日ペンの美子ちゃん
みなさん、「日ペンの美子ちゃん」をご存知でしょうか?
かつて、りぼんやマーガレットなど、色々な雑誌の巻末広告に掲載されていたペン習字の広告漫画「日ペンの美子ちゃん」。
これが「日ペンの美子ちゃん」です。
「知ってる!!懐かしい~♪」と思った人も多いのではないでしょうか。
そうです、あの【字が上手くなればモテる漫画】です(笑)
実はこの“美子ちゃん”が、5代に渡って活躍していたなんてご存知でしたか?
現在の“美子ちゃん”は5代目
実は“美子ちゃん”は、歌舞伎などの古典芸能と同じ襲名制だったんです。
つまり、市川海老蔵や中村勘九郎と同じ位置づけ。驚きですよね!?
では早速、歴代の“美子ちゃん”をご紹介しましょう♪
【初代】美子ちゃん
【2代目】美子ちゃん
【3代目】美子ちゃん
【4代目】美子ちゃん
【5代目】美子ちゃん
ただ、5代目を知ってる人は少ないと思います。
なぜなら、5代目は雑誌広告はなく主にWEBのみで活躍中だからです。
広告漫画としては1999年以降、各誌から撤退し、日ペンのイメージキャラクターとしてはひろかずみの描く“4代目美子ちゃん”が現役をつとめていました。
そして2006年、梅村ひろみ先生の“5代目美子ちゃん”が登場しました。
毎回ほぼ固定のフォーマット
毎回ほぼ固定のフォーマットで、横3×縦3コマの9コママンガ。
(まれに複数コマが連結になる場合もあります)
上段3コマで、何かしら事が起こって解決手段として美子ちゃんが日ペンを提示、中段では美子ちゃんとペットが日ペンの売りを披露し、下段でオチ、というのがおおよその流れです。
(美子ちゃん自身は報われない結末が多い)
初代美子ちゃん
9コマ目(最終コマ)
その結果・・・
2代目美子ちゃん
3代目美子ちゃん
4代目美子ちゃん
5代目美子ちゃん
あなたの知ってる“美子ちゃん”は何代目でしたか?
長年にわたって愛され続けている「日ペンの美子ちゃん」。
“美しい子=美子”というズバリ、ストレートなネーミングが広告としてウケた理由のひとつであるのかもしれませんね。