古きよき時代のアメリカのフロンティアスピリッツを根底に持つ誇り高き男、我らがジョン・メレンキャンプ。

古きよき時代のアメリカのフロンティアスピリッツを根底に持つ誇り高き男、我らがジョン・メレンキャンプ。

ジョン・メレンキャンプは、ジョニー・クーガー、ジョン・クーガー、ジョン・クーガー・メレンキャンプ、そして本名であるジョン・メレンキャンプと徐々に名前を本名に近づけてきていますが、それは本当の自分を取り戻すためにやらなければならなかったことであり、最高のフロンティアスピリッツを持つ男の闘いの歴史なのです。


Introduction

生誕:1951年10月7日
出身地:アメリカ

ジョン・メレンキャンプ

ジョン・メレンキャンプは、ブルース・スプリングスティーン、ブライアン・アダムス等と並ぶ、80年代を代表するシンガー・ソング・ライターです。

デビューに際し、当時のマネージャーによって、「アメリカのライオン」を意味するクーガーという芸名を与えられジョニー・クーガーとしてデビューしています。その後、ジョン・クーガー、1982年発表のアルバム「アメリカン・フール」の大ヒットを期に1983年よりジョン・クーガー・メレンキャンプと改名。更に1991年から本名のジョン・メレンキャンプを名乗っています。

John Cougar

ジョン・メレンキャンプは1970年代半ばに、デヴィッド・ボウイのマネージャーだったトニー・デフリーズに見出されてデビューします。当時は化粧をしてトラッシュというグラムロック・バンドをやっていたそうですが、現在のジョン・メレンキャンプからはとても想像できないですね。

早々にレコード会社を移籍していますが、ジョニー・クーガー時代はヒット曲に恵まれていません。

1979年リリース

【収録曲】
1. ア・リトル・ナイト・ダンシン
2. スモール・パラダイス
3. マイアミ
4. グレイト・ミッドウェスト
5. ドゥ・ユー・シンク・ザッツ・フェア
6. アイ・ニード・ア・ラヴァー
7. ウェルカム・トゥ・チャイナタウン
8. シュガー・マリー
9. プレイ・フォー・ミー
10. タクシー・ダンサー

ジョン・クーガー

1979年に発売された4枚目のアルバムですが、本作よりジョン・クーガー名義となります。
ジョニー・クーガー名義だった前作「バイオグラフィ」から「アイ・ニード・ア・ラヴァー」を収録しており、アメリカとオーストラリアでヒットしました。また、「タクシー・ダンサー」もリメイクして収録されています。

ジョン・クーガーの5枚目のアルバム「夜を見つめて」は1980年の発売です。このアルバムからは「夜が泣いている」と「恋のともしび」の2曲がヒットしたことで、本作もプラチナ・ディスクを獲得しています。
アルバムの目玉はやはり「夜が泣いている」でしょうね。いつ聴いても胸が熱くなる素晴らしい曲です。

1980年リリース

【収録曲】
1. 冷たい街の熱い夜
2. 夜が泣いている
3. ドント・ミスアンダースタンド・ミー
4. 恋のともしび
5. メイク・ミー・フィール
6. トゥ・M.G.
7. トゥナイト
8. クライ・ベイビー
9. ワイルド・エンジェル
10. ペパーミント・ツイスト
11. チープ・ショット

夜を見つめて

ジョン・クーガーを代表する初の全米1位となったヒット曲「ジャック&ダイアン」と「青春の傷あと」を収録した1982年発売のアルバム「アメリカン・フール 」です。

とても気持ちよく聴くことが出来るロック・アルバムで、ヘビーでルーズでジャムセッション的な演奏だけがアメリカンロックではないことを声高らかに歌っています。

それにしても「ジャック&ダイアン」は素晴らしいです。どこにでもいるような田舎の若いカップルの歌ですが、胸が熱くなります。
都会に憧れ生まれ故郷を出ていこうとする男と、都会には何もないと故郷に留まろうとする女の物語。日本でいえば「木綿のハンカチーフ」のような感じですね。

当然のようにアルバムも大ヒットしましたが、ジョン・クーガー名義では最後のアルバムとなりました。

1982年リリース

【収録曲】
1. 青春の傷あと
2. ジャック&ダイアン
3. ハンド・トゥ・ホ-ルド・オン・トゥ
4. デンジャー・リスト
5. キャン・ユー・テイク・イット
6. 心のときめき
7. チャイナ・ガール
8. クロース・イナフ
9. ウィーケスト・モーメンツ

アメリカン・フール

そして、もう一曲。どこかで聞いたことがあるようなギター・リフが軽快で印象的な「青春の傷あと」です。だからこそ大ヒットしたのでしょうね。

John Cougar Mellencamp

ジョン・クーガー・メレンキャンプと改名して初となる1983年に発売されたアルバム「天使か悪魔か」です。この時期は飛ぶ鳥を落とす勢いと言いますか、乗りに乗っておりシングル・カットされた「クランブリン・ダウン」(全米9位)、「ピンク・ハウス」(全米8位)同様にアルバムも大ヒットしました。
本作を代表作としているファン多数。

「1980年代の偉大な100枚」の32位にローリング・ストーン誌はこのアルバムを選出しています。

関連する投稿


【1982年の洋楽】なぜこんなことに・・・原題と違いすぎる不思議な邦題7選!

【1982年の洋楽】なぜこんなことに・・・原題と違いすぎる不思議な邦題7選!

洋楽の邦題というと、最近は原題をそのままカタカナにすることがほとんどですが、1980年代は日本語を使って新たな邦題を作るのが一種の慣例でした。中には、原題と違いすぎて不可解なものもあり、アーティストから苦情があったことも!? 今回は、約40年前の1982年の洋楽の中から、原題と異なる邦題7選をご紹介します。


『SCARECROW(スケアクロウ)』幻想的な和製メロディーを奏でるヴィジアル系ロックバンド!!

『SCARECROW(スケアクロウ)』幻想的な和製メロディーを奏でるヴィジアル系ロックバンド!!

ボーカルの切なく響き渡る歌声にバックサウンドの存在感が凄いバンドでした。出したアルバムは1枚でしたが、すべての曲において完成度が高く、最後までファンを魅了しました。


最新の投稿


熊本が「桃鉄」の舞台に!市電に乗ってサイコロ旅「リアル桃太郎電鉄」開催

熊本が「桃鉄」の舞台に!市電に乗ってサイコロ旅「リアル桃太郎電鉄」開催

国民的人気ゲーム「桃太郎電鉄」の世界を現実の街で体験できるイベント「リアル桃太郎電鉄~熊本市電編」が、2026年3月14日から5月31日まで熊本市で開催されます。路面電車を舞台にした史上最大規模のステージで、参加者はスマホアプリのサイコロを振りながら市内を周遊。クイズやミッションに挑戦し、歴史ある城下町・熊本の魅力を再発見する冒険の旅へ出発進行!


大滝詠一ナイアガラ50周年!幻のスタジオライブ映像が池袋で初公開

大滝詠一ナイアガラ50周年!幻のスタジオライブ映像が池袋で初公開

大滝詠一率いる「ナイアガラ・レーベル」の50周年を記念し、2026年3月27日(金)に池袋HUMAXシネマズで一夜限りのスペシャルイベントが開催されます。長年行方不明とされていた1976年のスタジオライブ映像『Fussa 45 Studio Live 1976』が奇跡の発掘を経て劇場初公開。YMO結成前の坂本龍一ら豪華メンバーが参加した伝説のセッションが、5.1chサラウンドで蘇ります。音楽評論家によるトークショーも行われる本イベントの詳細をお届けします。


伝説の“赤星”が帰ってくる!「湘南爆走族POP-UP」2026年追加巡回決定&ファン垂涎の「初代」新グッズが登場

伝説の“赤星”が帰ってくる!「湘南爆走族POP-UP」2026年追加巡回決定&ファン垂涎の「初代」新グッズが登場

1980年代、若者たちを熱狂の渦に巻き込んだ伝説のヤンキー漫画『湘南爆走族』。誕生から40年を超えた今もなお、その熱量は冷めることを知りません。昨年大盛況を博したポップアップイベント「走り屋たちの帰還祭 Since 1982-」が、ファンの熱い要望に応えて2026年2月より愛知・東京・神奈川での追加巡回を決定!さらに、今回の巡回に合わせて、現在連載中の『湘南爆走族 ファースト フラッグ』から「ミストグラフ」や「アクリルスタンド」などの新作グッズも投入されます。紫の道路を駆け抜けた青春が、再びあなたの街へ。イベントの詳細と注目の新商品情報を一挙にお届けします。


日本の漫画文化の原点を辿る。さいたま市立漫画会館で企画展「これが漫画!」が2月21日より開催

日本の漫画文化の原点を辿る。さいたま市立漫画会館で企画展「これが漫画!」が2月21日より開催

さいたま市立漫画会館にて、日本の漫画文化史の礎を築いた北沢楽天や、共に時代を盛り上げた岡本一平らの作品を紹介する企画展が開催される。新規収蔵された「世界旅行関連資料」やイギリスの貴重本『PUNCH』、高浜虚子と楽天の合作掛軸など、明治・大正・昭和を彩った貴重な資料が一堂に会する。入館は無料。


80年代アイドルが横浜に集結!芳本美代子・網浜直子・松本典子のユニット「ID85」ディナーショー開催

80年代アイドルが横浜に集結!芳本美代子・網浜直子・松本典子のユニット「ID85」ディナーショー開催

横浜の歴史あるホテルニューグランドにて、2026年4月18日(土)に一夜限りの特別なイベント「ID85 ディナーショー」が開催されます。1985年にデビューし、当時のアイドルシーンを彩った芳本美代子、網浜直子、松本典子の3名が結成したユニット「ID85(アイディー ハチゴー)」が登場。懐かしのヒットソングや当時の裏話が飛び出すトークと共に、ホテル自慢のコース料理を楽しめる、夢のようなひとときをご紹介します。