13年後に話題になったりと、あまり良い印象を持たれませんでしたが、スタッフもキャストも何の意図もなく、ただただ最高の娯楽作品の制作に力を注いだだけではないしょうか。
「ランボー3 怒りのアフガン」ぜひ、本編をご覧ください。