平成VSゴジラシリーズに登場する怪獣とヒロインたち

平成VSゴジラシリーズに登場する怪獣とヒロインたち

平成VSゴジラシリーズに登場する怪獣とヒロインたちを振り返ります。平成ゴジラシリーズの原点となる『ゴジラ』(1984年)のヒロインを演じた「沢口靖子」さん、平成VSゴジラシリーズの全作品に出演する超能力少女・三枝未希役を演じた「小高恵美」さんほか。


平成ゴジラシリーズの原点となる『ゴジラ』(1984年) 本作は昭和期に公開された最後のゴジラ映画である。

『ゴジラ』は、1984年(昭和59年)12月15日に公開された日本映画で、ゴジラシリーズの第16作である。カラー、ビスタビジョンサイズ。上映時間は103分。観客動員数は320万人。配給収入は17億円(1985年邦画第2位)。ゴジラ誕生30周年記念映画でもある。

1984年、『メカゴジラの逆襲』以来9年ぶりに製作されたシリーズ第16作『ゴジラ』では、第1作を踏まえ、ゴジラ以外の怪獣は登場せず、再びゴジラは恐怖の対象として描かれた。

この作品においてゴジラは1954年に一度だけ日本を襲った怪獣とされ、第1作の直接の続編という形をとっており、第2作以後の作品すべてをリセットした。また第1作当時と異なり、ゴジラの設定サイズの50メートルより高い高層ビルが多くなっており、それらに合わせゴジラのサイズを80メートルに設定。後のシリーズ第18作『ゴジラvsキングギドラ』以降はサイズは100メートルとなった。

平成ゴジラシリーズの原点となる『ゴジラ』(1984年)

『ゴジラ』(1984年)

『ゴジラ』(1984年)のヒロイン:沢口靖子

1984年、第1回「東宝シンデレラ」でグランプリに選ばれ、芸能界入り。この年の映画『刑事物語3 潮騒の詩』で女優デビュー。このとき映画内の挿入歌「潮騒の詩」も歌い、歌手としてもデビューしている。

映画『ゴジラ』(1984年、東宝)で、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。

沢口靖子

奥村尚子:沢口靖子

奥村尚子:沢口靖子

奥村尚子:沢口靖子

平成VSゴジラシリーズの第1弾『ゴジラvsビオランテ』(1989年12月16日に公開)

『ゴジラvsビオランテ』(ゴジラたいビオランテ、または、ゴジラ ブイエス ビオランテ)は1989年12月16日に公開された日本映画で、「ゴジラシリーズ」の第17作である。観客動員数は200万人、配給収入は10億4000万円。

平成ゴジラシリーズの原点となる『ゴジラ』(1984年)の直接の続編。平成VSゴジラシリーズの第1弾でもある。登場怪獣はゴジラとビオランテ。

平成VSゴジラシリーズの第1弾『ゴジラvsビオランテ』(1989年12月16日に公開)

神が娘の細胞を融合させたバラの命を救うために組み込んだG細胞の影響によって急激な成長を遂げた怪獣ビオランテ

バラと沢口靖子の遺伝子とゴジラ細胞を掛け合わせて生まれたのがビオランテ

ビオランテ

S.H.モンスターアーツ「ビオランテ」 『ゴジラvsビオランテ』

原型
ビオランテ :品田冬樹
1989ゴジラ:大石透

製作者:DARTH EN

海洋堂 ビオランテ 開口&ジオラマ完成品

『ゴジラvsビオランテ』に主演する主な女優

沢口靖子に続く2代目東宝シンデレラガール・小高恵美。

本作は、以降のVSシリーズでメインキャラクターとなる超能力者・三枝未希の初登場作品でもある。演じる小高恵美は東宝シンデレラ第2回グランプリであり、第1回グランプリの沢口靖子演じる英理加が冒頭に死亡して彼女の場面へと移るくだりは、第1回から第2回への女優のバトンタッチを意識した演出となっている。

平成VSゴジラシリーズの全作品に出演する超能力少女・三枝未希(演:小高恵美)

三枝 未希
大河内明日香の勤める精神開発センターに所属する少女。三原山上空からゴジラの活動を感知したり、大阪湾でゴジラの動きを一時的に止めるなど、強い超能力を持つ。しかし、大阪湾でゴジラを止める際にかなりのエネルギーを使い果たして失神してしまう。終盤ではビオランテの出現を予測しその事を桐島たちに伝えた。

サブヒロインにあたるが、本作の後も続く『vsキングギドラ』から『vsデストロイア』までのVSシリーズのほか、『怪獣プラネットゴジラ』にも登場している。

大河内明日香:田中好子、三枝未希:小高恵美

大河内 明日香
精神開発センターの研究員で、桐島の恋人。政財界の重鎮・大河内誠剛を父にもつ。白神英理加は親友だった。父の財団のプロジェクトを巡って、桐島とは少々溝が開いてしまっていたが、次第に関係を取り戻していく。

愛車は三菱・パジェロで、桐島と兼用している。穏やかさと、ゴジラを足止めする危険な任務に挑む未希を見守るために、単身で関西国際空港建設基地に残留する勇敢な一面を併せ持つ女性である。

大河内明日香:田中好子

大河内明日香:田中好子

白神 英理加
白神博士の娘。明日香の友人。父の助手としてサラジア生物工学研究所に勤務していたが、バイオメジャーの爆破工作により死亡する。後に細胞がビオランテに組み込まれることになる。本作のラストは彼女のモノローグで締めくくられた。

白神英理加:沢口靖子(特別出演)

白神英理加:沢口靖子(特別出演)

1989年、映画 『愛と平成の色男』で女優デビュー。映画出演2作目が『ゴジラvsビオランテ』。

河井弘美:鈴木京香

河井弘美:鈴木京香

白神英理加:沢口靖子(特別出演)

『ゴジラvsキングギドラ』(1991年(平成3年)12月14日公開)

『ゴジラvsキングギドラ』(ゴジラたいキングギドラ、または、ゴジラ ブイエス キングギドラ)は1991年(平成3年)12月14日公開の日本の特撮映画。ゴジラシリーズの第18作、東宝創立60周年記念作品でもある。上映時間103分、カラー、ビスタビジョン(パナビジョン)。観客動員数は約270万人。配給収入の14億5000万円は1992年の邦画で第8位だった。

『ゴジラvsキングギドラ』(1991年(平成3年)12月14日公開)

ゴジラは本作で、前作の身長80メートルから100メートルに巨大化した。ゴジラとキングギドラの対決は、1972年公開のシリーズ第12作『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』以来19年ぶりで、1対1の対決はシリーズで本作のみである。

『ゴジラvsキングギドラ』(1991年(平成3年)12月14日公開)

平成VSゴジラシリーズのキングギドラ

北海道でゴジラに敗れてオホーツク海に沈み、212年間仮死状態で存命していたキングギドラを地球連邦機関が回収し、23世紀の技術で改造したサイボーグ怪獣。

胸部に小型タイムマシン・KIDSを改造したコックピット兼緊急脱出装置があり、エミー・カノー(演:中川安奈)が搭乗する。

メカ・キングギドラ

S.H.MonsterArts メカキングギドラ

S.H.MonsterArts メカキングギドラ

キングギドラの原点「ドラッド」 3匹のドラットが1体のキングギドラに変貌することになる。

『ゴジラvsキングギドラ』に主演する主な女優

メカキングギドラに乗り込んでゴジラに戦いを挑む

未来人のエミー・カノー:中川安奈

エミー・カノー:中川安奈

23世紀から来た未来人の説明によれば、未来の地球でブームとなっている愛玩動物とされているが、実際には23世紀のバイオテクノロジーと遺伝子操作が生んだ生物兵器で、特殊な笛の音波により飼い主を識別している。

劇中に登場した3匹のドラットは元々核エネルギーを吸収してキングギドラになるようにバイオプログラミングされており、ビキニ環礁のラゴス島に置き去りにされ、当地で行われた核実験のエネルギーによって、3匹のドラットが1体のキングギドラに変貌することになる。

エミー・カノー:中川安奈、3匹のトラット

平成VSゴジラシリーズの全作品に出演する超能力少女・三枝未希(演:小高恵美)

『ゴジラvsモスラ』(1992年(平成4年)12月12日公開) 観客動員数は平成ゴジラシリーズ中最多の420万人

『ゴジラvsモスラ』(ゴジラたいモスラ、または、ゴジラ ブイエス モスラ)は1992年に公開された日本映画で、「ゴジラシリーズ」の第19作である。1992年(平成4年)12月12日公開。キャッチコピーは「極彩色の大決戦」。

観客動員数は平成ゴジラシリーズ中最多の420万人、配給収入は22億2000万円を記録。正月興行の邦画としては、1973年(昭和48年)末公開の『日本沈没』が保持していた配収記録を19年ぶりに更新した。

『ゴジラvsモスラ』(1992年(平成4年)12月12日公開) 観客動員数は平成ゴジラシリーズ中最多の420万人

ゴジラ、モスラ、バトラ

モスラの亜種であり、地球生命が環境汚染などに対し造り出した怪獣。モスラと同様に地球の守護神というべき存在であるが、「守護」を目的とするモスラとは相反し、「破壊」を目的としている存在である。

コスモスによるとその名は「バトルモスラ」の略であるとされる。別名「戦闘破壊獣」、「黒いモスラ」。

バトラの成虫

海洋堂「バトラ幼虫」 発売:1993年 原型製作:菊川住吉

バンダイムービーモンスターシリーズ「モスラ、バトラ、ゴジラ」

『ゴジラvsモスラ』に主演する主な女優

手塚雅子:小林聡美

手塚雅子:小林聡美、三枝未希:小高恵美、手塚みどり:米澤史織

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