動乱の1968年、ポスト・ビートルズを虎視眈々と狙って異色に満ちたグループが結成される。イエスもその最大の一つ

動乱の1968年、ポスト・ビートルズを虎視眈々と狙って異色に満ちたグループが結成される。イエスもその最大の一つ

世界的な学生動乱期にあたる1968年は、ビートルズの晩年期にあたり、「ポスト・ビートルズ」を目指して、英国では非常に多くのバンドが独自のサウンドを創りだし競争をしていた。 イエスはメンバーの出入りも多く、アンダーソンを中心に置いたセッションバンドである色彩が強い。同業プログレのキング・クリムゾンが、オーナー=ロバート・フィリップをコアにしたバンドで、アルバムごとに、面子が入れ替わったのと同じように。


ウェイクマンの後任には、スイス人のパトリック・モラーツがキーボード担当に。モラーツは、フュージョン系の要素をもっており、アルバムの「リレイヤー」は、全英4位、全米5位にランキングされる。
一方バンドの混迷とは裏腹に、1973年のメロディーメーカーの人気投票では、前年の順位を逆転して、グループ部門では「イエス」、キーボード部門ではリック・ウェイクマンがトップに躍り出る。

リックウェイクマン復帰

究極

さて、モラーツのフュージョン路線と、メンバーの方向性に齟齬ができたこともあり、モラーツ自身は脱退。そこでワンポイントとしてウェイクマンが招聘され、アルバム「究極」をスイスで録音。全英1位に躍り出る。シングルカットされた「不思議なお話しを」はトップ10に入った。

イエス、第一回目の解散

オーナー=アンダーソンの脱退と解散

エイジア-詠時感^~時へのロマン

1979年にパリで行われたリハーサルでは、メンバー同士の音楽的対立もあって空中分解。そんな中、リーダーのアンダーソンが去り、加えてセッション万として参加していたウェイクマンも脱退。
急遽ボーカルにトレバ―・ホーンとキーボードにジャフ・タウンズを入れてアルバム「ドラマ」を録音リリースしたが、評判は今一つ。アメリカとヨーロッパでのツアー後、イエスは事実上の解散状態に陥る。
1980年から1983年の3年間は名実ともにイエスは解散状態であった。この間メンバーの成功をあげるとすれば、ギターのハウとキーボードのダウンズだろう。
ふたりは、ELPのカール・パーマーやキング・クリムゾンのジョン・ウェットンとともにスーパー・バンドの「エイジア」を結成し、ファースト・アルバムの「詠時感-時へのロマン」が世界で1500万以上売れ大々的なヒットとなった。

活動開始

イエス再結成

アルバム:90125/シングル:ロンリーハート

1983年リリースのアルバム「90125」からシングルカットされた「ロンリー・ハート」全米をはじめ各国で大ヒット。再結成のイエスは大成功となる。実は正式には再結成に向けての前であるが若干の紆余曲折があり、「シネマ」と「ドラマ」というアルバが録音が一部流動的なメンバーで実施されている。
このヒットから5年間、イエスはメンバーの変動はしていない。その訳は1987年のアルバム「ビッグ・ジェネレーター」の録音とリリースのみがこの間の活動であったからという。
なお、1988年には16年ぶりに来日公演を果している。因みに1987年から、元メンバーでドラムスのビル・ブラッフォードは、日本のジャズ・ギタリストである渡辺香津美と「スパイス・オブ・ライフ」など2枚のCDを録音している。

イエス分裂-オーナー=アンダーソンの分派発動

アンダーソンの裏イエス=スーパー・バンドは大成功

ABWH-閃光

1988年のツアーが終わった時点で、アンダーソンは自分のお気に入りバンド「ABWH]という黄金期のイエスと同じメンバーであうビルブラッフォード、スティーブ・ハウ、リック・ウェイクマンとのカルテットを結成する。原因は、当時のイエスのキーボード、ラビンとの確執があったという。
さてABWH,セッションのベースに、キングクリムゾンや渡辺香津美バンドでもおなじみに米人トニー・レビンやジェフ・バーリンを招聘したりした。アルバムは「閃光-ABWH」やライブ・アルバムがリリースされた。
アンダーソンの分派活動といえども、イエスの足跡に重要な地歩をあたえた。
ところで本元のイエスは、ギターのサポートであるビリー・シャーウッドの加入を得て、新しいプロジェクトを進行させ、4枚組大作の「Yesyears」とそこからのシングルを発表したのみであった。

イエスの本流サイドのLPでは4枚組となる大作

Yes-years

閑話休題

イエス再統合

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