1990年代にブームになった「徳川埋蔵金シリーズ」が八年ぶり復活!!
1990年代に一大ムーブメントを巻き起こしたTBSの「徳川埋蔵金シリーズ」が、21日放送の「林修の歴史ミステリー 徳川家260年最大の謎 隠された財宝3000億円 徹底解明スペシャル(仮)」で8年ぶりに復活する。
「徳川埋蔵金シリーズ」は1990年6月、同局のバラエティー番組「ギミア・ぶれいく」内の企画としてスタート。当初は「超能力で宝探しをしよう」という発想で始まって、プロジェクトは次第に本格的なものへと発展した。
徳川埋蔵金シリーズでは、7度に渡り発掘を行うが発見することができず、2008年の放送でいったん幕を下ろした。視聴率は20%を超えるほど人気があった企画で、みつからないことを前提としながらも視聴者は期待を寄せていた。今回の特番でその番組が復活し、再び発掘調査が始動する。

TBSの「徳川埋蔵金シリーズ」が8年ぶりに復活!!
2016年版の埋蔵金発掘は、地中に電気を流すことで埋蔵物を探査する、ドローンで空撮して発掘ポイントの地形を確認するなど、かつては存在しなかった最新技術も導入。さらに地図らしき銅板を中国のナンバーワン風水師に解読してもらうというアプローチも図っている。また、発掘作業は現在も進行中で、初回放送時から関わる望月建設が今回も参加している。重機4台を使い、最終的に1万トンの土を掘り出す予定。
同番組でMCを務めるのは、タレントで予備校講師の林修氏。林氏はお金にまつわる時代背景や、そもそも埋蔵金があったのかどうかなど歴史的な側面から解説をする他、現場の発掘作業にも立ち会う予定。なお、「徳川埋蔵金シリーズ」で隊長として活躍していたコピーライターの糸井重里氏は、今回の番組には出演しない。
糸井氏は、発掘活動の記録をまとめた本『あるとしか言えない』を出版するなど「埋蔵金はある」と言い続けてきた。今回は、「視聴者として観戦させていただきます。」と自身のTwitterでコメントしている。
徳川埋蔵金は、現在の価値にすると200兆円と言われている。果たしてお宝は見つける事ができるのか、番組で明らかになる。

かつて、徳川埋蔵金発掘プロジェクトに参加していた糸井重里氏。
徳川埋蔵金シリーズ(2008年まで)とは

徳川埋蔵金シリーズは、江戸幕府が隠した宝である埋蔵金を見つけることを目的に穴を掘りすすめていく。
現地で長年埋蔵金を追い求めていた水野一族と協力し、バブル時代の豊富な資金力をバックにショベルカーなどを多数投入。費やした金額は、約3億5000万円といわれている巨大プロジェクトだった。
また、水野家の自宅一部を壊してまで作業が進められたが、人為的に作られたとみられる竪穴は発見されたものの、残念ながら埋蔵金を探し当てることはできなかった。
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